ParticularStation 2020/06/21 09:01

ユキノBF(約15,000字)+未完成雑漫画


マンガ版の途中経過報告と小説公開。くっそ雑いけど作ってますよ宣伝。
騙されて睡眠拉致されたユキノが術式で抵抗力を奪われ感度上昇させられ、娼婦or解放を賭けてバトルファックさせられる話。
未完成雑漫画(未完成・ほぼラフ)付(※小説と一部展開が異なります)。
有料部分はDL販売予定です

 ■ユキノBF

(ふう……長いお仕事でした。やはり帰還が遅くなってしまいましたね)

 大陸で一度は覇を唱えた強豪ギルド「剣咬の虎」のメンバー、ユキノ・アグリア。この日も実力を買われて依頼を受けたのだが、辺境での依頼だったため、この日はギルドへの帰還が遅れてしまった。
 一息つき、帰宅しようとするユキノだが、そこに一人の女が話しかける。

「ユキノさん、一人ですか? よかったら一緒に帰りません? 実はステキなバー見つけたんですよー♪」

 実力を買われて「剣咬の虎」に入った新人の女魔導士、カズミだ。
 彼女は加入したてでギルド内に知り合いが少なく、そのことで少し悩んでいたのを知るユキノは快く承諾。

「私でよければ、よろこんで」

 裏表のないユキノは屈託のない笑顔を見せるが……純真さゆえに、カズミが邪念で笑みを作ったことに気付かない。

「よかったー! きっと気に入ると思いますよー♪ 特にユキノさんみたいな方には……♪」

 自分の好みを察してのことか、と何の警戒もなくついていくユキノ。
 夜の街に関しては彼女の方が詳しく、通ったこともない裏道を過ぎ、妖しげな雰囲気のある酒場につく。

「お、オトナな雰囲気ですね……」
「怖がらなくていいですよ、取って食ったりしませんから♪ あ、でもメニューはわかんないですよね……オススメがあるんで一杯目はおごりますね♪」
「そんな……え、もう? じゃあ、そこまで言うなら……いただきます♪」

 飲みやすいカクテルを出され、挨拶代わりに乾杯。
 注がれたのは少量であるため、一口二口で飲み干すが……

「んっ……美味しいですね。オススメするだけは……あれ? これ、そんなに強くない、はずじゃ……すみません、もう……酔いが、回っ……て……」

 途端に身体が火照り、強い眠気に襲われる。
 少量のアルコールでこれほど酔ったことはなく、仮に酔いが回ったとしても不自然な早さ。
 何が起きたのか知る由もなく、ユキノはテーブルに身体を預けて深い眠りに落ちてしまう……

 ――……
 ――――…………

「…………っ?! ここは……?」

 目覚めると、ユキノはどことも知れぬ部屋のベッドにいた。
 しかも着ていた服がなくなって下着しか残っておらず、部屋には見知らぬ男までいたため、小さく悲鳴を上げてしまう。

「えっ? そんな、服が……きゃあっ?! あ、あなた誰ですか!? ここは一体……?」
 羞恥心で身体を隠しつつ、戦闘態勢に入ろうとするユキノ。
 しかし男と目が合った瞬間、身体が思うように動かず、力が抜けてしまう。

【あー、見て分かんねえか? 売春宿だよ、しかも闇系のな】
「なっ、売春宿……っ?! まさか、カズミ様も?! カズミ様はどちらにいるのですか!」
【人の心配するより自分の心配しなよ。ま、術式でろくな抵抗もできねえだろうけど】
「くっ……ち、力が、入らない……! っ、おやめなさい、触らないでっ!」
【手ぇ出すなって言われてるけど……拉致するのだって手間なんだぜ? オーナーが来るまでこっちも楽しませろっての!】

