ParticularStation 2022/11/26 20:53

エロPBW『デパート大決戦』リプレイ(約20,000字)

流れ…年末に来るのが恒例だった上級淫魔が少し早めに来たのでズタボロにされる覚悟でデパートを守れ滅淫士! 合計約20,000字。
エロPBWシナリオ『デパート大決戦』リプレイです。参加者の方々、ありがとうございました!
◆オープニング
Fantia https://fantia.jp/posts/1543670
・今回の参加者…◆ケイテ◆凛子◆アンナ◆みく◆ノナ◆レイカ◆玲◆ジエリ
■企画概要
・Fantia https://fantia.jp/posts/35082 
随時参加者募集中。興味のある方はぜひご参加ください!
■キャラシート※後日更新します
https://fantia.jp/posts/35082
※一部TS・NTR・リョナ・産卵的要素を含みます。ご了承下さい。
※参加者はリテイク(書き直し)を希望される場合、リプレイ公開から一週間以内にお願いします。また、プレイングにない部分での大幅なリテイクはできかねます。ご了承ください。
※後半、ファイル(word.PDF)など一部は有料です。有料部は後にDL販売予定です。ご了承。
以下本文


 ■エロPBW『デパート大決戦』-リプレイ

◆前半

 身体を張ったスパイの情報により、上級淫魔がいつもより早めに来ると分かった対混沌ギルド。
 だが場所もデパートだと特定できており、淫魔たちの襲来に合わせて滅淫士たちも配備させている!

◆デパート上層

「では今からは滅淫士がスタッフに成り代わりますので、一部の方以外は退去をお願いします。」
「特に屋上に近づくほど危険とされているわ。資料や備品などの移動にお忘れは……」
【ああ、その辺は大丈夫ですよ!】
 ぽんぽん……もみっ♥
「あっ! そ、そうですか……!」
「では、速やかに移動をお願いしますわ……っ!」

 塚川 玲(ツカガワ アキラ)、如月 レイカ(きさらぎ れいか)は上級が出ると推測されるデパート上層を担当。
 撃退するのは厳しいかもしれないが、ギルドが結界を発動するまでは誰かが足止めしなければならず、能力と性格で彼女らが選ばれていた。
 完全退去前の最後の警告を出すが、その際にスタッフが軽く肩を叩き、ついでに胸に触る。
 当然セクハラだが、これは淫界からのゲートが開きつつある証拠だ。淫界との繋がりが強くなれば淫気も流れ込み、その影響で市民も無自覚に興奮し、性的行為を何食わぬ顔で行ってしまうのである!
 訓練していない者が淫気に晒されれば性的行為もやむなし……不可抗力扱いとなり、玲たちは視姦やお触りをされても僅かに反応するのみに留めて受け入れ、退去を急がせる。

◆デパート中層

「おいおい、スタッフになるなんて聞いてねえぞ」
「でもコンパニオンのユニ結構かわいいじゃない♪ これ持って帰ってもいいのよね?」

 連絡もれにより、いつの間にかスタッフにされているアンナ・ローゼンハイムと、コンパニオン衣装を気に入る金木みく(かねき みく)。
 毎度酷い目に遭っているのに懲りないのか、仕事もそこそこに呑気な構えだ。ただ、危険な任務な分、下準備は急造、しかも早めのクリスマスプレゼントとしてデパートの品の一部はタダ同然でお持ち帰り可能。もちろん無事に保護できればの話だが、おかげで一部の滅淫士たちは早くも浮足立っている。……この辺の免除のせいで他の滅淫士はセクハラされても文句言えんのやぞ!

(無事に守れたら持って帰っていいんだよね……てことは、アイツへのプレゼント、今の内に……)
「これだけ出現しておきながら、まだまだ未知の存在である淫魔……やっと見れるのですね。楽しみです」

 コンパニオン衣装を纏い、既に戦利品のことを考えるのは小早川 凛子(こばやかわ りんこ)。ギルドに依頼されての参加だが、あわよくば彼氏への贈り物を購入する負担を減らそうという思いもあり、そちらが先走っている。
 対し、淫魔への興味を示すのはケイテ・ウィリアムズ。異世界からやってきた探偵滅淫士で、さも淫魔への興味から今作戦に参加した……という体をとっているが、実際は純粋な善意から。しかし無駄に偽悪的な彼女は真意を明かさず、客として潜み、じっくり逃走ルートなどを見直している。

