先々週のアニメ感想 水曜分 20190327
ケムリクサ 12話、revisions 12話 の感想ですよー。
両作、感動の最終回!
ケムリクサ 2巻(中巻) Blu-ray
小松未可子
movic co.,LTD.(PLC)(D)
2019-05-31
revisions リヴィジョンズ BD-BOX Blu-ray
エイベックス・ピクチャーズ
2019-06-28
ケムリクサ
赤い木も、元はりりの「わかばに無理をして欲しくない、自分と一緒にいて欲しい」の願いだと思うと、戦いの間も涙が出そうでした。
そんな優しさと寂しさが、ちょっとのわがままが、世界もわかばも傷つけて。
それでも、大好きな人のために、戦うわかばとりん。
その背中を押すりつ姉とりなズ、一緒に頑張るシロ。
三姉妹が出てからもう最高でした…
今までの全てが一つに…!
りんもでしたが、死んでしまった3人も本気出したら滅法強いな!
「上から来たらこう!」からもうテンション上がりまくりでした(笑
ラスト。
希望の水に、面と向かっての告白。
「好きだ」
かーっ!
これを最高と言わず何を最高と言うのか!
12.1話まで含むと本当、最の高ですな!
12.1話は、全員が救われるか否かは想像に任せる、視聴者の希望に委ねたのだと思います。
真わかばとりりが復活、再会するかも含めて。
気になっていた謎、わかばとりりの再会と記憶の葉の目的部分を消したのは誰か、も綺麗に解消。
唯一、「りんの中の記憶の葉を見るタイミング」が最後まで後回しにされたのが違和感。
いや流れからいって遅くなったのも変では無いのだけど。
わかばならもっと早くに求めて当然な気がするし、最後の最後になっちゃった必然性が弱く感じてしまいました。
というか、他の開示の順番や因果が完璧過ぎる。
これがガバガバな作品だったら気にならないのですが(笑
3ヶ月、面白い作品をありがとうございました!
今からたつき監督作品の次回作を見たくて仕方がありません。
あと超個人的には、もうちょっとおっぱいは上げて欲しいです(笑
revisions
「全時間に同時存在」が割と面倒でつい笑ってしまいました。
ニコラスが全て話してくれた事から考えると、ゲシュペストの時に大介を殺そうとしたのも慶作の本当の殺意ではあるけれど、ニコラスが増幅させたもので、きっと慶作が止めてくれてたのだろうなぁ…
子供たちも満足に騙せない大作が不器用で、可愛い。
最後に仲間たちに願うのは、「信じて欲しい」
当人たちには話せなかった、大介の本当の願いはこれだったのだと思うと、切なくて。
でも、きっとこれで大介は全て吹っ切れたのでしょう。
ニコラス=慶作を殺す時だけは当然苦しみましたが、ミロの子供慶作殺害を止め、作戦を指示し、自分で引き金を引き、死地へ進む。
ただ、あのままだったら満足してそのまま死んでしまうと感じました。
大介とは反対に、子供のように驚き、悩み惑い、そして自分で選んで大介に口づけをしたミロの姿とで、2人の確かな成長を感じて嬉しくなりました。
最後には、慶作の願いと大介をつなく3人の手!
大介は「皆を守る大介」に、ミロはその見届け人になったのですね。
慶作、本当に君は英雄だったよ……
多分本当の慶作の不運は、自分が欲しくても、辛くても、他人を一番大事にしちゃうからなんじゃないかな。
ニコラスも、この時代の大介だったのかと思うと嫌いになれないキャラです。
やってる事は悪いのだけど、感情任せ・運任せで穴だらけですし(笑
物語やキャラは純分魅力的でしたが、個性的で面白かったのは時間跳躍ができる世界だからこその複層的な時系列と、割と物理的に効果及ぼせる時空門ですね(笑
物語は一度終わりましたが、広がっただけで浅い部分、6人の再会と、もっと「見たい」がいっぱいです。
一年後に2期とかよろしく願いしたい!