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2020年 12月の記事 (20)

尾上屋台 2020/12/31 07:35

「NOBLESSE」

・アニメ公式

 後半は、良かったんじゃないかと思います。
 ただ、この作品に関しては、ちょっとな、という部分の方が・・・。

 僕は学園モノに、ちょっと厳しいんですよ(笑)。
 ていうかまあ、それが嫌いってわけじゃなく、なんで学園モノにしたのかってのは、知りたいタチなもので。

 で、結論から言うと、あんま学園モノにする意味ないんじゃないかって。
 要は、物語としての必要性よりか、媒体の年齢層とか、そういう事情から学園モノにしてるんじゃないの、みたいな。
 端的に言って、物語として学園モノでやる必要が、どこにあったんだっていう。
 逆に、それは主人公や吸血鬼、改造人間(?)の設定からすると、足手まといになってないかって。

 こういった、なんかこう、とりあえずイケメンを見せたい(かわいい女の子でも同じく)、そういう作品って、シチュエーションそれなりに重要だと思うんですよ。
 この辺曖昧だったり、メタ的な要求に応える感じで作っちゃうと、見せ場じゃない部分、そこに至るまでの過程に、なんともいえない虚無感が漂うというか(笑)。

 それだけに、終盤、ライジェルたちがルケドニアに向かってからは、物語としてちゃんとスイングしてたなあと。
 最初からこっちの方を詰めた方が良かったように感じました。

 もう一個難点があるとすれば、戦闘描写に素人間が溢れてるとこでしょうか。
 ぶわわーっとオーラみたいの出して、それの力比べみたいなのって、なんかこう、戦ってる感じがしないじゃないですか(笑)。
 アクションになってないというか。
 ただこれに関しては、やられた方が結構痛そうにすることで、なんとか破綻せずに済んだかなという部分があります。

 この作品に関しては基本、イケメンがずらずらと現れるってだけで、解を掴んでる感じがするんですよね。
 女の子のものでも、とれあえず可愛い子がいっぱいいるってだけで、成立してる作品たくさんあるじゃないですか。
 今期で言えば、それで成功してるのはアサルトリリィだったりするわけで。

 ただこのイケメンに、まあ主人公は別としても、変な序列作らない方が良かったとは思いますね。
 せっかくタオとかタキオとか仲間になっても、噛ませ犬感すごいじゃないですか。
 ラスト一話前とか、やっぱこの面子に勝たせないと駄目だと思いますよ。
 結局、主人公やフランケンシュタインの引き立て役だなってことになると、彼らのファンに対して、失礼な感じもしますし。
 せっかく仲間になったんだしさ、みたいな。

 まあ、ツッコミどころの方が多い作品ではありましたが、これがアニメ化までいくんだなって部分は、ある意味勉強になりました。
 僕の見方だと評価できる部分はあんまないかなと思いつつも、やっぱファンが多くいて、それでアニメ化まで漕ぎ着けてるわけですから。
 これ逆に、原作ファンの人から話聞きたいですよね。
 良さよりも粗が目立って見えたってのは多分、この作品の魅力を、僕がイマイチ理解できてないんだってことで、そこは僕の落ち度だと思うんで。

 ともあれ、色々と考えさせられる作品ではありましたよ。

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尾上屋台 2020/12/31 07:10

「禍つヴァールハイト ZUERST」

・アニメ公式

 スマホゲームのアニメ化、ではあるんですが、原作の二十年前を描いてるって部分で、他とは違う特色出してるなあと。

 ちなみに、僕は原作やってないんで、それとの比較や考察はできないんですけど。
 ええと、かくして原作の物語に続く、と、そういうことですよね?

