台本を書こう!あえて女性が男性向けのシチュエーション台本を書く意味
女性のシチュボ投稿者の中には、1回の投稿で何万視聴もとる人もいる。そしてリスナーさんの大半が男性だと思う
たくさんの人に声を届けるチャンスがあるっていうのは、すごいことだよね
男の人に話を聞いてもらうのって、簡単じゃないと思うよ
人の話なんかまともに聞かないくらいが普通だよ
お父さんをみてください
「ちょっとあんたきいてるのー!?」ってよくお母さんに言われてない?
そんな人でも、推しの女性Vの言葉はきいてるかもしれないんだよ?
せっかくそういうチャンスがあるのに
誰かが書いた台本を読むだけで、自分の言葉で何かを伝えようとしないのは
すごくもったいないって私は思う
でもそれはそれぞれの考え方だから
役者もそうだし、アナウンサーだってひたすら原稿を読むだけが仕事。
だから、私はそれでいいの、それを極めるの!っていう人がいてもいいんだけど
シチュエーションボイスは基本、
もちろん例外はあるけど基本は、
男性の台本師さんが書く→(女性Vが読む)→リスナーさんは男性
女性の台本師さんが書く→(男性Vが読む)→リスナーさんは女性
中間の、ボイスの部分を抜いてしまえば
けっきょく男が書いたもんを男が楽しみ、女が書いたもんを女が楽しんでるだけ
交じり合ってないのよ文化が
じゃあボイスの部分にだけ異性が入る意味は何か
ただの喋るインコか? 自動朗読機か?
違うよ!生きてるんだよね? 生きてるし考えてるんだよね?
たとえば「生理中の彼女にやさしい彼氏」系の男声向けのフリー台本、めちゃくちゃ多いけど
そういう事こそ男性リスナー何万も集めてる女性Vさんが発信して、男の人に聴いてもらわなきゃ意味なくない?
男性Vが読む→女性リスナーが聴いて慰められてるだけって
ちょっとむなしい気もしたりして
せめて、女性の台本師さんが書く→女性が読む→リスナーさんは男性
ってなったら、それが本当に、女の子の生の声を届けたことになるはずだって私は思う
台本師は希少。でも台本を選ぶ決定権を握ってるのは、けっきょくチャンネル運営者である読み手だ。
女性が男性向けに商売しようとおもったら
(商売っていうのは売買のことじゃなくて
もっと広い意味で、人気をとるとかひっくるめてのアピールね)
あえて男性の文化に入っていく
ということをしている人が大半だと思います
女だけど麻雀できるよー!とか
野球とか格闘技とかスポーツ観戦が好きで詳しい!とか
男の子に人気のゲームの配信するよ!とか
そういうことができたら人気出るかもしれないけど
それは、モテたくて仕方ない女の子が全面的に歩み寄ってる状態
それか、もとからナチュラルに男性的な趣味の子なのかもしれない
そうだとしても
同性から見て、中間に立ってくれてる存在 というふうには見えない
どっちかっていうとバ美肉おじさんに近い感じ
うちのコンセプトは
いやコンセプトていうか、もはやただの野望なんだけど
自分が男の人の文化に入っていく、全面的に寄っていくんじゃなくて
逆に、みんなを私のワンダーランドに招待する!くらいの勢いが理想なの
それこそ、女の子が男性リスナー向けの台本を書く意味だと思う。
せっかく女が書いてるんだから、女にしか書けないリアルな言葉を入れるとか
心に残る一言を書きたいって私も願ってる
それは100%「男にとってオイシイ」だけじゃだめ
それだと一瞬の慰めにはなっても心には残らないでしょ
男の理想に寄せるってことは
言い換えれば、想像の範囲内におさまっちゃうってことだと思う
安心感はあるかもしれないけど
「えっ!?」ていう新鮮な驚きや発見はそこには無い
だから女の子の書き手は
男の想像なんて軽く飛び越えちゃってほしいの
クリスはゾンビバニーだし
「癒し」や「可愛い」だけをコンセプトにしてるわけじゃないから
他の配信者が敬遠するような台本も、いいと思ったら拾い上げていきたい
挑戦し続ける書き手の人を応援してるよ
きっとできるよ
待ってるよー
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