麒麟がくる 9話の感想
麒麟がくる 9話の感想ですよー。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」オリジナル・サウンドトラック Vol.1
ジョン・グラム
2020/1/29
麒麟がくる
ついに物語の表舞台に登場、
織田信長。
恋心も、家も捨て。
人質として織田家に嫁いできた帰蝶と、織田信長は、ほわわ〜んと温かい夫婦になるのかなー
と思ったら、あれは…首桶!?
波の音が聞こえる、干しダコが大好きな。
大事な人が喜ぶ様を見たがる優しい、笑顔で殺す乱世の鬼子。
未来が面白くも怖い、麒麟児ですね…。
戦略とか後々のことを考える能力だけ欠けた、なんでも出来ちゃう子のようにも見えました。
織田家家中ではこの飛び抜けた子を、期待しつつも怖がっているのかな。
のちに明智光秀らが世の中を変えることを期待するのも、どちらも理解出来てしまいます。
「池の化け物を暴いてくる」も、織田信秀や領民を安心させたいが為の、松平広忠暗殺の言い換えだったのかと思うと。
好いてくれる竹千代=徳川家康の気持ちも考えず、帰蝶との寂しい子同士という感覚のズレも、後々が怖いですよ。
2人とも思うように愛し愛されなくて。
一緒に銃を撃つなんて、いかにもこの戦国の時代を終わらす2人、そしてこの物語らしいなぁ、とも思うのですが。
帰蝶がついついこぼしちゃった、十兵衛光秀への恋心も気づいてないと良いのですが、この信長は想像出来ないだけで、心の機微を感じ取るのは得意な気もします。
怖いぜ、信長!
菊丸は三河・松平家の忍びのようで。
そうなると豊臣秀吉説はほぼ無しかー。
服部半蔵はありえるのかな?
恋物語は前回でひと段落、と思ったら、序章でしたか(笑
これまた少女漫画やメロドラマのような、花弁とキラキラにあふれた恋の始まり!
出会い方も煕子さんの話し方や所作も一つ一つ、うん、
あれは恋しちゃいますね…
光秀ママンも光安おじ様も苦労して意気消沈してて微笑ましい(笑
特に光安おじ様、この時代にあるまじき権力欲無し責任感MAXの良いおじ様なのに…
おべんちゃらで口煩くて煙たがられてるけど…
まぁ光秀自身が、今回も、この期に及んで、自分の恋心に気づいていないですからね…
鈍すぎるよ、光秀!
でも天然タラシなんだよなぁ!(笑
十兵衛光秀の「お嫁に来い」はその片鱗だったのか、おじ様に依頼されての妻木家の仕込みだったのか。
…煕子さんも天然タラシみたいですし、全部かな?