 何気に、特徴ある作品なんですよね。

 世界観は、中世でもなくルネサンスでもなく、さらに産業革命よりもちょっと進んだ、近代くらいの感じで。
 車出てきますもんね。
 銃は禁制品なんで、出て来るけど、誰もが持てる感じじゃなく。
 で、こういう世界観なのに、魔法も普通にあったりして。

 物語も、まあ原作に繋げるってのがまずあったんでしょうけど、王道的な展開じゃなく、サスペンス調の、展開を読ませない感じで。

 僕としては嫌いな展開じゃなかったんですけど、ああ、これ原作やってたら、世界観の掘り下げというか、そういった部分でより楽しめたんじゃないかと。
 もちろん、ここから原作に誘導する目的もかなりあったと思うんですけど、逆のパターンの方が楽しめたかなって思いました。

 というのも、僕はゲームとか特にそうですけど、原作先にプレイしてるものって、大体原作の方が面白いなって感じるんですよ。
 話の焼き直しというかアニメ版って、元がアニメの尺用に作られてないんで、どうしても端折ったり引き延ばしたりする部分が出てきて、原作の構成を活かせてないな、でもアニメだとこれが正解なんだろうな、みたいなモヤモヤ感があって。
 今作は、その原作の焼き直しではないわけで、きっと原作やってた方が、その前日譚として結構楽しめたんじゃないかって。

 んな感じで、それなりに楽しめたなあと思いつつも、ちょっともったいない接し方をしてしまったかなあと。
 いや、楽しめたならそれでいいじゃん、とも思ってますよ(笑)。

 総じて硬派な作りで、良い作品だったなと思いました!

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尾上屋台 2020/12/29 08:45

2021冬アニメ、何見るか決めてみたよ

 年末だな!(今更)
 というわけで、来期アニメ、何見るか決めてみたよ。

 新規として、
「ウマ娘 プリティダービー Season2」
「オルタンシア・サーガ」
「約束のネバーランド」第二期
「バック・アロウ」
「WIXOSS DIVA(A)LIVE」
「はたらく細胞」第二期
「はたらく細胞 ブラック」
「Levius」
「EX-ARM」
「Dr.STONE」第二期
「魔術師オーフェンはぐれ旅 キムラック編」
「文豪ストレイドッグス わん!」

 に加えて、今期から引き続き、
「ひぐらしのなく頃に 業」
「キングスレイド」
「進撃の巨人」
 と。

 15本。
 多いですな!(汗)

 今期もたくさん見てて、まあ次はちょっと減らそうかなと思いつつ、見てた作品の続編がかなりありましてね。
 新規四本加えただけで、この数ですわ。
 いや、正直これは続編見なくてもいいかなってのもあったりするんですが、まあ前回ピリッとしなかったのが、今回いきなり面白くなったりするのもあるかもですからね。
 続いてる以上、見なくちゃなって。
 無論、ほとんどは続編期待してたものなので、楽しみですよ!

 ともあれ、来期もアニメ、楽しんでいきましょう!

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尾上屋台 2020/12/29 08:17

「おちこぼれフルーツタルト」

・アニメ公式

 これもまた、アンダードッグ的な(笑)。

 その視点で言うと、十二分にその悲壮感を出しつつも、それを上手い具合に笑いに転換してて、これは面白いなって。

 で、こんなかわいい子たちがなんでそんなポジションにいるかみたいのも、この一人一人の残念さというか(笑)、そういった部分で表現できてて、説得力あるというか。

 原作、「ハナヤマタ」の人なんですね。
 あ、こういう笑える話も描けるんだって、ちょっとびっくりです。

 キャラデザ、良かったですね。
 原作の絵柄も好きですが、このアニメのキャラデザが実にいい。
 変な話、好みの絵柄来ると、それだけで見たくなるってのは、確実にありますよね。
 端的に、画面見ていたくなりますから(笑)。

 あと地元、という程ではないんですが、東小金井、結構近所なんですよ。
 周辺でコラボ、ノベルティ配ってたりしたみたいなんで、このご時世じゃなかったら、行きたかったですねえ。
 自転車ですぐですから。
 あれ、今公式サイト見たら、一月までコラボやってるみたいですねえ(うずうず)。

