フリーセンテンス 2023/05/11 11:29

妄想に基づく妄言の続きです。

こんにちは、フリーセンテンスです。

 5月もまだまだ仕事が忙しかったため、前回の記事から少し時間が経ってしまいました。申し訳ございませんm(_ _)m

 でも、この妄想に基づく妄言も、今回で区切りとなりますので、もしよろしければ読んでみてください(*´ω`)


 さて、さっそくですが、AI導入によって変化していく世の中でどうやって創作活動を続けていくか、自分なりに考えたことの続きを、また性懲りもなくつらつらと書いていきたいと思います。
 書いている内容は本当に全部、精神状態の悪いときに妄想した妄言の極みていどの内容ですので、暇つぶしていどに読んでいただけると幸いです。

 で、本題に移る前にですが、AIの導入に関して、うちの国の政府が導入に積極的なのはご存じの通りだと思います。いつもはいろいろと行動が後手後手で遅いのに、AIに限っていえばノリノリです。規制には消極的ですし、これからもよほどのことがない限り大規模な規制はしないでしょう。
 これに関していえば、いろいろと理由はあるでしょうが、やはり一番大きいのは将来的な労働不足への対処なのではないでしょうか。AI利権を狙って金儲けしようとしている、可能性も大いにあるでしょうが、今回のAIの劇的な進歩は、日本政府にとって渡りに船だったと思います。

 周知の通り、日本の労働人口の減少はもう災害的でして、特に2025年問題を筆頭とした労働者不足は、今後の各種社会活動に大きな打撃を与えると言われて久しいです。
超高齢化社会になれば、医療やら、福祉やら、雇用やらは確実に影響を受けますし、それによって国力もどんどん低下していくでしょう。しかしAIを導入すれば、労働者の負担軽減や代替えだけでなく、生産性の向上や余剰となった労働力の再配分も期待できるので、政府が嬉々としてAI導入を進めているのも理解できます。欧州を中心にAI規制が叫ばれるなか、ブレーキではなくアクセルを踏みまくっている政府の対応をみる限り、日本政府は今後もAI導入を積極的に進めていくことになるでしょう。

 そして企業もまた、日本政府に同調する形でこれからどんどんとAIの導入を進めていくことになると思われます。AIを導入すれば、企業にとってもっとも大きな負担である「人件費」を削減できますし、人件費が削減できれば、利益率の上昇が見込め、人手の確保に頭を悩ませる必要もなくなります。
 いまはまだ、人手不足が声高らかに叫ばれていて、企業は社員の採用を積極的に進めていますが、いずれ「早期退職者募集」だの「今期の採用見送り」だのといった言葉を新聞やテレビでちらほらと見かけるようになるでしょう。おそらく、企業は社会の反感を買わないよう、なにかと表向きの理由をつけながら、AIで代替えできる職場はどんどんAIに替えていくものと思われます。
よって、すでに懸念されていますように、AIの導入によって多くの人が職を失っていくと思われます。この予測はいろいろな研究機関の発表からみてもわかる通りなのですが、フリーセンテンスが心配しているのは、職を失うのはなにもAIによって直接、職を奪われる人だけでないということです。
AIに職を奪われた人も生きていくために働かなくてはなりませんので、別の職を探すことになるはずです。ということはつまり、AIによって職を奪われなくても、他の人に職を奪われる人もこれからどんどんと増えていくのではないか、ということです。

 もちろん、これはフリーセンテンスにも当てはまります。
フリーセンテンスの本職である介護職は、よくAIに職を奪われない筆頭にあげられるのですが、介護職って、AIに職を奪われなくても、他の人に職を奪われる可能性が大いにあるんですよね。だって、誰でもできますから。
いや、本当、介護ってやる気と体力があれば誰でもできるんですよ。実際、当方の職場にも、元エンジニアとか、営業職とか、警察官とか、さらには自衛隊のレンジャー資格持った人(この人、本当に化け物ですが)までいるんですから。
 で、その人たちが言うには「介護はヌルゲー」だそうです(´;ω;`)