◆デパート下層

「現在、上の階は準備中で、ご利用できませんので……下層エリアをご利用くださ……あ♥
 困りますお客様……お、お客様っ♥ ああ、これ……多すぎ……♥」
「皆さん、落ち着いて……お、押さないで、ください……あ、キミ、そこはオトナ以外はダメ、ちょっと……っ♥」

 そして下層、接客とセクハラ対応に追われる 九重 乃梛(ココノエ・ノナ)とジエリ。
 今回の作戦の都合上、客は速やかに避難させたい……が、因果律などの都合で閉店はできない(もし閉店すればこの店が無事になる代わりに予測できない場所が丸ごと犠牲になる等、不測の事態が起きて犠牲者数が増える)。
 よって上層や中層が少しずつ休業し、避難経路のある下層に誘導する。結果、多くの客が下層に溜まってしまい、更に混雑に紛れてセクハラする者も多発しているのだ。
 だがそれも淫魔が近付いている証拠。耐え続けた結果、ついに淫紋めいた淫気の陣が出現、淫魔たちが転移してくる!

「来たね……!」
【あー、やっぱ迎撃準備されてるや。まあいいけど……どうせ足止め要員でしょ?】
 ずんっ♥
「んっ♥♥ い、淫気がっ♥♥ 濃すぎる……っ♥♥」
「あ、くはぁぁぁ……っ♥♥」

 玲たちを足止め要員と謗るのは若い男のような見た目の淫魔。引き連れた異形の淫魔と共に上空からデパート屋上に何食わぬ顔で降り立つと、いきなり圧倒的な淫気を開放。
 周囲数キロにまで濃厚な淫気を放ち、それだけで近くにいた玲とレイカが震えてしまう。
 早々に子宮を戦慄かせる彼女らを見て、淫魔は下卑た顔で「足止めされる」ことを望む。

【せっかくだし、足止めされてあげよっかなー。二体二でちょうどいいし♥ 言ってる意味わかるよね♥】
 ぽうっ♥ ……ずむんっっ♥♥
「はぐぅぅっ♥♥」
「お♥♥ほぉぉぉっ♥♥」
【キミらが全滅したら先に進ませてもらうから……がんばって意識保ってね♥】

 軽薄に言いながら、見えない速度で玲とレイカの腹部に優しく掌打し、同時に玲たちが悶絶。その際に凝縮した淫気を打ち込み、凄まじい発情を伴う打撃としてリョナ快感を与えたのだ。
 共に欲情を抑えきれず、早くもジーンズとスーツパンツを愛液で濡らして変色させながらも、震える脚が崩れるのを防ぐ。
 ここで倒れれば、こんな凶悪な存在を解き放ってしまうのだ。そうなれば市民などひとたまりもなくイキ地獄を味わわされてしまう。

「っ……上等だよ♥ 返り討ちにしてあげるから……っ♥」
【いいね、淫魔付き装備で戦うのもエロいし♥】
「何言って……えっ?!」

 胸を弾ませながら強がる玲。しかし、ふたりには既に小さな淫魔……異形型淫魔の分身が腰に張り付き、極太巨根を尻と会陰にこすりつけていた。

「いつの間に……こ、こらっ♥」
「何よっこのチビ♥ そんなものっこすりつけるんじゃ……♥」
 ぎゅっむ♥ こすこすっ♥ ずりずりずりぃっ♥♥
「んはぁぁっ♥♥ ふっ♥♥太♥♥やめっ……ごめん元っ♥♥また敵にイクぅぅぅっ♥♥」
「はっ激しすぎるっ♥♥ ダメぇっ♥♥ 痛くされると負けてしまうのぉぉぉぉっ♥♥」

 濃密すぎる淫気は着衣越しにも肌、陰部、子宮に届き、軽い洗脳効果も含んで牝の本音を絞り出す。
 ただ着衣で尻コキと素股をされただけで、滅淫士は言いたくないはずの願望を屋上から響かせてしまう……。