 周囲を見ると、巧妙かつ緻密に魔力が張り巡らされており、かなり強力な術式魔法がかけられているのが分かった。おそらく、女性や敵対者の能力を低下させるように仕組んでいるのだろう。
 強豪ギルド「剣咬の虎」の上位に属する以上、最低限以上の体術も学んでいるユキノだが、これでは格下の男にすら手も足も出ない。
 軽薄な男はベッドに上がり、ユキノに手を伸ばそうと厭らしく下品な目で近寄って来る。
 男が口を滑らせたことで、自分が売春宿に拉致されたと知ったユキノだが、同時に同じギルドの仲間であるカズミの方が心配になる。

「やはり、私とカズミ様はあなたたちに……! 目的は何ですか? 私はどうなっても構いません。その代わり、カズミ様だけは助けてください!」
【は? まだ気づいてない? 騙されたんだよアンタ】
「な、何を言って……」
 ずりゅっ!
「ああっ!」

 男の言葉がすぐに理解できず、しかも男の手がブラ越しに胸に触れ、混乱と羞恥で再び悲鳴。
 胸の形を歪められてもまともに抵抗できず、為すが儘に触られ続ける内、更に身体に異変が起きる。

【新参のくせに辺鄙なバーに誘うとか、おかしいと思わなかったか? カズミは俺らとグルなんだよ……おー、やっぱ胸でっけえ】
 むにゅっ♥ ぎゅむぅっ♥
「そんな……カズミ様は、私たちの仲間……あっ♥ お、おやめ、なさいぃっ♥」
【おお、感度いーじゃん♪ これ術式だけのせいか? アンタ割と敏感なんじゃね♪】
「そ、そんなことはっ! あぁっ♥ お、お願いします……カズミ様を、早く……っ」
【だから、あいつは元々俺らの一味、宿のメンバーなんだよ!】
 ずむっ♥ ぐにっ♥ もみもみもみっ♥
「違います♥ カズミ様はっ♥ 「剣咬の虎」の仲間で……あくぅっ♥」

 揉まれた胸が急に熱を発し、拒絶の声が甘く蕩けたような響きになる。
 媚薬でも使ったかのような肉の疼き。
 おそらく術式の影響だが、力が抜けて快楽もカズミの件も強く否定しきれない。
 身体がどうなっているのかを教えるように、下着から浮き出た乳首が見せ付けられ、執拗にこねくり回され、ユキノは今までに感じたことのない欲熱に晒される。

【そう言いつつ乳首ビンビンになってるぜ? 仲間とかどうでもよくなるくらい感じまくってんだろ!】
 ぎゅむんっ♥ びんっ♥ くりくりくりくりっ♥
「違うっ♥ 違いますっ♥ ああぁぁぁ……っ♥♥」
【おもしれえぐらい善がってんな。ここも触ったらどうなるかな……!】
 ぬちゅっ♥
「ひっ♥」
【もうパンツまでびしょびしょじゃねーか! もう準備はいいな……まず一回イッとけっ!】
「やめてっ♥ やめてくださいっ♥ そんなとこっいけませんっ♥ ああ……♥」
 ぐちゅんっ♥ くりっ♥ ぐちゅぅっ♥ ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ♥
 びくんっ♥♥ プッシャァッ♥♥
「あ♥♥ ああっ♥♥ そんな♥♥ 激し……っああっ♥♥
 ああぁぁぁぁぁぁ…………っっ♥♥」

 トドメとばかりに男のもう一つの手が下に伸びる。
 パンツの中に潜り込んだ指が秘唇に触れ、その時の感触ではっきりと発情を自覚させられる。
 混乱の中、男の慣れた指使いに何もできず、むしろ腰を合わせてしまい……気付いた時には、意識を奪うほどの快感の衝撃を受け、ユキノは軽く放心してしまう。

(い……今、私は……♥♥ そんな……ありえない……っ♥♥)
【おーおーあっさりイッたな? 「剣咬の虎」トップクラスの魔導士がこんな敏感の淫乱とは思わなかったぜ】
「ああ……♥♥ 違います……私、は……っ♥♥」

