鬼滅の刃 1話の感想

鬼滅の刃 1話の感想ですよー。

鬼滅の刃

　アニメ作品として、以前からwebラジオも聞き、高い前評判は聞いていましたが、その通りの素晴らしい出来でした。
運命の全てが残酷で、冷たくて。
その中で人の心だけが暖かく、熱い。
「分かるよ」が沁みる……。

　話を知っていると、最初の禰豆子を背負っての道行も、慎ましくも幸せな家族の描写が痛くてもうね！
お母さんが美しく優しくて、弟妹も可愛くて、いじましくて。
何より、皆が皆愛し合っていて。
…胸が痛い！

　時代描写が、不思議と原作より印象的でした。
今や珍しい時代がかった禰豆子の髪型が新鮮だったり、麓の町の電信柱に驚いたり。

　そして、惨劇。
色がつき、血の飛び散り方がリアルになって
これがあの愛に溢れた家族だったと思うと…

　そこからは怒涛でした。
救いの富岡さんさえ、まだ今の炭次郎には、"突きつけられた絶望"そのもので。

　寒ささえ感じるような美しい背景、早く重さを感じるアクション、見事なカット割り。
息がつまる緊張感たっぷりな、引き込まれる初回でした。
これは前評判通り、期待ですね！

　ラストは…OPかな？
スタッフロールの音楽やら夜や刃の表現にTYPEMOON味を感じちゃうのは仕方ないですな！
本当はTYPE MOON作品を多く出してるだけで、アニメ制作会社たるufotableの味なのですが（笑
　呼吸のエフェクトが生き物のような躍動感で楽しいー！
善逸や伊乃助もOPだけでなく、早く見たいよ！