◆中層
 アラートで淫魔発生が知らされ、中層も対応。滅淫士たちは残った少ない客を素早く誘導しつつ、転移してきた淫魔を対処する。

「お客様は下の階へ! 滅淫士がいるので大丈夫です、慌てずお願いします!」
「そこの奥に行って! これが今回の淫魔か……邪魔すんなっ!」

 ケイテと凛子は担当エリアの客を逃すと、転移してきた淫魔と対峙。既に下半身にテントを張った男性型淫魔は見るからに下劣で凶悪であり、ケイテの棒術、凛子の具現化した武器の攻撃を受ける寸前まで女性客に手を伸ばしていたほどだ。
 ケイテたちが攻撃したことで容易く押しやることができたが……直後、ケイテは不吉なものを見てしまう。

「ふうん……想像以上に低俗な存在ですね」
【っ痛ぅ……つれないねえ? そーゆーお姉さんも、どうせ本心じゃレ○プ願望こじらせてんだろ?】
「都合のいい妄想ですか、くだらないですね。あなたから得られるものは何もなさそうです。ではそろそろ消え……」
 どくんっ♥
「っ……?!」
 ――奥♥♥お゛ぐっ♥♥出てるっ♥♥イ゛っっ♥♥グぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅっっ♥♥
(今のは……僕の未来……? いや、そんなはずは……)
「? どうしたのケイテ?」
【あれ? 本音言われて焦ったか? 腰震えてるけど】
「そんなはず……んくぅっ♥」

 見えたのはケイテの異能の一つ、未来視で見た自身の未来。この能力は勝手に発動するもので、まるでケイテの邪魔をするように未来の姿を見せてきた。
 しかもその姿は自分が淫魔にレ○プで屈服するというもの。動物的で嫌悪すべき事象だが、ケイテがこの世界に来てからは何度も似たような未来を見てきており、今まさに現実になるのではという不安を抱かせる。
 その隙に淫魔は淫気を発動、ケイテと凛子に強○的な発情を促す。一度浴びせられただけであれば、まだ耐えられるが……

【中級だからって侮っちゃダメだよ~♥ とっとと素直になれよ♥】
「この程度の淫気……僕には、効きませんよ……っ!」
【やるね。でも、滅淫士以外はどうかな?】
「!」
(しまった、まだ逃げ遅れた市民が……)
 ぎゅるっ♥
「あっ?!」
「なに、この触手……離せぇっ!」

 まだ恐怖で逃げそびれてしまった女性客が隠れていた。それを見つけた淫魔が触手で客を捕まえ、捕虜として見せつければ滅淫士は守りに入らざるを得ず、優勢から反転、あっさり触手に拘束されてしまう。

「こ、この卑怯者……触るんじゃない、このぉ!」
(敵はまだ油断してる! 何とか人質を解放できれば……じゃないと、あの未来が、本当に……!)

「お帰りはあちらだぜお客様、とっとと帰んな」

 早期閉店するエリアが増え、謎の光を放つスティックも使って客を誘導して下層に送るアンナとみく。
 客を移動させきったところでアラートが鳴り、淫魔が出現。アンナはバトルアックスと機関銃、みくは杖を手にして淫魔たちを迎撃する。

「季節ずらせばいいと思ってんのかこらぁ!」
「緊急招集される身にもなりなさいよっ!」

 力を撃ち出して中級淫魔を迎撃。特にアンナは周囲への物的被害を顧みなかった結果、無事に目の前の淫魔は撃退できたが……まだ退去し遅れた客がいたか、それとも仲間か、嬌声めいたものが聞こえて救援に向かう。

「おいおい、新入りがヤラれちまってんじゃ……あっ」

 心配して向かった先……そこではマッチョな蚊淫魔――まだ11月なので元気そうな彼ら複数によりサンドイッチされる、
量産型ルビィ2体の姿が!

【スポーツセェェックス!!】
 どちゅんっ♥ ぐっぽぉぉっ♥
「きゅ♥♥救援、きぼっ♥♥」
「おぐぅぅぅぅぅぅっ♥♥」

「死ね蟲ィ!」
「ルビィさんを離しなさいっ!」

 アンドロイド、しかも量産型だからだいじょうぶ! ……とはいえ大事な備品かつ仲間なのは変わらず、即座に打ちのめして蚊淫魔を撃破。
 だが、こんなサンドイッチ姦されていればもっと早く気付けても良かったはず。事態に違和感を覚え、アンナは咄嗟にその場から飛び退こうとするが……