 邪な男だが、いかにも女慣れして経験豊富そうな彼に言われれば、本当にそうなのではないかと疑ってしまう。
 疑念がまたユキノの動きを鈍らせ、ついに男に覆い被さられてしまう。

【イッパツだけだ……すぐ済ませるからいいよなぁ?】
「え……? な、何を……ああぁっ?!」

 男の腰がユキノの腰に密着している。
 嫌でも下着越しに熱が伝わり、彼が雄として猛っているというのが――これから何をしようとしているのかが理解できてしまう。
 悲鳴を上げる前に下着がズリ下ろされ、大事な部分が晒される。
 それだけでも耐えがたいというのに、更に男はぐっと腰に力を入れ、自らの性器も露出させ……

【ビビんなくてもいいだろ……もっと気持ち良くしてやるんだからよぉ!】
 ぐちゅ……♥
「ひっ♥ い、いやっ♥ あぁぁぁ……っ!」

 恐怖と本能の昂りが混ざった叫びを上げた時だった。
 また別の男が唐突に部屋へ入り、その瞬間に男は顔色を変えてユキノから離れる。

【何してんだてめぇ】
【あ、いや、すいませんオーナー。こいつが大人しくしないもんで……】

 スタッフの男が慌てて対応する、オーナーと呼ばれた相手。
 ユキノはその顔に見覚えがあった。かつて「剣咬の虎」の元メンバーだった実力者なのだ。
 彼の名を呼ぼうとするユキノだが……

「あなたは……マスター様! ……えっ? 私、どうして……」
【俺への呼び方は術式で変えてある。……くく、今日から俺がお前の『マスター』だ】

 名の代わりにマスター、しかも様付けで呼んでしまう。
 呼称やスタッフの態度から、彼が自分を捉えたグループのトップだと推測できる。
 まさかかつての仲間がこんな卑劣な犯罪者になり、しかもそんな彼をマスター様などと呼ぶことになるとは思わず、ユキノは屈辱と怒りで『マスター』を睨み付ける。

「まさかギルドを抜けたあなたが、こんなことをしていたなんて……かつてはギルドのマスター候補のお一人だった方とは思えない有り様ですね」
【言ってくれるなぁ……やってることのエグさは昔の「剣咬の虎」とそう変わらねえと思うがな? 勝手に命懸けの決闘ふっかけて無様に惨敗したユキノさんよぉ?】
「っ! あ、あれは……」
 ぎゅむんっ♥
「あぁぁっ♥ く、口を、閉じなさい……っ♥」

 隙を見せた瞬間、今度は彼によって胸を揉まれる。
 すっかり熱を帯びて準備できていたため即座に感じてしまう。
 術式により抵抗もできないが、ユキノは肩を震わせながら気丈に睨みつける。

【何だお前、見た目以上に敏感だな。くく、そこまで感度上がる術式じゃないんだがなぁ……?】
「な、何も感じてなど、いませんっ……♥ 早く、手を……離し、なさい……っ♥」

 びくびくと身体が震える様子を楽しみながら、オーナーは愛撫と話を続ける。

【さっきも言ったろ、今は俺がお前のマスターだ。この宿に来たからには、きっちり娼婦として働いてもらう】
「娼婦だなんて……っ♥ そんなこと、できるわけ……♥」
【だよなぁ? だからチャンスをやるよ。バトルファックでウチのモンに勝てたら逃がしてやってもいいぜ?】
「バトル……? な、何ですか、それは?」
【セックス勝負だよ! 互いにイカせ合ってズタボロになるまでヤリ合うオトナのゲームさ】
「セッ……♥ そんな、バカげてます♥」
【じゃあ娼婦行きだな。ついでにこいつも没収したままだが……】
「それは……私の鍵!」

