「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」
・アニメ公式
もうちょい歴史モノっぽい感じを期待してたんですけど、これはこれでいいかなと。
一話目から、「ちょっと時代考証間違えてない?」とか思う描写もあったりしたんですけど、よく考えたら錬金術とかが魔法として出てくる作品なんで、細かいとこ突っ込むのも野暮な話だろうと(笑)。
これ、ここで何度か書いてますけど、たまに見たくなるライトな作品って意味では、結構好きな作品でした。
こういうのも必要なんです。
一応、ある程度は史実に則ってたりするんですけど、まあおっぱいおっぱいですよ。
キャラデザもいいですよね。
すごくこう、健康的にほどほどエロい、みたいな絵柄で。
好きですね。
これ、原作だと神話的なものの話があるんでしたっけ?
毎話のエンディングでその辺描いてたみたいなんですけど、「おお、毎回歌の歌詞とか違うんだ!」みたい方に気を取られちゃってたもので、内容まではちゃんと把握してなくて。
なのでラストの方で魔王みたいのが出てきた時に、なんかえらく唐突な感じがしたというか。
百年戦争じゃなかったん?みたいな。
でもこれちゃんと原作読んでたり、エンディングの歌の内容を把握してたら、そんな唐突な感じはしなかったのかもですね。
でもこう、史実に沿う必要はないとはいえ、登場人物の並びから見ても、もうちょい「歴史のif」みたいな感じでもよかったんじゃないかって気がします。
女体化とかはいいんです。
ラノベってのと、レーベルの客層が求めてるニーズとの兼ね合いもあるでしょうし。
ただ、百年戦争自体、結構ドラマティックだったりするんですよ。
登場人物名とかが同じなら、史実の面白さとか、そういうのをもうちょい出してくれてもよかったかなーと。
そうじゃないなら、もう思い切ってあちこち改変してくれてもいいかなって思いますし。
この辺の兼ね合いに関しては、このアニメ版に関しては、ちょっとバランス悪いかなと感じました。
つってもですね、この作品はこれでいいんだと思います。
このジャンルとしては、すごく真っ当な作り方してると思いますし。
変な話、女の子がかわいいってだけの作品でもいいんですよ。
下手に話を前面に押し出すことで、何を見せたいのか曖昧になってしまうよりかは、どっちかに振り切った方がいいと。
その点、この作品は女の子かわいかったんで、これはひとつの正解だと思いました。