(なんかヤな予感が……とりあえずこっから離れ……)
 ――……
 ――――…………
【おっそーい♪】
 ぎっ♥♥ちぃぃぃぃっ♥♥
「ぐ♥♥ああぁぁぁぁぁっ!?♥♥」
「ふぎぃぃぃぃぃぃんっ♥♥」

 しかし気付けばアンナとみくはその場からほとんど動いておらず、しかも万力のような力で両乳首を捻り上げられ、激痛を伴う快感に悶え啼いていた!
 これは二年前に出現した、時停め能力を持つショートカットの牝淫魔!
 上級相当のはずだが、こっそり結界をスルーして中層にやってきていたのだ。
 素早く……というか時を停めた間に滅淫士の乳首を捻り、手首も握り締めて使えなくし、完全に無力化させて時停め解除。
 悶える隙にそのままヒザ蹴りを腹に叩き込まれ、アンナとみくは仲良く白目を剥いて失禁までさせられる。

「お゛ッ……♥♥ ……ッ♥♥ うげぇ゛、ッあ……♥♥」
「か、はぁ……っ♥♥ なんれ、上級……こんな、とこにぃ♥♥」
【ふふふ♥ 無様に床に這い蹲るの、とってもよくお似合いよ♥ 牝豚の魔女さん♥ それにドスケベロリ妻さんも♥】

 瞬時に耐え難い刺激を複数与えられたも同然となり、倒れ伏して尻を突き上げた姿勢となる滅淫士たち。
 立ち上がることもできない彼女らの頭を牝淫魔はヒールで踏みつけると、更に淫気でアンナが落とした武器を操作。

【あなた、前よりも弱くなってない? 調教されてきたのね……とっても無様よ♪】
 ぐりっ♥ ぐちゅ……ずぐりゅんっっ♥
「は、なせ、お゛っ♥♥お゛♥♥ んぎっ♥♥クソ、やめ、ろぉほぉぉぉぉぉっ♥♥」
「な、なにひてゆのっ♥ やめな、ひゃんっ♥ やめ♥♥ 何挿れ、おおおおおおおおっ♥♥」

 アックスの柄、機関銃の持ち手を多少挿れやすいように変形させると、それぞれをアンナ・みくの後ろの孔へと捻じ込んでいるのだ!
 頭を直に踏みつけられて身動きがとれないまま、アンナは先ほどまで握っていた感触が尻穴から伝わり屈辱を味わわされ、みくは何をされているかも分からず大きな尻肉を震わせる。
 それぞれ感じ方は違えど、頭を突っ伏して放つ喘ぎは同じ。打てば響き、捻じ込めば啼く……どちらもただの牝孔と伝えるには充分すぎる有様に、牝淫魔は満足そうに微笑むのだった。

◆下層
「大丈夫です、滅淫士が戦ってくれてますから……あの♥ おっ♥ 押さないで、落ち着いて、ぁはぁ……っ♥」

 淫魔出現アラートを聞き、淫気の影響で興奮したのも手伝ってパニック気味になった一般客。
 彼らを避難経路が脱出させていくが、やはり全てがスムーズにはいかず、一部は混雑、密集。
 ノナは強引にでも客を捌こうとするが、一つのミスから混雑に飲まれ、パニックの中でもみくちゃにされてしまう!

「みなさん、落ち着いてっ♥ お♥押せば、余計に出られません……からぁ♥」
 ぎゅっむ♥ ぎちぃぃっ♥
「前から、順番……あっ♥」
 もみっ♥ むっにゅ♥ ぐにぐにぐにぃっ♥
「あ、あの♥ お客様っ♥ 順番の、意味が♥ お、落ち着、あのっ♥ あの……ぉっ♥♥」

 飲み込まれながらも指示の声掛けを続けるが、容赦なく押し合う市民たち。しかしその混雑に紛れ、密着する男がノナの身体をまさぐりだす。
 最初は事故かと思いきや、抵抗できないと分かったからか段々と容赦なくなり、次第には周囲の男たちが順番にノナの身体に触れていく始末。
 止めなければならないが、ノナも今の愛撫をきっかけに淫気が流れ込み、あっさり発情。コンパニオン衣装を押し上げる爆乳に顔や手が埋められ、短いスカートが更にめくり上げられ、むしろ密着されていないと恥ずかしいほどの格好に成り果てていく。

