フルーツバスケット 2期22話の感想
フルーツバスケット 2nd season 22話(計47話)
「俺は、嫌なんだ!」 の感想です。
フルーツバスケット 2nd season Vol.3 BD Blu-ray
井端義秀 (監督), 石見舞菜香 (出演), 島崎信長 (出演), 内田雄馬 (出演)
エイベックス・ピクチャーズ
2020/9/25
フルーツバスケット
全キャラ出て、物語が終盤にさしかかってきたからこそ、
OPが沁みる〜。
家に帰れない子供たちの、一休みできる箱庭で。
心と体を休んで、家族になる人を見つけて、巣立って、家庭を作るまでの物語。
そんな風に感じます。
由希の告白、その続きと、由希が紡いだ新しい絆。
個人的には透が夾に恋してなければ、夾も透を恋してなければ、それでも透と結ばれようとしたとは思いますが。
由希は… 誇り高くて、恋する対象に、一人の人間を見る、それが正しいと思う人間なのですね。
ここで恋を自分で終えて。
新しい、自分で結んだ絆、友達を得て。
由希は紫暮の家=暖かい箱庭を出るまでの道筋、生き方の方向性や友達を自分で手に入れて。
成長物語としてはひと段落なのでしょう。
今度のスポットライトは、ある意味一番幼いままの、
夾の成長。
つい忘れがちですが、十二支+αなので、劇一つをとっても異性と抱き合いかねない危険性いっぱいなのですよね。
劇も、学生生活も、大好きな透くんにも向き合えない夾。
確かに子供でねじれてて卑怯ではあるのですが…
今までの祝福も愛も願いも、全部が呪いになっちゃってるからなぁ…
ただ今回だけ見てると、夾の一番の問題は、自分の魅力、特に性的魅力を全く分かってないことですね(笑
目の前の一番好きな女の子はそこら辺免疫ないのですよ!
透くんはドキドキでいっぱいなのですよ!
夾はもうちょっと気をつけて!(笑
(以下ネタバレ注意!)
連載時では由希はこんなこと言ってるのに自分に依存する真知を伴侶に決めたような気がしてましたが、ただただ最初からずっと、由希も真知も、真知を由希を一人の人間として見てるのですよね。
きっと、これが何より大事なのでしょう。
真知が由希にベタ惚れになるのは、単純に由希の本気の王子様ムーブの破壊力かな(笑
顔が良い×格好良い×お前だけが好き だものなぁ。
夾じゃないけど、やっぱり由希はズルいと思います(笑
(ネタバレ終了)