 あと地元の人、東小金井のこと、ひがこって言うんすかね。
 こういったあだ名、略称的なものも含めて、地図上の名前と地元の人の呼び方、発音違いみたいのは、結構ありますよね。
 僕の地元の駅も、表記上はこう書いてあるけど、地元の人間はこう発音する、みたいのありますもん(笑)。
 なので「ひがこ」が妙に耳についたってのはありますね。

 ひがこだけじゃなく、妙に地元感あったのも、良いかと。
 ぶっちゃけ、近所の僕ですら、小金井で思いつくとこって小金井公園くらいしかないんですが(笑)、地方都市、ないしは観光地のご当地感じゃなくて、なんかこう、あんま何もないようなとこのご当地感ってのも、新鮮で良かったです。
 いやこれ、沿線の町ですから、人口はそれなりに多いんですよ。
 僕の地元もそうですけど、ただ、何かある町かっていうと、んーっていう(笑)。
 この、んーっていう感じ、結構表現できてるなあって思いました。
 要は、東京の、何もないとこっていうか(汗)。

 まあひがこはこの辺で置いといて(笑)、ハナヤマタの時にも思ったんですけど、物語力というか、ひとつひとつの話は肩肘張らずに見れるのに、全体としてはちゃんとした物語になってるっていう構成力、さすがだなと思いました。
 僕は肩肘張らせる、手に汗握ると、逆にそうじゃない部分の起伏で物語作ってくタイプなんで、一見して緩急を感じさせないにも関わらず、全体として物語になってるってのは、すごいことだなって。
 かつ、謳って踊るみたいなハイライトもあって、見せてくれるなあって。

 つなみに、どのキャラも好きだったとはいえ、はゆが一番の好みでした。
 かわいいっすよね(笑)。
 安いパンツ履いてるとことか、すごくいい(笑)。
 どの娘も残念なとこ持ってるわけですが、その残念さが一番良かったかなって。
 キャラはどれも個性的なんで、どの子が一番みたいのは、結構割れるんじゃないかなって思いました。

 ハナヤマタの続きもアニメ化されなかったんで期待してよいのかどうかわかりませんが、続き、みたいですねえ。
 ともあれ、完成度の高い、良作だったと思います!

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尾上屋台 2020/12/29 07:39

「まえせつ!」

・アニメ公式

 お笑いコンビが頂点(?)目指して、というお話ですね。
 まあ基本、アンダードッグの話が好きだってのはあります。
 自分がそうですからね(笑)。

 ちょっと気になったのが、あんま漫才のパートが面白くないってとこ(汗)。
 でもこれ、他の人はどうなんでしょうね。
 僕自体、あんま日本のお笑いで笑うことないみたいのがあるんで、ハードル高めだったかもです。

 日本のお笑いって、笑わせるより笑われるが多いでしょ?
 あれが、どうも苦手みたいのがあって、というか、僕のお笑い論はこの際どうでもいいとして(笑)。
 ある意味、典型的な漫才みたいな部分で、多少入りづらかったですが、これはもう好みの問題なんでしょうねえ。
 ちなみに、吉本でも新喜劇は結構好きで、たまに見ちゃったりはするんですよ。

 あと、主人公はとこなつってことでいいんですかね。
 まふゆがちょっと、鈍いとこがあるのが、これも多少入りづらさを感じたり。
 R凸の二人の方が、物語としては主人公感あるんじゃないか、みたいな。
 実際、なゆたが絡んだ話の方が、物語として展開してましたしね。

 ただ、物語全体としては、面白かったと思います。
 アンダードッグの悲壮感見たいのは、ある程度抑えたんだろうなあみたいな狙いもわかりましたし。
 まあ、僕の好みとしてはそっちを前面に押し出して欲しかったなあみたいのはあるんですが。
 ああ、こうやってお笑いの人たちも、日々精進してるんだなって。

 ともあれ、お笑いしかり絵しかり、芸事で食ってくのは大変ですよ(笑)。
 僕なんかも、よくこの歳まで続けてられたなって思いますし(汗)。
 その意味で、ここにいるキャラたちには、頑張って欲しいなって、ホントに思いましたよ!

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