フリーセンテンス 2022/12/21 00:00

苗床聖女の受胎獄痴 恐怖の洗礼編4

「い、いや・・・・・・た、たすけて・・・・・・。い、命、いのちだけは・・・・・・」
抵抗できない状態で、生きた暗黒生物を間近で目の当たりにして、心の底から怯えているティリエル。恐怖で身体が弛緩したのか、彼女の意志とは関係なく股間から黄色い尿が漏れた。
「ゲッ、ゲッ、ゲゲゲッ、ゲ・・・・・・」
その姿を見て、醜悪なヒキガエルのような暗黒生物が邪悪に笑った。そして、笑いながら、尿で濡れたティリエルの股間に、自らの股間からそそり立つ巨大な男性器を圧しつけたのだった。
ぐっ、ぐにぃいぃぃいぃいぃぃ・・・・・・っ!
「ひっ、ひぃいいぃぃぃいいぃいぃぃぃぃいぃッッッ!」
股間から発せられたおぞましい感触に、ティリエルの背筋に強い電流が流れ走った。その電流は、彼女の美貌を恐怖で引きつらせ、見開かれた瞳を下へと誘った。ティリエルの絶叫がほとばしったのは、その直後だった。
「い、い、いやあああぁああぁあああぁぁあぁぁぁぁあああぁあぁあぁああああぁぁあぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁッッッ!」
ティリエルは我が目を疑った。自分の股間に、太い肉棒があてがわれているのを見たからだ。
 それはおぞましいほど醜悪な物体だった。大きさと太さは、人間の太腿ほどある。朽ちた毒キノコのような外見をしており、表面には無数のブツブツが突起していて、全体からまるで海が腐ったような臭いを漂わせていた。
 この物体がなにをするために存在しているのか――まだ男性経験の無いティリエルだが、性に関する知識は教養として持っていた。それはもちろん、男性器の構造から役割、そして仕組みにいたるまで、ひと通りの性知識は有していた。ゆえに、彼女は自分の美貌と肉体が世の男性を欲情させる力を持っていることを知っていたし、知っていたからこそ、これまでそれを武器にしてきたのだった。
 だからこそ、すぐに察してしまったのである。自らの股間にあてがわれた醜悪でおぞましい極太の肉棒が、これからなにをしようとしているのか。瞬時に理解してしまったからこそ、ティリエルは生理的嫌悪感と根源的な恐怖で身体の震えが止まらなくなってしまったのだった。

この後、頑張って加筆修正していきますので、販売の際はよろしくお願いいたします(*´ω`)

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