ParticularStation 2021/11/17 14:31

エロPBW『インマーコロシアム@2021』リプレイ(約12,600字)


流れ…エロ競技番組の闇を暴け滅淫士!からのリョナレ○プ! 合計約12,600字。
エロPBWシナリオ『インマーコロシアム@2021』リプレイです。参加者の方々、ありがとうございました!
◆オープニング
Fantia https://fantia.jp/posts/950933
pixiv https://www.pixiv.net/artworks/93575296
Ci-en https://ci-en.dlsite.com/creator/617/article/542736
PixivFanbox https://dyan.fanbox.cc/posts/2894345
・今回の参加者…◆みく◆アンナ◆玲◆レイカ◆ノナ
■企画概要
・Fantia https://fantia.jp/posts/35082 
・Ci-en https://ci-en.jp/creator/617/article/3102
・PixivFanbox https://www.pixiv.net/fanbox/creator/167092/post/14462
随時参加者募集中。興味のある方はぜひご参加ください!
■キャラシート
https://fantia.jp/posts/35082
※一部NTR的要素を含みます。ご了承下さい。

以下本文


 ■エロPBW『インマーコロシアム@2021』-リプレイ

◆前半

『混沌の世の清涼剤、インマーコロシアムが今宵も始まります! 今回の多くの挑戦者に来て頂きました!』

 問題の興行競技系バラエティ番組「インマーコロシアム」。
 新たな競技「タワーディフェンス」(以下TD)のバトル競技の参加者として、数名の滅淫士が潜入していた。

「ダイスの結界って久しぶりー♪ ま、私の引きの良さと臨機応変さがあれば楽勝でしょ♪」

 自称善良な淫魔が作ったダイス結界の中で陽気な金木みく。
 以前もダイス判定結界のドスケベダンジョンで酷い目に遭っておきながら、すっかり都合良く忘れて調子に乗っている。

「っしゃ、リベンジ戦だこらぁ!」

 アンナ・ローゼンハイムは対照的に闘志、というか殺気を漲らせている。
 以前も同名、というか同番組に出たところ、酷い辱めに遭ったため、念願のリベンジマッチなのだ。

 タイプは違えど能動的なみくとアンナ。対し、玲とレイカは冷静に自分の能力から戦術を思案する。

(運は悪いほうだけど、かなり良いステータスを引いたわね。これならまぁ、負けないでしょう。ここまで引いたなら欲を言えばSSRは欲しかったけど、まぁ、これ以上は無い物ねだりね)

 意外と高い自分のステータスに満足しつつ、逆にそこを警戒して気合いを入れる塚川 玲(ツカガワ アキラ)。
 どれだけステータスが優秀でも、それを覆すようなチートスキルを敵が使う可能性が高いためだ。
 とはいえ、戦闘には自信があるため、勝利前提で考える。

「前衛タイプというのが私の本来のスタイルとも合致するし、なんとかできそうね……
 みんな、それぞれのスキルは確認したわね?」

 滅淫士チームをまとめて指示する如月 レイカ(きさらぎ れいか)。彼女は自身が参戦するのではなく、TD結界により作られるレイカの分身をユニットとして扱うスタイルでの参戦だ。
 戦況を把握するためであり、万一のための保険としてレイカ自身が控えておくためだ。
 そして残る滅淫士、九重 乃梛(ココノエ・ノナ)と連絡するためでもある。

『今回は挑戦者が多いため、それぞれ一名ずつが隠しメンバーとして設定されています! 隠しメンバーの紹介と参戦は番組後半からのお楽しみです!』

 各チームは一名ずつ、タイミングをズラして参戦する。
 このルールを利用し、ノナは参戦までの間、控室付近の関係者から情報収集中だ。

 ちなみに、以下が挑戦者チームのステータス。

◆金木みく
レア度:SSR タイプ:後衛 コスト:54 レベル:73 ライフ:64
攻撃力:44 防御力:61 耐性 :75速度 :99 射程 :71 防衛数:15
パッシブ1:敵不在時は味方を回復 パッシブ2:常時ライフ回復 
パッシブ3:射程内の自陣ダメージ肩代わり 
スキル1:射程内の自陣ライフ回復 スキル2:耐性0化、減少分だけ攻撃上昇 
スキル3:レベル分のターン攻撃上昇 

◆アンナ・ローゼンハイム
レア度:R タイプ:後衛 コスト:37 レベル:57 ライフ:70
攻撃力:74 防御力:43 耐性 :54速度 :73 射程 :4 防衛数:31
パッシブ1:敵撃破時にコスト回復 パッシブ2:淫魔からの被ダメージ上昇 
パッシブ3:範囲攻撃(自分周囲に炸裂) 
スキル1:興奮:攻防上昇、耐性0化スキル2:レベル分のターン、大破しない 
スキル3:コスト増加 

