絵柄改造計画2日目とリリカちゃんの話

今日はリリカちゃん。

だいぶ不満の残る感じになっちゃった。
原因はたぶんイメージをきちんと作れなかったことなので、明日はもっとシルエットに時間を注ぎ込んでいくよ。
昨日のはたまたま会心の出来だっただけで、多分同じレベルのものが生まれることは今後しばらくないと思うので、見栄えはひとまず気にしないようにして行く！
シルエットだけきっちり作ろう。

今日は『生真面目探偵とビッチなスパイ』のメインヒロイン、リリカちゃんのお話。
リリカちゃんはたぬきと一番遠い場所にいる人で、たぬきはこういう人のことがまったく理解できなかったので、一度動かしてみたいなと思って産んだキャラクターです。
彼女の内面はギラギラしてて、闘争心にあふれてて、怒りと嫉妬を原動力に動いています。
そんな負のエネルギーで動いてる彼女ですが、なぜか周りの人を幸せな方向に連れて行くんですよね。
たぶん彼女が怒っているのは不幸そのものに対してで、人間に対しては深い愛を持っているからだと思います。

「欲望って、それ自体に善悪はないんですよね」
「センパイが失敗したのは、欲望とうまく付き合えなかったからです」

彼女は欲望を肯定します。
そして、彼女は自分自身を愛しています。
しかし、欲望をかなえるために誰かの心を傷つけるのは、自分自身の価値を傷つけることだと知っています。
だから、みんなが幸せになる方法で自分の欲望をかなえようとするんです。
彼女が動くのは全部自分のためなのですが、究極の利己主義は、結局利他主義になるんだなということを、たぬきは彼女から教えてもらいました。
強くて、かっこよくて、めちゃめちゃ好き！！！！

『エリンさんとぼく』では、まだギラギラの怒りと闘志を上手に包むことを知らなかった、子供のころの彼女が出てきます。
けれど、他人への深い愛も今と変わっていません。
そんな彼女の変わったところ、変わらないところ、いろいろと感じて楽しんでもらえたらうれしいな。
それと、ゲーム中の立ち絵では、素の笑顔と作った笑顔の使い分けにめちゃめちゃこだわったので、その辺にも注目してもらえたら！

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