ぶるがり屋 2012/07/22 22:46

今週のへうげもの 感想 2012 7月第2週

関ヶ原の戦いも終わり、平和な時間が始まった。
今や織部好みが時代を席巻し、売れに売れる瀬戸屋の器。
そんな中、 ちょっとした揉め事が…

へうげもの(15) (モーニング KC)
著者:山田 芳裕
販売元:講談社
(2012-07-23)
販売元:Amazon.co.jp
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新章、そしておそらくは最終章の始まりです。

今回は新キャラの俵屋宗達と織田頼長かな?
宗達はほぼニートキャラですか(笑
本阿弥光悦からわざわざ指定される所を見ると、現時点でもほぼ最高レベルの腕でしょう。
頼長は以前出た長孝の弟ですが、こっちが嫡男なんですね。
織田家嫡男ですから大人物なのですが、それにしても傾奇者と来るとは。
長益の息子なら、不思議と納得です(笑
傾奇者と言えば、この時はもう花の慶次は壮年で米沢に隠居暮らしですね(笑
これからの時代を切り開こうとする若者二人にとって織部が絶対的な存在である事が、今の織部の勢いを感じさせます。

関ヶ原から大坂の陣まで14年。
考えてみれば、大きな時代の転換点です。
文化・軍略が「織田-豊臣」の直系から徳川へ。
室町から続く京都中心の政治から関東、江戸へ。
大きな流れがうねりはじける、華やかで 力強い時代だったのかなぁ。

この面白い時代と、そこを生きる古田織部の物語。
これからも楽しみです。

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