 娼婦になりたくなければ、セックス勝負……バトルファックで勝てというオーナー。
 理不尽な取引を持ち掛けられ、しかも男性経験もほとんどないユキノは羞恥心から拒むが、こうなると分かっていたとばかりにオーナーは鍵を取り出す。
 それはユキノの星霊の鍵。大切な仲間を天秤にかけられては選択肢などなく、ユキノは渋々にバトルファックでの賭け勝負を契約させられる。

【ヤるなら勝敗に関係なく返してやる。それでも受けないか?】
「卑劣な! ……分かりました、受けて立ちます。そして、やるからには必ず勝ってみせます!」
【よし、契約成立だ】

 同意を得たことで、ユキノとオーナーの身体に同じ模様の紋章が浮かぶ。
 術式による、契約を遵守させるため行動を制限する魔法だ。
 更にオーナーが指を弾くと、ユキノは服が青いチャイナドレスに変化。
 部屋も内装が変わり、小さな闘技場を思わせる仕様となる。

「これは……」
【術式使いの館だ、これくらいはできて当然だろ。さ、準備が出来次第 始めるぞ……これを楽しみにしてる奴も多いからなぁ】

◆BF(バトルファック)

(まさか、こんなことになるなんて……)

 マスタージエンマ失脚の折に脱退したが、オーナーの彼はかつて「剣咬の虎」でも有数の実力者だった。
 主に術式魔術を得意とする男で、宿の術式は彼が仕込んだのだろう。
 総合力では黄道十二門を扱うユキノに劣るものの、将来を有望視されていたのだが……こんな形で立場が逆転されるとは思わなかった。

(何としても、私の仲間を取り返さなければ……! この勝負、必ず……勝ちます……!)

 経験のないユキノに勝算などあるはずもないが、それでも退くわけにはいかない。
 スタッフにより行動制限の術式を解除されると、準備された小さなリングに上がる。

【うおお、もしかして今度の新人はあのユキノか】【ドレスえっろ!】
【あの大会でボロ負けした人じゃん。また無様な負けっぷり見せてくれよー♪】
「っ……私は負けませんっ!」

 開いた谷間の穴、深いスリットから覗く太股が視姦され、赤くなりながら強気に返すユキノ。
 対戦相手と対峙するが……

「えっ? こ、この方が、お相手ですか?」
【その言い方は酷いなぁ……これでも結構、経験豊富なんだよ?】

 ユキノの対戦相手は、どう見ても年下の少年。
 オーナーのような人物が来ると思っていたユキノは呆気にとられてしまう。
 だが、同時に勝機も見出せる。経験豊富を自称する少年だが、背丈はユキノより頭一つほど低く、体格的にも引き締まってはいるが、極端に鍛えているわけではない。
 体術に関してはユキノの方が勝っているはず。性の競技など考えたこともなかったが、これなら可能性はゼロではない。

『今回のカードは「剣咬の虎」の上位メンバー、ユキノ!
 対するは我らがエースの一角、コードネーム・キッド!
 ルールはKOか判定まで続けるノーラウンドのエンドレス制! レディ……』

 合図と共にゴングが鳴り、試合開始。
 性の勝負と聞き、経験がないなりに、どんな内容になるのか想像はつくが……まずは相手の出方を見るため、距離を保って構える。

(体力とリーチではこちらが有利。彼の出方を見て、隙ができたらそこから……)
【ユキノさん、硬いなぁ……やっぱり緊張してる? もっとリラックスした方がいいよ♪】

 ユキノの考えを見透かしたようにせせら嗤うと、少年はトランクスのスリットからペニスを露出させる。

【ほら、これくらい堂々とできるくらいにさ!】
 ぼろんっ!
「!!」
(お……! 大きい……!)
『キッド、ペニスを見せて挑発! リラックスしているが、ペニスはガチガチの巨根だ――! ユキノは逆に顔を真っ赤にさせて動けない!』

 少年はBFそのものを楽しんでいるのか、いきなり性器を見せ付けるという行為に出る。
 小柄な少年のものとは思えない、絵に描いたような男根を前に、ユキノは余計に羞恥心を感じてしまう。

(ど……どうすれば……? おちん……性器は、やはり性感帯、弱点のはず……み、見せ付けるということは、耐久性に自信が……? で、ですが……)

 堂々とする少年に対し、どうしていいか分からない。
 ユキノは露骨に胸を隠しながら恐る恐る近付き、先に責めようとするが……隙だらけであり、少年が先に胸目がけて手を伸ばす。

「ひっ――!」
(危ないっ! 胸だけは守らないと……隙ができた今の内に!)

