今週のアニメ感想 土曜分 20170729

僕のヒーローアカデミア 30話、ひなろじ 5話
感想ですよー。

僕のヒーローアカデミア

　一番大事なものを奪われても、友達の勇姿と言葉に自分を取り戻した飯田くん。
ボロボロの体を気合いで動かし周りを威圧し、限界を超えて主人公を助け出し気絶するステイン。
原作だと言ったことを出来ない無能な感じだったのに、アニメ補完で強く格好良かった(お茶目さはそのままの)エンデヴァー！
濃い回だった…！

　各々の生き様、ヒーローとしてのあり方や美学が、どんなに描写が少なくても。一人一人に見えるのが重いですよ。
その中でも、やはり夢で憧れの最愛の兄を奪われた飯田くんが、デクと轟くん、おそらくは敗北感を感じたライバル2人に立て続けにあるべきヒーロー像そのままに助けられた痛みを超えて、もう一度インゲニウムの名前を背負って立ち上がる姿。
『キン肉マン』のウォーズマン、『NARUTO』のリーやヒナタなど、仲間の最大の勇姿として描かれるシーンを、決して相容れないヴィランの立場でやりきり、同時に敵も仲間も新刊させたステインの気絶してなお挑む姿。
でも私は、一度間違っても打ちのめされても、憧れと友たちに殉じる、切ないほどに無私な飯田くんが好きで堪らないのです。
　飯田くん、デク、轟くん。
道を誤って失敗してきた彼ら3人が、補い合って守り合って、力を合わせて戦う姿、そして戦い終わって温かい言葉を掛け合う姿。
良かったなぁ。

　アニメオリジナルシーン、エンデヴァーが凄かった！
強く速く炎熱の使い方が多彩。
多人数のヒーローたちより明らかに強く、轟くんの個性の使い方が大雑把だとよく分かる活躍でした。
これなら逃げたヴィランが強力だったと理解できます。
特に熱でビルの壁を溶かして壁走りは目から鱗でした。

　予告がまた暑苦しいな！(笑
重く辛かった本編の空気を吹き飛ばすカラッカラな熱さですよ。
先代とオールマイトの会話も熱かったんだろうなぁ。

ひなろじ

　学園長が幼児化できること、副学園長とラブラブなの、もう公の秘密なのでは（笑
前作のクロエ・明日葉・縁も登場でニマニマ。
そしてお風呂！
ひなろじでお風呂シーンがあると実家のような安心感ですね！
アホ毛隠しは新境地でした（笑

　お祭り回かと思ったら、かなり話が進んだ気がします。
ライバルとして頭角を表す弥生委員長、
心を渡しすぎ、暴走の可能性を残したままのリオン、
同じ年頃の友達として心通わせ、それでもなお2人に敗北感を持つニーナ。
全く敵や悪い組織が出てこないので人が死ぬようなシリアスは無いようですが、夢を叶える女の子として、友情のドラマが待っていそうです。

　それはそれとして、一番好きな弥生委員長がかなり大事なキャラになってきたので嬉しかったり（笑