 というわけで、介護職のフリーセンテンスも、将来的には職を失う可能性が大いにあります。いまはまだ介護の最前線で働けていますけど、フリーセンテンスはこれからますます老いていき、体力だけでなく、身体の各種器官も低下していくでしょう。そのうえ、病気でも患ってしまったら、お役御免とばかりに他の人に職を奪われて、やがては生きていくのに必死で、創作活動どころではなくなるのではないかと悲観しています。
そして、これはたぶん、いま現在活躍されている他のクリエイターの人にも当てはまるのではないでしょうか。
実際、AIの猛威にもめげず、兼業であっても創作活動を続けていこうとされている方は多いと思いますが、職を失ったり、老いたり、病んだりしたら、生きていくのに必死で、創作活動どころではなくなってしまうでしょう。もしかしたら、それが原因で心身に不調をきたしてしまうかもしれません。
 暗い予想はいろいろとあるのですが、長くなりそうなので、とりあえず、オブラートに包める程度で納めたいと思います。

 というわけで、以前の内容も含めた長い長い前提をまとめて、これから創作活動をしていくうえで立ちはだかる問題は、以下のようになります。

1、AIの進歩によって若い創作家がどんどん出現し、台頭してくる。
2、上記の理由によって、ネットには大量の創作物が溢れ返り、多くの作品が見向きもされないまま埋もれていってしまう。
3、作品が埋もれてしまった結果、創作活動で収益をあげたり生計を立てたりすることがますます難しくなる。
4、多面的な社会の変化にともなって、主に経済的な要因で創作活動の継続が難しくなる。
5、一度でもクリエイターを取り巻く状況が悪化した場合、立ち直ることが以前よりも困難になるため、創作活動の再開がより困難なものとなってしまう。

 ・・・・・・以上が、精神状態が悪かった4月に達した結論でしょうか。まぁ、大いに間違っている可能性が大きいですが、数多くある予測のひとつと思っていただければ幸いです。

 暗いです。ええ、暗いです。4月はいろいろと気持ちが沈んでいたため、全体的に暗い内容になってしまいました。

 ですが、実際こうなるとはフリーセンテンスも思っていません。ですので、フリーセンテンスとしてはこれからも、AIが猛威を振るいだし、破滅のラッパが吹き鳴るまで、もっとエロい小説をうまくかけるよう、精進したいと思います。もちろん、お仕事も身体を壊して働けなくなるまで、生きていくため働きたいと思います。これが、「フリーセンテンス」としての、とりあえずの結論でございます。
 でも、AIの猛威によって、現在活躍されているイラストレーター様が描く気を無くしたり、pixivを離れてしまったりしては困るので、想定より速めに挿し絵を描いていただける方を探したいと思います。出せる予算の都合もありますので、描いてくれる方が見つかるかどうかはまだ未知数ですが(´;ω;`)

 少し長くなりましたが、今回はこんな感じで話を締めくくりたいと思います。
 長い内容でしたが、読んでいただいてありがとうございました(*´ω`)


 ・・・・・・などとのたまった場合、タイトルとの乖離でひんしゅくを買いそうなので、フリーセンテンスとしては困難を悟ったけれども、他の方であれば可能であろう「AI時代における商業的創作活動を継続するうえでの対策」を書いておきたいと思います。
もし、参考になれば幸いと思いますので、興味がある方は読んでいただければ嬉しいです。
 まず、今後の商業的創作活動を続けていくうえで、フリーセンテンスが考えた対策は、以下の三つになります。