◆塚川 玲
レア度:SR タイプ:前衛 コスト:96 レベル:97 ライフ:37
攻撃力:72 防御力:61 耐性 :31速度 :51 射程 :41 防衛数:36
パッシブ1:地上特攻 パッシブ2:特殊攻撃(耐性を参照する攻撃) 
パッシブ3:受けるダメージ減少 
スキル1:レベル分のターン防御上昇 スキル2:攻防・射程1.5倍(常時) 
スキル3:射程内全敵に防御無視攻撃 

◆如月 レイカ
レア度:R タイプ:前衛 コスト:23 レベル:86 ライフ:18
攻撃力:9 防御力:19 耐性 :29速度 :21 射程 :23 防衛数:63
パッシブ1:自陣全員のコスト減少 パッシブ2:アクティブ発動中のみ攻撃 
パッシブ3:敵を足止めしない 
スキル1:攻防・射程1.5倍(常時) スキル2:射程内全敵に防御無視攻撃 
スキル3:ライフ全回復

『以上が挑戦者のステータスです! 準備はいいでしょうか?
 ではインマーコロシアム、TDルールのチーム戦……レッツ、インマ――!』

「味方のコストが下がっている分、こちらが先手を打ちやすいはず……っ!? 敵の方は更にコストが軽い奴がいたみたいね……迎撃するわ!」

 レイカのパッシブスキルにより味方のコストが減少している。
 レイカ自身も低コストなため分身ユニットの出撃を準備していたが、それでも一足早く敵が出撃。ひとまずレイカのユニットが迎撃してマークする。

「やっと出番か! いくぜオラぁぁぁっ!」

 次いでアンナが参戦。後衛タイプだろうがお構いなし、攻撃力任せに消火斧を振り回し、敵ドールを直接狙う。
 その後もコストが溜まり次第、みく、敵、敵、と順に出撃。比較的シンプルなTD的展開かと思えたが……

「次は私ね! 回復は任せてっ♪」
「へっ、淫魔は最初以外は全然展開力ないじゃねえか? このまま一気に……」
 ずんっ♥
「んくっ!」
「はうぅっ!」
『初手を除き挑戦者チームがリードしていたが、ここでインマーチームが反撃!
 これは射程が長いのか、アンナの射程外から攻撃! 霊力弾が襲い掛かる!
 更にみくのパッシブスキル3「肩代わり」でちょいちょいみくにダメージがいっている――!』

 ここで敵が反撃。射程の差を利用し、アンナの攻撃が届かない安全圏からちまちまと攻撃してくる。
 しかも更にスキルが関係しているのか、被弾しただけで淫気により発情させられる上、立ち回りが巧みであり……しばしばアンナをみくの射程圏内に誘導して攻撃を当て、みくにも同様のダメージを与えている。

 また、最初に接触したレイカに至っては分身のユニットとはいえ一方的に攻撃されており、早くも一体が撃破されてしまう。

『ここでレイカの分身ユニットが一体消失――! コストはレイカの方が高かったはずだが、これはプレイングに圧倒的な差があるか――?』
【くく、やはりこちらに一日の長があるな!】
「そんな! 敵の出撃タイミングからすると、私よりコストが少ないはずなのに……!」

 まるでプレイヤースキルに差があるような言い方をされ、カメラワークでも観客にはそのように伝えられるが……実際は単純にステータスに差があるためだ。
 ダイスによるランダムな割り振りでは、多少の差が出ても仕方がないが……それだけでは説明できないほどの異様な戦力差に、レイカは打開策を考える間もなく追い詰められていく。

【おら、爆乳牝豚が! さっさと降参したらどうだ?! ドマゾの発情豚が勝てるわけねーだろ、はしたないデケー尻を丸出しにして懇願すれば許してやるぜ!】
「な、なんて下品なことを……そんなことするわけないでしょう!」
『これは何か煽っている? いやーしかし上手くマイクが拾わんので何言ってるか分かりませんなぁ~』
【くく、俺様の罵声だけで乳首おっ勃ててんの丸わかりだぜぇ?! さっさと降参すりゃあ、そのどうしようもない発情マンコをペニスケースぐらいには使ってやるよ! 如月レイカ!】
 びくんっ♥
「でたらめを、言わないでちょうだい……っ♥」

 不運にも、レイカがマークした相手は苦手としているドSな淫魔だった。
 公然と下劣な言葉で罵るも、その言葉は霊力フィルターで都合良くぼかされるため公共の電波には乗ることはない。が、レイカにはしっかり届いており……不覚にも言葉通りに乳首を勃起させており、タンクトップの先端は見事なポッチを作っていた。
 レギンスも分かりやすくシミを作っており、レイカは戦況以上に精神的なリードを奪われてしまう。

「レイカさん、落ち着いて! さぁ、今度は私の番よ!」
『ここで満を持して玲が参戦! インマー代表も四体目の選手が出現するが……玲の常時発動スキルが乗った攻撃! これは効いた――!』

 ようやく玲が出撃。直後に出た敵をマークし、敵もかなり強そうではあるが、玲はスキル2で攻防・射程が常時50%アップし、格闘センスもあって相手をリード。
 更にスキル3を使用、射程内の全ての敵に防御無視攻撃を与え、敵陣に大ダメージを与える。

「よし!」
(これでかなりリードしたけど……それにしても、味方はレイカさん以外全然撃破されてな……っ?!)