 スタッフやオーナーに触れられた時の記憶がよぎり、息を飲んで回避。
 男に触られるのはやはり恥ずかしく、恐ろしい。負の感情から逃げるためにも、触れられる前に自分から責めるしかない。
 そう考えたユキノは、少年が敢えて隙を作ったとも知らずに後ろから組み付き、手を回してペニスを触ろうとする。

『逃げ腰だったが、素早く回り込んだ! やはり体捌きは流石! バックを取り、手コキで責める!』
「し……失礼しますっ!」
 ぬる……っ♥
「ひっ……」
 ぬちゅっ♥ ぬるっ……♥
「ど、どうですかっ? こうすると、き、気持ち良いのですよねっ? は、早く……降参してくださいっ!」
(やっぱり……お、大きくて硬くて……あ、熱い……! 早く終わってください……っ!)

 必死なあまりに降参を促すが、圧倒的実力があるなら余裕の態度になるものの、拙いテクニックではただの懇願でしかない。

【あれ、「剣咬の虎」にしては随分大人しいっていうか、素人丸出しだね。もしかして経験ほとんどない?】
「っ?! す……すみません……で、ですが、このようなことは、はじめてで……!」

 少年はクスリと笑い、ユキノの経験の浅さを見抜く。
 対し、ユキノは羞恥を隠そうともしない。
 ここまで来れば逆に新鮮なのか一部からは冷やかし気味ではあるが応援する声も出るほどだ。

【デビュー戦の相手ってことか。なるほど、オーナーも性格悪いなぁ。ま、がんばってね】
 ぎゅむっ♥
「ど、どうも……ああっ♥」

 少年が後ろ向きに手を伸ばし、ユキノの尻を揉む。
 驚いた隙に少年が向き直り、再び正面に向き合うとすかさず胸に手を伸ばす。
 今度ばかりは逃げられず、抱きつくような揉みしだきにユキノは堪らず声を上げる。

「ああっ♥ そんな、ダメです……あ♥ は、離して……あっ♥」
【ほらほら、責めないと勝てないよ? それとも気持ち良すぎて反撃できない?】
「そ、そんなこと……んっ♥ ありませんっ♥」
(そうだ……責めないと♥ 勝たないと、娼婦に……それだけはっ♥ )
 にちゅっ♥ ぎゅぅっ♥
「この試合、負けられないんです……♥ か、勝たせてもらいますっ♥」
『手コキvs乳揉み妨害! しかし明らかにユキノの責めが弱い! これで精液は出させられるのか?!』
「だ、出させてみせます!」
 がしっ♥
「ああっ♥」
【その前に自分が感じすぎでしょ♪】 
『演出を優先させた、モーションの大きな愛撫! 序盤ではダメージはないはずだが、思いのほかに効いたか!』
「き、効いてません♥ こ、このくらい……」
 もみっ♥
「あはぁっ♥」
【全然耐えてないじゃん♪ 勝たなきゃいけないんでしょ、ほらほらがんばりなよ♪】
 もみゅっ♥ むにゅんっ♥ ぎゅぅぅぅっ♥
「わ……♥ 私は……♥ 諦め……ません……んんんんっ♥」
『乳揉みに喘ぐユキノ、手コキが全く進んでいない――!』
 たぷっ♥ ぷるんっ♥
「あっ♥ ああっ♥」
 こりっ♥ ぎゅぅぅぅっ♥
「んひぃぃぃぃっ♥♥」
『更に勃起乳首を摘ままれ小さな悲鳴! これは脚に来ているか、腰まで震える――!』
【胸だけでも弱いのに、乳首となると更に敏感なんだねー♪ 弱点わかりやすっ♪】
「そ……♥♥ そんなとこ……♥♥ 弱く、なんか……っ♥♥」
 きゅぅっ♥
「あぁぁぁぁっ♥♥」
(ダメ♥♥ イッてはいけないのに♥♥ また、あの時みたいに……♥♥)

