ぶるがり屋 2020/03/22 17:00

映像研には手を出すな! 10話の感想

映像研には手を出すな! 10話の感想ですよー。


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伊藤沙莉
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2020-06-24

映像研には手を出すな!

 金森氏の評価は本当に客観的で正確で怖いなー…
血反吐を吐かせるのもそこそこ本気っぽいのが怖い(笑
ちゃんと確認とるのが素晴らしいけど、反対するにも本気でないといけないのですよね。
厳しい!

 ともあれ、浅草氏は注意力散漫、発想のクロマティックドラゴンなので、今回くらい執拗に締め上げないと締め切りに間に合いませんね(笑
「探検したい!」が浅草氏の欲望の発起点である以上、この散漫さは仕方ないですが。
今回も結局シナリオまとまってないですし(笑

 宮崎駿監督『AKIRA』『ルパン三世カリオストロの城』三船敏郎と、パロが印象的でした。
他にもマニアだけわかるパロが潜んでいるかも…?

 前回で仕事でお金を稼ぐことの大事さに触れましたが、今回はお金を稼がないことの意味も描かれて。
金森氏は怒っていましたが、またその怒りは正しいとも考えますが、「お金が絡まないからできることもある」「金が汚いものだと忌避感を感じるものが多い」、そして「お金が絡む仕事は学校で責任を負えるレベルを超える」のもまた、事実なのですよね。

 でもだからこそ、教師の立場として、会議を線引きして命令で終えるのではなく、以後の相談も受け付けるようにして欲しかったです。
 あ、でもそこら辺は顧問の責任仕事なのかな?

 生徒会長ちゃんが可愛くて困る。
チョロい!
抜けてて真面目で、素直で良い子だなぁ。
書記ちゃんも「良い子ちゃん」出来ないタイプのようですし、上手くいけば割と良いコンビなのでは。

 浅草氏・水崎氏・百目鬼氏の職人・クリエイター系3人をよそに、言葉を交わす金森氏と書記ちゃん。
今回の肝はこの2人の接触、知り合うことなように感じます。
 作ることしかできない3人と、それを作品という形にまとめさせ、金にできる金森氏。
それでも彼女らはまだ学生で、自分たちで精一杯の利己的な4人でしかなくて。
その学生を守り縛る生徒会。書記ちゃんが彼女らの魅力と考え方を知り、どうやってこの物語が広がっていくのか。
ワクアクしています。
 
 細かいところだと、水崎氏の「オープンセサミ!」が耳に残りました。
今まで何があってもずっと笑顔で、「よっこいしょういち」など古い言葉を使っているなぁ、と思っていましたが、「楽しい、ワクワクする」「こと、動き、音」が好きなのかなー、と思ったり。
 その「好きなこと」を追求しちゃう生き方は周りから浮いてしまうものですが、思いっきり追求できるこの映像研という場所、そして作品にまで昇華させる金森氏との出会いは、素晴らしい転機だったのだなぁ。

 4人の姿勢はいつもの通り、今回は私服や自転車からもキャラが見えてニンマリ。
浅草氏は探検家! 水森氏は動きやすさ重視のスポーティ、百目鬼氏は汚れても構わないレベルで適当に、金森氏は格好良い&機能性と、さらに一番ファッションに気をつけている感じがします。
…ここまで書いといてなんですが、女性のファッションを読み解くには私は知識不足ですね(笑
読み違えてたらすみません。

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