 撃破数、敵ドール破壊数で優位に立った滅淫士たち。
 だがよく見れば、レイカもアンナもみくも撃破されていないのが不思議なくらいダメージが蓄積していた!

「は――♥ は――♥ 私が……治す、からぁ……はぎゅぅぅっ♥ こ……こんなの♥ ぜーんぜん……効かないしぃぃ……っ♥」
「ま、負けるかよぉ♥ んぐっ♥ あっ♥ またぁぁぁ♥」

 みくのスキルはパッシブ・アクティブ共に回復系が含まれており、自分自身も常時回復するため継戦能力に長ける。
 ……と言えば聞こえはいいが、それが今は仇となり、劣勢でも無駄に戦いを長引かせてしまっていた。
 アンナもパッシブ2で被ダメージが増えるデメリット持ちでありつつ、アクティブスキル2発動後は一定時間大破しないため、過剰にダメージが溜まっていたのだ。
 そこへ更に異様な高速連撃を喰らい、生殺しで嬲りものにされる。

「ひぐっ♥ ひっ♥ きっ効かなっ♥ んをおおおおっ?!♥」
「んぎっ♥ ちっくしょ……! せこい真似、しやがってえぇぇ♥」
【勝てばいいんだよ、勝てばね! まぁ、相性の問題もあるが?!】
【文句言う暇あればとっとと反撃しろよロリチビさんっ♪】
「みくさん、アンナさ、んんぅぅ――っ♥」
(悔しいのに……なんで? 敵意が薄れるっていうか……くそぉっ、なんなんだこの感覚……♥)
『挑戦者ドールがダメージ! フィードバックで玲にもダメージが入った――!』

 戦況判断を誤ったことで敵の一部を足止めできず、自陣のドールが被弾。
 自分のドールのダメージで玲も間接的なダメージを受けるが、なぜかマークする敵を憎み切れず、どうにも攻めあぐねてしまう。

 滅淫士たちが戦う中、ノナは控室にて待機。……していると見せて、証拠を確保するため情報収集に徹していた。
 監視カメラなどをチェックした後、次はスタッフに鎌をかけてみるが……

「あの……お化粧室に行っても大丈夫ですか? 盗撮されるとか、席を外すと過剰な身体検査されるとか噂を聞いて、怖いんですけど……本当はそんなこと、しませんよね?」
【ご安心ください!】
 がしっ♥
「ぁっ♥」
【そんなのただの噂ですよ! 安心して行ってください!】
 ぱしぃんっ♥
「ど、どうも……っ♥」

 普通にセクハラされた! 堂々と!
 しかし、お陰で怪しまれず抜け出すことに成功。化粧室に行くフリをして探索すると……「指紋隠蔽用薄手袋」と書かれた、あからさまなものを見つけてしまう。
 使えば都合良い薄手袋を着用できる。これ幸いと装置に腕を通してみるが……

 がしんっ!
(っ! しまった、罠……ていうか私、なんでこんなあからさまなのに引っかかって……)
 ずりゅんっ♥ ずりゅりゅぅぅっ♥
「んふぅっ♥ んっ♥ んんぅぅっ♥♥」

 当然トラップ! 筒の様なものに腕を通した途端に固定され、舌のような触手が出てきて胸と股間を舐め回されてしまう!
 潜入捜査中ゆえに声を出さず堪えるが、あっさり返り討ちに遭い、大人しく身体のぬめりを洗い流そうとシャワー室に入るが、そこにも当然トラップ!

「こっ♥ これ♥ 淫気ぃ……は、早く拭かないと、ぉ……♥」

 スチームシャワーかと思いきや淫気シャワー! いや、だって善良な淫魔用だし!?
 しかも中継カメラから仲間たちの痴態が流れ、それを見て不謹慎ながら興奮してしまう……

『またレイカの分身ユニットがボコボコにされる――! 分身とはいえ旨を掴んで股間を蹴り上げ……これは放送ギリギリの攻撃だ――!』
【おらっ! とっとと! 降参しろよっ!】
 がすっ♥ ごりゅ♥ ずむんんっ♥
「こっ♥ こんな攻撃で♥ 降参なんか、あぁぁぁっ♥」
(乳首がこんなに硬くなって……服の上からでも形が丸見えじゃないっ♥
 あ、あそこのシミも広がって……隠さないと……もしこれが放送されたら……っ♥)

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