 いつの間にか乳首が硬く尖っており、胸への愛撫だけで昂っているところに何度も搾られては、発熱が完全に許容量を超過。
 乳首だけは固定したまま豊満な胸を揺らし、腰を震わせ……

【まず一回、イッちゃえっ♪】
 ぎゅぅっ♥ ぎゅりぃぃぃっ♥
「ダメですっ♥♥ また♥♥ 何か……キてますぅぅぅっ♥♥」
 びくっ♥♥ びくんっ♥♥
「ああっ♥♥ あ♥♥ あふぁあぁぁぁぁ……っ♥♥」

 拉致した男に触られた時以上の、痛烈なまでの快感が全身に走り抜け、ユキノは電流を受けたように仰け反ってしまう。

『絶頂――! 胸だけでイッてしまったー! 同じパターンは数あれど、あまりに早い絶頂! これは娼婦化確定か――?』
「そ……♥♥ そん……な……っ♥♥」
(こ、こんなに簡単に……イッてしまうなんて♥♥ このままでは私♥♥ 本当に、娼婦に……♥♥)

 堪えていたはずなのに、慣れない乳首への刺激であっさりとイカされたユキノ。
 このままでは娼婦にされるのも時間の問題。
 快楽と絶望に震える様子を見て、少年がクスクスと嗤ったと思うと、ある取引を持ち掛けてくる。

【想像以上に弱っちいねユキノさん♪ このままじゃつまんないし、ユキノさんもしんどいでしょ? でさ、ハンデマッチで手を打たない?】
「は……ハンデマッチ……? それはどういう……」
【素人のユキノさんは責めるの難しいでしょ? だからこっちが一方的にリードしたげるよ。ただし、それに耐え切れればユキノさんの勝ち。これならテクニックも磨けるし集中できるでしょ?】

 持ち掛けられたのはハンデマッチ。
 試合運びを許す代わりに、テクニックのレクチャーをしてもらえ、耐え切れれば勝利できるという条件での対戦形式だ。

【それともこのまま責めまくろうか? まだ本気出してないんだけど……】
「っ……」
(情けをかけられるなんて、「剣咬の虎」の魔導士として何たる屈辱……!
 ですが本気で責められれば、確実に娼婦に……! ここは話を受けるしかありません……!)

 このまま胸責めされるだけでも厳しいのに、更に責めを追加されればユキノには手立てがない。
 だが敵が手を抜く隙を突ければ逆転の可能性はある。
 気丈な眼差しを向け、ユキノはハンデの話を了承する。

「分かりました……そのお話、お受けします!」
【OK! あ、射精させられてもユキノさんの勝ちでいいからね。じゃ早速責めてもらおうか】
『膠着した後、今度はユキノが責める! しゃがみ手コキに対し、キッドは仁王立ちで余裕の受ける姿勢だ!』
「こ、こうですか?」
【そうそう、手をフィットさせて。あと、チンポの呼び方も覚えないとね】
「ち……♥ チンポ……♥」
【様付けしよっか】
「……っ……ち……ちんぽ、様……」
【もっと丁寧にさぁ】
「おっ♥♥ おちんぽ……様……♥♥ き、気持ち、良いですか……っ♥♥」
【そうそう、ユキノさんにはそのスタイルが合ってるよ♪ 敢えて下に出て男を勘違いさせる感じで】

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