whisp 2019/12/22 22:06

【ものべの】「ありすルートですみはどうやって金庫開けたの?」への回答です!(進行豹」

こんばんわです! 進行豹でございます!

みなさま、クリスマスの準備はいかがでしょうか?

わたくしは、ジャストいま! オーブンで、ちゃあんとスタッフィング(詰め物)したローストチキンを焼いております!

この季節には普段はスーパーであんまみない丸鶏がでてくるので、それを買って、いまのうちから焼いておきますと、
クリスマスあたりまで、丸鶏の色んな部位を楽しみながら食べ続けることができるのです!!!

なにせ! 食べるの! わたくしひとりでございますから!!(泣

とはいえ美味しいことは間違いないので、焼き上がるの、素直に楽しみでございます!!!


そんなこんなで焼き上がりを待ちつつの
「ものべの」「まいてつ」質問コーナー
https://twitter.com/sin_kou_hyou/status/1190613793128083456?s=20
参りましょうです!!!


本日は「ものべの」本編がらみのご質問!
ご質問くださいましたのはナーサリーライムさんです!
まことにありがとうございます!!!

///
Q:
主人公の母親の写真を探す時に
倉庫にあった金庫を夏葉の財布?にあった鍵を使って開けていましたが
確かありすルートだと夏葉の鍵のくだり無しで写真を持ってきていたはずなので
もしかして金庫を他の方法で開けたとかそんな感じでしょうか?
///


///
A:
そのとおりかと!!!
///

沢井はなさん――
夏葉と透のおかあさんの写真は、こちらですね!
(いちおう、ネタバレ防止のために裏面です)


この写真の発見は、事態解明への重要なキーのひとつでございまして、
すみルートではこのように発見されます。


(なお、以下のテキストは_HEではなく無印ものべののものなので、びみょーにHEと違います!)