「あの……♥ ダメ……です♥ お客様……♥ それ……♥ あ♥お胸は♥ あ、ちが……ぁ……っ♥」

 こうなっては大声も出しづらい……本当は周囲に迷惑でも被害を訴えるべきだが、周りも強く発情した中、更に淫気でノナ自身も羞恥心を過剰に引き上げられては正常に判断できず、結果として更に痴○しやすい反応をとってしまう。
 後ろから抱き着かれて着衣尻コキされつつ胸を揉みしだかれる中、左右から揉み上げられた胸を吸いつかれ、そしえ前から抱き着く客に股間を押し当てられてしまう……。

(もしかして、この中に淫魔が……?♥ でも、間違ってたら……♥
 ダメ……♥ ぎちぎち、圧迫されて……♥ 何も……考えられない……♥♥)
 ぎゅっ♥ みちっ♥ ぎちぃぃっ♥ ぬぢゅぅぅっ♥♥
「あっはぁっ♥♥ もう……胸、いけません……っ♥♥ そ、そこも♥♥ だめ……♥♥」
 もっみ♥ もみゅんっ♥ もみもみもみもみっ♥ ぬる……ずっぼぉぉぉっ♥♥
「あはっ♥♥や……♥♥あはぁぁぁぁ……~~~~っ♥♥」
(ジエリさん……♥ たす……けてぇ……♥)


 一方、ノナを補助すべきジエリは混雑の中、淫魔と思しき者と接触するが……

「……本当に、誰にも手を出さないのね……?」
【そこは滅淫士さん次第かな♥ まー信じなくてもいいけどね。どっちかというとパニックで乱交騒ぎになった方が楽しいし♥】

 通路の脇にある、備品置き場のスペース。混雑で男によってそのスペースに押し込まれたジエリは、男から脅しを受ける。
 ――これ以上パニックを悪化させたくなければ、身体を差し出せ。
 自分は淫魔で、わざと淫気でパニックを起こしている。やろうと思えば更に酷い状態……ところかまわずハメ狂う乱交祭にすることも可能だが、もしジエリがおとなしく痴○されれば、市民に使う淫気をジエリのみに費やすことでパニック悪化を打ち切ろう、というものだ。
 彼が本当に淫魔なのか、淫魔だとして今回襲来してきた者たちの仲間なのか。滅淫士と見抜いているため怪しくはあるが……判別などできないジエリは従わざるを得ず、すぐ近くで客がもめたり移動する中、渋々の同意痴○を受けさせられる。

「……すぐに結界が張られて、無力化されるわ。あなたが何をしたのかも容易に特定できる。そ、それでも……」
【そんなんいいから♥ 早くこの身体触らせろよ……っ♥】
 ずくんっ♥ すり♥ つつ……びくんっ♥
「あ……淫気♥ 待ちなさ……♥ ぁ、はぁ…………っ♥♥」

 結界が発動すれば、どのみち無事では返さない。そこまで分かっていながら、淫魔は同意を得ると同時にジエリに触れ、背後から壁に押し付けながら首筋、背筋をなぞり、腰を掴んで密着する。
 この淫魔は混雑の中、単に弱味を握れる相手としてではなく、ジエリの女体美に見惚れて堪らず痴○行為に出たのだ。
 既に我慢の限界だった淫魔は自分を落ち着かせるためとばかり、息を荒くして何度もジエリの背面をなぞる。そのたびに淫気が身体に沁み込んでいき、ジエリも小さな喘ぎを漏らしてしまう。

【これだよこれ……うは、やわらけえ……っ♥ 捕まる前に触んなきゃ損だからな……堪能させてもらうぜ……っ♥】
 つ……♥ むにゅっ♥ すり……ぎちぃぃっ♥
「……っ♥は♥ ぁ……♥ ……っ♥ ふ……♥♥ っ……♥♥」
(い、淫気が……♥ 浸食が、早い♥ 軽く触れられるだけで♥ だめ……このままだと……♥)
【もう身体はノリノリだぜ? とっとと心まで堕ちろよっ♥ この肉便器っ♥】
 どくんっ♥♥ びくびくびくぅっ♥♥
「べんき♥なんて♥ ちがう……♥♥ わたし、は……ぁ……っ♥♥」

 執拗なほどのフェザータッチに、ジエリは為す術無く震えるのみ。触れられるたび、声をかけられるたびに牝なのだと認識させられ、なじるような言葉を前に、ただただ子宮を疼かせてしまうのだった……

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