トレース☆志太郎 2021/10/18 09:19

ZBrush日記⑨

同人作品については退職する直前に知ったというか、
無職になる前は、自分が作る側の人間になるとは夢にも思ってなかったので
同人作品への理解があまりなかった。

ずっと遠い昔になるけど、大学を卒業して進路を決めるときに、
①東京のゲーム会社に就職する②普通に県内の安定企業に勤める
の2択で考えていて、世の中、好きなことして食っていけるのは才能のある
一部の人間だけ、と判断して②を選んだのだけども
入社したときは鉄板の安定企業だったのに、業績は年々落ちていき
入ったときがピークで、その後は右肩下がり、昇格せず給料あがらず
人員削減による激務の3連続コンボから、最終的にリストラという

好きなこともしてないが、さらに安定もしていない。
失ったのは若さだけ。

という結果になってしまった。

さらに当時結婚を考えていた彼女にも、俺の収入でやってけるかなあ
と思ってだらだらと長く付き合っているうちにそのまま別れを迎えることになり
結婚も一生無理な年齢になってしまった。

結局、いろいろ我慢してまじめに生きてきた結果がコレなので、
今は、好きなことしかしない、働くのは最小限。
生きるためには親のご機嫌をとり生活費を最小にして親寄生という、
今までとは真逆な生き方をしている。
親が高齢で体も弱ってるので、幸いにも、
家事手伝いポジションとして家族や近所から認められ
生きずらくはないのが救いではある。

ずいぶん自分語りの脱線をしてしまった。
というわけで同人についてはまったく知らない世界だったのだけれど
同人に関わるようになって3年目、作品作りは前提として
2つのルールがあることに気づいた。(というか、思い知らされた)

①エロい作品じゃないと売れない
②エロいというのは男女がただ普通に交尾するのではなくて
 フェチ要素(性癖)が必要である

特にこの②については最近、気がついた。
それで、3D作品にも、自分だけの特徴を織り込まなくてはいけなくて
いろいろ考えていたのだけれど、
自分の3D作品は、”拘束”というワードで検索して買ってくれた
お客さんがいらっしゃったようなので、ロリ&拘束というのを自分の作品の
フェチジャンルにしようかなと思いたった。

自分はエロについては潔癖すぎるところがあって
暴力的だったり、アレまるだしとかグロっぽいのが非常に苦手なので
作れる作品が限定されてしまう。
できるのは、超ソフトSMというか、手足を軽く拘束して言葉責めする
作品くらいものなので(例えるならレディスコミックみたいな感じ)、
ここらへんを自分のフェチジャンルに設定するしか手はなさそうだ。

それで3Dフィギュアにロープを張る技術を研究していたのだけれど
マーベラスデザイナーで伸縮性のある生地で拘束布を作ってから
その上にZBrushのCurveブラシでロープや鎖をはわせるのが
一番楽だという結果になりました。

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