乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 7話の感想
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 7話
「危険なダンジョンに入ってしまった…」の感想です。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」 Blu-ray vol.2
監督: 井上圭介
販売元: キングレコード
発売日 2020/06/24
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
礼服軍服…イイネ!
夏休みが終わっての進級テスト&不穏フラグ回。
今までの爽快な視聴後感が物足りないのも事実ですが、物語の新しい側面を見せてくれて、より期待が持てました。
今まで虜にしてきた幼馴染な貴族たち&天才で努力家の主人公たちに囲まれて愛されてきましたが、彼らは国トップクラスの実力揃いで、その中ではカタリナ本人は学力も魔力も体力も劣る、と言うのがよく分かる話でした。
さらにはトラブルメーカーで。
ボタンやらちょっとデザインが違う壁石やら、「あ、カタリナなら押すな」と思えるポンコツ具合、そんな欠点さえ可愛い素直な優しさがカタリナだなぁ。
転生前も含めて、「変で周りについていけない自分が愛されると思えない」ことがなんとなく納得出来てしまうのも含めて。
「誰もが惹かれてしまう、ゲームや漫画の中のキャラクターたち」に、その実力を日常的に見続ける日々の中で、自分が一番愛されていると思うのは、ちょっと難しい…ですよね。
今回カタリナを見失っても誰も誰かを避難せず、性格も良いですし。
それでも卑下せずマイウェイを突き進み、だからこそ他人の長所をいつものように感動して褒め上げるのが、カタリナらしい魅力なのですが。
その魅力に無自覚なのが、良いことなのかダメなのか(笑
そして、カタリナとソフィアの世界を超える友情。
2人とも「普通の空気」に生きるのが苦手な、でも普通の女の子で。
お互い1人同士の、一番大事な友達同士で。
でも、それは突然失われてしまって。
転生ものでは珍しい、残された友人視点はやっぱり辛いなぁ。
自分が勧め楽しんでくれたものが友人の死の理由の一端だと、知らないでくれと願ってしまいました。
あの後あっちゃんは、どんな人生を歩んで、何歳ぐらいで亡くなったのかな…
死に別れても、生まれ変わって、また一緒に生きて友達になって。
今度はお婆ちゃんになるまでずっと一緒に、同じ趣味の語らいを続けて欲しいです。
アランとメアリのフラグが進んでニマニマ。
カタリナLOVEはそのままでも、不器用なツンツンカップルとして結ばれて欲しい…
カタリナを僻んでたのは、アラン王子の演奏会で怒ってたレディたちかな?
黒い影と、これからの不穏なフラグが出てきました。
助けた風使いはシリウス会長だと予想。
ゲームで有ったフラグに関係なく死亡フラグも有りそうですし、転生してもゲーム世界でも楽させてくれないなぁ(笑
ふと、あっちゃんの転生前記憶が蘇ったら。
2人の友情がより強くなるのは見たいですが置いといて、ゲームフラグ、攻略情報がかなり入手出来そうですね。
そんな展開になるのかなー?