パータ 2020/05/03 19:06

卒業ソング

コロナ禍における学校教育の遅れから、9月始まりの議論が挙がっているようですね。

海外では9月入学・進級は多いそうです。
ハリー・ポッターもそういえば秋に新学期が始まっていましたね(笑)

この混乱に良い意味で乗じて、グローバルな基準に合わせられれば、まさに時代の節目と言える出来事となると思います。


そこで私がこの話題で一番に思いついたのが、「卒業ソング」です。
入学・進学の時期が変われば、当然卒業の時期も変わります。
卒業の季節は梅雨が明けた頃、海の日の前あたりになり、そのまま夏季休業となるのでしょうか?

卒業の季語

今まで卒業ソングといえば、よく「桜」が季語として用いられ、多くの名曲があります。
私も桜を見ると、どこか寂しい感情が蘇り切ない気持ちになるので、最近ではあまり卒業ソングを聞かないようにしています(笑)

しかしグローバルな基準になれば、「卒業」と「桜」は一切関係のないものとなります…。

もしこれが現実となったとき、ティーンエイジャーたちは卒業の時期に何を感じ、どんな歌を歌うのでしょう?

きっと既に卒業した私たちは絶対に作れない歌を歌うのだと思います。
そしてそれを私たちが体感することは残念ながら不可能です…。
そんな日が来ると想像した時、私はなんだかわくわくしてしまいました…!

新時代の卒業を経験する子供たちが成長し、その気持ちを歌にするまで、これから10〜15年ほどの時間がかかるでしょう。
逆に新時代が始まってから10年以内の卒業ソングは所詮、大人の想像から作られた産物でしかありません。


さくら

20年後の若者が例えば森山直太朗の「さくら」を聴いても、いまいち内容にピンとこないかもしれませんね…。

新世代と旧世代で、桜を見たときに感じる感情は異なる時代が来るかもしれません。

そんな時私は、「昔はこの時期が卒業シーズンでな〜、桜が咲くと思い出すよ〜(遠い目)」などと昔話を始める鬱陶しい年配になっているかも…(笑)


新時代の若者にとって、私たちの「桜」に相当するものは何になるのでしょうか…?
そしてそれは、私たちが桜を見たときの感情と同じものなのでしょうか…?

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