レトロエロゲから学ぶ①
先々月くらいに、勉強のため10年~25年前くらいの
エロゲをジャンクでまとめ買いしていた件。
適当に1時間くらいやってみて、システム的にこれは学べた!
と思った作品を紹介いたします。
最初にご紹介したいのはこれ。
Lusterise モンスターズ・レイド ~魔に堕ちる姫騎士(2013製)
とりあえず100本くらいあるジャンクの山から、無作為抽出で
やってみたんですが、とにかくテンポが悪い作品が多かったです。
どちらかというとビジュアルノベルにほんの少し分岐をつけただけ
みたいな感じ。
イラストレーターやシナリオが気に入ってるならいいんですが
自分の場合、文章に付き合うのが苦痛で、小1時間で放り出すケースが
後をたちませんでした。
そんな中で光っていたのが、この作品です。
とにかくテンポがいいです。
魔物が現れた。
1.戦う
2.逃げる
1を選ぶ→はい、BADエンドです。魔物に負けて犯されました。
みたいな、3分おきに分岐がきて、間違えるとすぐヤられちゃう
みたいな明快な展開。
プレイヤーにいかにストレスを与えないか、そんな製作者の
気遣いが感じられた作品でした。
購入者が同人ゲームに何を求めるかといえば、
とにかく気軽に手にとって、攻略本なし1時間で
エンディングみたいな軽い感じだと思うんですよね。
それは積みゲーの対極にあるものだと思います。
またその気軽さは、プレイヤー側の救いだけではなく
自分みたいな技術もない、手も遅いような
作り手側の救いにもなると思うんですよね。
軽いテンポ、わかりやすいルート、同人作品の基本を
考えさせられた良作でした。
※8/21追記
古い作品ですが、DLsite内でも販売していることがわかりましたので
リンクのせておきますね。
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