【ジャンプ感想】僕のヒーローアカデミア No.30

僕のヒーローアカデミア

　騎馬戦決着！
今回も色々あるけど、やっぱりかっちゃん！
担ぎたくなるわー。
「このままで良い」な考えを蹴飛ばす、ハートを引っ張り上げてくれるような熱いカリスマと、助けたくなる脆さ、その二つが同居してる。
試合後、芦戸ちゃんが不満そうだけど、能力の不足じゃなくて、かっちゃんの気持ちに自分が追いついてなかった不甲斐なさからじゃないかな。
かっちゃんが瀬呂くんと芦戸ちゃんの名前を呼んだら、と想像するだけでニマニマしちゃいます（笑
　そして皆頑張ってる、本人もすっごい頑張ってるのに、
頑張ってるから締まらない上鳴くんがもう可哀想で（笑
多分A組3チームの中で、一番犠牲的なレベルで頑張ってるんだけどなー（笑

　あ、一番格好良かったのは常闇くんです。
しかも強力。もう一人戦力が居るって、単純だけど無法に強いですな。
一々言動が中二ライクなのに、本当に格好良いとか惚れるぜ…！
　デクを気遣うお茶子ちゃんと発目ちゃんのWアクションが可愛いなぁ。
発目ちゃんはその後すぐ故障したっぽいアイテムに注目でしたが（笑
プンプンする梅雨ちゃんカワイイ。

　心操くんは不の意識=罪悪感等を持ったものを操れる能力っぽいですね。
たしかに強力だけど、これはどうやってもヒーローらしくないし、あの入学試験は突破出来ないわー。
知らないメンバーの中では即能力発揮も出来ないし、自分のポイントには出来ないし。
ただ、ヴィランもその殆どは罪悪感を持って犯罪行為をしている筈なので、
(例えばヴィラン軍団の多分高い能力者、上鳴くんを人質にした電気能力者も言い訳してましたし)
ヴィランも自分も傷付く事なく無力化・逮捕出来るのは強力で有用な能力に間違い有りません。
やっぱりヒーローじゃないですけど（笑

　騎馬戦決着で、上位4チーム16人のみが次競技へ。
足切りキツいな…
鉄哲くん茨ちゃん骨抜くんのB組高位組がここで脱落かー。
まだ能力が全く不明な口田くんと一緒にとても残念です。
　常にトップを目指す意識が必要なのが、かっちゃんの勝利だけでなく、競技や得点ルールにも現れている気がします。
着実な調査や計画は組織行動をする警察の仕事で、緊急性が大事なヒーローの仕事は、B組の作戦とは遠いのかも。
　後はトーナメントバトルで最後かな？
相澤先生とプレゼント・マイク、ホント仲良いな（笑

　デクがついにワン・フォー・オールに成功！
これは大きい！…んですが、あくまで大きな武器であって、これをどう用いるかかどうか。
それこそが大きな物語の通過点になりそうです。
今回はまだ、その前段階かな。
　轟くんが弱さや無用なこだわりを超えられるか、にも繋がりそうなので、次の競技がその超えるべき壁かもしれません。
受け継いだ師≒父の力を自ら血に久にしようと努力する者と、抑え込み否定しようとする者。
その戦いとなるのか。
次回のオールマイトとエンデヴァーの会話も、その示唆になるのか。
トップヒーローをゆっくりと降りるオールマイトと、おそらくは現時点の事実上No.1ヒーローのエンデヴァー。
父としてだけでなく、そのヒーロー像、為人に触れられそうで、ちょっとわくわく。

　他の感想はこちら↓
週刊少年ジャンプ12号 感想(2015)