ほぷほぷチーム 2024/03/07 20:00

Live2Dキャラクター③

今回は腕関係について色々書いていきます。
かなりVtuberモデルとは違うので
参考になれば幸いです。

腕について

実はうちのやり方として腕の回し方にはかなり特徴があります。


前回がこの腕の回し方だったのですが、今でもエロ表現としては
これが最適だと思っています。
このためモーションチェンジの時に
腕をぐるっと回してきてしまう動きが発生してしまいますが・・・

後は腕の伸び縮みとしなりで表現としては十分と考えてます。

珍しいところとしては
腕の描画順をパラメータで管理しています。


これによって腕を後ろに回したり手前に持ってきたりしています。
左右分けるのも忘れずに~

失敗してしまったな~って思っているのが
腕のパターンを増やしすぎてしまったところ


はっきり言ってこんなに必要ありませんでした。
メモリの無駄でした・・・

実はキャラの手はほとんど前作からの使いまわしなのですが
気が付かれた人はいてますでしょうか?
キャラの腕はよほど特徴がない限りは使いまわしてもばれないし
ばれてもそこまで違和感を感じないというのは知っておりました。
次回以降もこの路線は継続していくつもりです。

Live2Dで指を作るとなると、様々な人がかなり精密な動きをできるように
指を作り込んでいるのが見られますが
自分はエロに限っては費用対効果が合わないかな?と考えています。
まぁそのためフェラ表現が弱くなってしまったところがあります。
次回はもう少し動く腕を作りたいですね。



腕(指)は一応一つのパラメータで少し動くようにしています。
この「少し」が重要だったりします。

あ、そうそう
今回はこんな風に両腕先パターンも持たせてみました。

これだと両手を絡めた複雑な指を表現することができるのですが
なにせ会話中タッチがあるゲーム・・・
タッチされたときにずれてしまうのはもうご愛敬という事で。


さらに腕は伸ばし方によってこれだけパターンがあります。


これだけパターンがあるなら一本の腕のXYで
全部回せるように作ればいいかと思いますが
実際には無茶苦茶大変です・・・多分腕だけで二か月かかります。

これももっと絞り込む必要があったと思っています。
ここぞという部分で効果的に使えるように、また対応する服を厳選して
シナリオに合わせて必要と不要を分けて作ればもっとうまくできたと思います。
例えば脇舐めの時とかには腕上げ自体は有効なのですけどね。


腕の入れ込み

今回、腕の入れ込みというパラメータを作ってみました。


普通なら体のXに合わせて腕の優先順位を変えるところですが
これを独立させて操作できるようにしています。
パラメータをリアルタイムでいじらなければならないVTuberとは
根本思想が違う作り方です。

このパラメータがあれば、両腕をきゅっと前に寄せたり

左右どちらかに肩から体をひねる表現ができると思ったからです。

結果から言うと、「あと一つ足りない!!」になりました。

つまりもうちょっと間を刻んで変えたかったということです。
パラメータの関係上、ぱっと変わるようにしています。
シームレスとまではいかなくても、もう少し間を刻みたかった。


そしてできれば腕画像は同じものを使いたかったです。

難しいのですがたぶん正解はあります。
今回はそれを見つけられませんでしたが
次回以降は必ずちょうどいい塩梅を見つけ出します!!

と、遅くなりましたが
この腕の入れ込み・・・実際に使ってみどうだったかというと
正直そこまで大きな効果があったとは思えません。
でも腕の位置が変わるだけで、本来は正面だけ向いている
いわゆるVTuberモデルが一つ上の段階に到達している感じはあります。



もうちょいうまくできたのだろうな~

うまく使うにはそれに見合ったモーションを考える必要があります。
これはモーションコンテの話なのでLive2D技術の話とは少し違ってきますが
コンテは作れば作るほど正解が見えてくるものですから
これからも数をこなしていきたいです。

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