//////////////////////

【透】
「――金庫だ。なんか、昔見たことあるような気も……」

【すみ】
「はなが使っておったものじゃ。
久しく見なくなったと思うたら……こんなところに」

【透】
「これ――あ、ダイヤルないや。鍵だけだ」

【すみ】
「鍵――――鍵。透、預かっておらぬか?」

【透】
「いや、僕知らないよ。ってか、すみも?」

すみが黙って首を振る。
念のために――と飛車角を見れば。

【飛車角】
「ひりはへんほう」

【透】
「困ったな……鍵がないと」

【すみ】
「なんとか開けることは出来ぬか?
こう、針金かなにかで」

【透】
「無理しても鍵穴つぶしちゃうだけだよ。
金ノコで切れるような感じでもなさそうだし」

【すみ】
「……風呂敷にも……ううむ、包まれておらんのう」

【透】
「鍵と金庫を一緒にしまう――ってことはないんじゃないかな。
あるとしたら、母さんの部屋か、父さんの部屋」

【すみ】
「なれば、手分けして探し直そうぞ」

【透】
「だね、父さんの部屋は物が多いから、僕と飛車角。
母さんの部屋は引き続きすみ、でいい?」

【すみ】
「うむっ!」

;暗転

……けど、父さんの部屋でも母さんの部屋でも、
家中全部を探してみても、鍵は全く見つからなくて。

蔵に戻って もう一度――
でも、結果は同じで、もうへとへとで。

;蔵、透、すみ、飛車角

【透】
「こ……これだけ探しても無い、とか――」

【すみ】
「うむむ……。
もう鍵は捨てられてしまっておるのやもしれぬ

【透】
「いや――捨てるだったら金庫の中身の方が先でしょ。
そこまで見られたくないものなら、燃やしちゃえばいいんだし」

【飛車角】
「そうでのうたら……誰かに預けとるとかは」

【透】
「それかも!」

希望に、頭が持ち上がる。

【透】
「菜穂子さんか、尚武さんか」

【夏葉/?】
「――ゃーん」

【ありす/?】
「――――さーん」

【すみ】
「む?」

【夏葉】
「おにいちゃーーん、いないのー?」

【ありす】
「透さーん、あなたのありすが帰ってきましたよー」

【透】
「って! 誰が僕のっ」

【ありす】
「なっちゃん、こっちだ」

小走りの足音が近づいて来て、
夏葉とありすが、蔵の中へと入ってくる。

【すみ】
「おにいちゃん、ただいま! こんなとこで何してるの?」

【透】
「おかえり夏葉。おかえり、ありす。検診はどうだった?」

【夏葉】
「うん! 夏葉、元気だって!
でもね、明日も検査に来なさいってさ~」

【透】
「明日も?」

【夏葉】
「うん、『ねんのため』って!
ちゃんと食べて、ぐっすり寝てれば、だんだん良くなるって!」

【透】
「そっか」

ありすをちらりと見てみれば、
その通りです、と頷いていて――

なら、症状の悪化はなくて、
けど……原因の究明には、全然届いてないってことだろう。

【夏葉】
「ね、おにいちゃんはなにしてたの?」

【透】
「あ……うん。探しものをね」

【すみ】
「夏葉……ひょっとしたらおぬし、あずかっておらんか?
はなから、鍵を」

【夏葉】
「カギって――」

夏葉がごそごそポッケを探る。
ポッケからお財布を取り出して、お財布の中から――

【夏葉】
「これ? ひょっとして」

//////////////////////


――夏葉ルートでも同様、夏葉のお財布の中の鍵で金庫をあけてます。



で、ありすルートでの当該はここですね!!!

『ありすルート09「ありすのアタック!」』


//////////////////////

【透】
「……見つけもの――って」

【すみ】
「透に……透一人に見せねばまずいと思うて、の」

【透】
「あ、じゃ、ちょうどよかったんだ」

【すみ】
「夏葉たちは、おらぬのか?」

【透】
「うん。僕より先にお風呂上がって……
今は、ありすの家。服とかなんか選んだりしてるだと思う」

【すみ】
「左様か」

ほっとしたような声をだし――
けれどもすみの表情は、いっそう厳しく引き締まる。

【透】
「何、なの? 僕ひとりだけに見せねばなものって」

【すみ】
「……これじゃ」

すみが和服の袂から、一枚の紙をそっと取り出す。
文字が書かれて……いや、これ――写真の裏側だ。

【透】
「我が家にて。この子たちが健やかでありますように』
……この字って」

【すみ】
「はなの文字じゃの。蔵の隅の金庫の中に――
隠されるように置かれておった」

【透】
「母さんの……」

//////////////////////




このようにありすルートでは
『透一人にだけ見せに来た』=夏葉、ありす、おそらく飛車角の力も借りてない――となるので、夏葉のお財布の中の鍵に頼ってないことは確定的といえるでしょう。

しかし、すみ一人ではこの鍵を解錠することは難しい。
となるとそれ以外の誰か……解錠できそうな顔ぶれとなると、ちまかとおこさんが思いつきます。

すみが沢井家の金庫の中身をちまに見られるリスクを○すわけもございません。
ということでちま説は消える。

となれば! ここは! こんな感じであったことが類推されます!!!

///////////

(蔵の中で金庫を見つけ、解錠をこころみるすみ。しかしかなわない)

(蔵の外、誰かの気配。すみ、身をすくめる)

「あれれぇ、くらに、だれかいるのぉ」

「おお、ちょうどいいところに!!」 →すみ、蔵の外に金庫もって出てとおこに事情話す。

「あければいいのぉ? (ばきっ) あれ、ふたとれちゃったぁ」 

「いいや、かまわぬ――中身は――っ!!?」

「ああ、はなだぁ。なつかしいねぇ。うふふ、なつは、ちっちゃいねぇ。あかちゃんだぁ」

「すまぬが、このことは誰にも話さないでおいてもらえぬかの?」

「いいよぉ。とおこ。だぁれにもはなさない。っていうか、きっとすぐにわすれちゃうしね~」

「かたじけない!」


///////////


って感じかなぁ!!! と!!!!


ご参考まで!!!!


それでは、また!!!!

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