「ご注文はうさぎですか? BLOOM」
ごちうさ三期ですね。
二期目から結構間が空いたはずなんですけど、なんか久しぶりって感じしないですね。
なんででしょうね。
相変わらず、ごちうさはごちうさだなって(笑)。
微妙に時間軸進んでたりするんで、この後どうなるんだろうみたいのもあったりしますが。
今期、見ててあらためて不思議だなあって思ったのは、ごちうさって、典型的な、「関係性の履歴」タイプの作品じゃないですか。
いわば、昔の少女漫画と同じスタイルの。
なのにこう、男性ファンが多い印象ですよね。
探せばいくらでもいるんでしょうけど、あんまごちうさの女性ファンって見掛けないですよね。
比率として、明らかに男性ファンの方が多い作品だなと。
そこが不思議なんです。
「関係性の履歴」の反対、「事件の羅列」タイプの作品だったら、概ね男性ファンってのもまあ、頷けるんですよ。
ごちうさは、徹底して関係性の履歴タイプの作品じゃないですか。
事件らしい事件は基本的に起きず、イベントとかあっても季節性に関わるものが大半で、いわば受け身の参加なわけで。
昨今では、あんま男性向け女性向けって垣根はなくて、それらが作品性のみならずファンそうでも、混ざり合ったりシャッフルされたりってのはあるにせよ、こういった形でファン層に偏りが出るってのは、ちと珍しい。
きらら系作品だってのもそれに一役買ってると思いますが、この辺不思議だなって。
なんでこれをきららでやろうと思ったのかがそもそも不思議なんですが、それがまた当たったってのも。
実際面白いから当たったってのは真理としてあるわけですが、考えれば考える程、奇妙な感じがするんですよね。
なんとなくこう、スパイスの効いたゆるふわコメディ、みたいにして捉えちゃうと、どうして当たったんだみたいの考えるにつけ、混乱してきますよね。
僕は当たった作品見る時は、どうしてこれがウケたのかってのを常に考えながら見るんですけど、考えれば考える程、わからなくなってくるという。
あ、この三期については、シャロの出番が多くて良かったです、以上(笑)。
でもホント、不思議ですよ。
僕はごちうさ好きで、ここまで三期分のアニメを見たり珍しくグッズも買ってたりするんですが、この作品の魅力、個人的にどこが好きって話じゃなくて、どうして当たったかの部分ですよね、それについてはいまだにわかってないなあって。
つまるところ、この作品の本質については、今後も考えていきたいなあって、あらためて思った次第なのです。
ちょっと間を置いたらきっと四期目があると思うので、そちらに期待しましょう!