1、仲間を募り、クリエイター間での連帯を持つ。
2、クリエイターそれぞれが資力を持ち、なおかつそれを維持する。
3、デジタルではなく、リアルでの活路を目指す。

 あと「4」として「パトロンを募る」という考えもあったのですが、とりあえずそれは省きまして、上記で達した1から3の結論の理由を述べておきたいと思います。

 まず「1」ですが、まずこれは、別にたくさんのクリエイターたちが集まって、ひとつの作品を創っていく、ということではありません。もちろんそれでも別に構わないと思いますし、集まった方がより良い作品を創れるかもしれませんが、フリーセンテンスのように、自分だけの作品を、自分だけの力でもって作りたい、と思っているクリエイターの方は多いのではないでしょうか。
そういった場合もありますので「1」での連帯とは、作品ではなく、クリエイターとしての活動の方針や方向性のあり方を同一し、連携することによって、問題や課題を克服する、という意味です。
 少し話は変わりますが、介護職が冷遇されているひとつの要因に、政治家へのロビー活動の失敗があると言われています。介護職の地位向上を目指す団体は数多く存在しますが、介護職の社会的・経済的地位向上を訴える政治家が少ない理由は、このロビー活動が失敗しているからだと。これはこれからのクリエイターたちが活動を続けていくうえで、学ぶべき失敗だと考えています。

 次に「2」ですが、これは「お金」を持つ、という意味だけではなく、「3」の理由にも繋がる意味柄で、「出資」や「株式の保有」という意味も含んでいます。
 なにが言いたいかといいますと、どんなにAIが猛威を振るうようになったとしても、世の中が資本主義社会である限り、資力は今後とも影響力を持ち続ける、ということです。つまり、「1」で集まったクリエイターたちが、まとまって企業や団体に「出資」したり株式を「購入」したりして、保有し続ければ、それだけその企業や団体に対する影響力を持ち続けることができる、ということになるはずです。
 たとえ保有している額や株式数は少なくとも、多くのクリエイターが集まって統一行動を取れば、それは金額や株式の保有数に関係なく、その企業や団体にとって無視できない存在となり、話に耳を傾けなくてはならなくなるからです。
 それに、これから現れるであろう若いクリエイターたちよりも、いまを生きるクリエイターたちの方が、お金を持っているはずですからね。さすがにフリーセンテンスも、アルバイトの高校生よりは稼いでいると思いますよ!

 そして最後の「3」は、上記の行動の総仕上げになります。今後、AIの猛威によってデジタル世界では大量の作品が溢れ返ることになると思います。このような場合、多くの人の目に触れてもらおうとするならば、やはり物質が持つ力は偉大です。
それに、漫画家でも小説家でもイラストレーターでも、やっぱり自分の作品が「本」とか「画集」になって店頭に並べられたら、それは絶対うれしいはずですから。
 よって、そのために「1」と「2」の力が必要となってくるわけです。

 ・・・・・・ええ、以上のことは、完全に机上の空論です。
 考えたフリーセンテンス自身、これは無理だと思い、考えただけで諦めましたので。それに、この場合、先頭に立って活動の音頭を取る人が一番大変で、損な役回りも引き受けることになるでしょうから、成り立たせるのは難しいと思います。
 ですので、本当に、数多くある意見のひとつと思ってください。

 ただ、よく言われている「これからのクリエイターは、いままでにない斬新な作品を産み出すことで活路をうんぬんかんぬん」という意見には反対です。そんなこと、簡単に言わないでほしいです。そんなことができるクリエイターはゼロコンマゼロ以下の人しかいないでしょうし、そんな人であっても、大量の作品が溢れてしまった世の中では、創作活動で食べていくことは難しくなると思いますので。
 だからこそ、まだ遠い将来の話ではありますが、これからの商業的創作活動をするのであれば、並々ならぬ苦労をしなければならないのではないかと思っています。もちろん、本当にそうなるかはわかりませんし、そうなってほしいとも思っていませんが。

 長々と書いてしまいましたが、すでに書きました通り、フリーセンテンスはこれからもエロい作品を書いていきたいと思います。とりあえず、まずはリクエストの消化から。そして、イラストレーター様を探して、挿し絵のある作品を書いていきたいと思います。

 こんな感じで、今回の話はこれで〆たいと思います。
 お目汚し、申し訳ありませんでした!

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