ぶるがり屋 2019/03/22 05:39

先々々週のアニメ感想 木曜分 20190228

からくりサーカス 19話、約束のネバーランド 8話
の感想ですよー。


約束のネバーランド 1(完全生産限定版) [Blu-ray] [Blu-ray]
諸星すみれ
アニプレックス
2019-03-20

からくりサーカス

 あの悲劇の夜を越えて。
と思ったら絶望と闇は深さ増すばかりだよ!

 手をすり合わせ祈るように「永遠の生命」への憧れを語る貞義の、何と言うかこの、
ゾクゾクする気持ち悪さね!
モンスター好きな私の快楽神経がビリビリ刺激されました(笑
 今回だけでもディーン貞義の闇深さには参るばかりですが、声と演技からもう、こんな深さじゃないと分かるのがもっと怖いよ!

 エレオノール=しろがねの「勝を守って人間になる」という使命を正二お爺ちゃんが涙ながらに植え込んだ理由、何だったかなー と、アニメ見ながらもどかしく思っていましたが、やっと思い出せました(笑
今までの不思議と謎が絡まりながら第一回に結びつく…!
エレオノールが何故勝と微妙〜に離れたサーカスに居たのかとか、全く謎でしたからね。
 特にエレオノールを騙すことなど、こんな膨大な手間暇かける労力や計画性を、もっと普通の恋のようなモーションかけに何故生かせなかったのかもうこのダメ人間め!
まぁ、そんな小細工のせいでディーン貞義より前に、鳴海に出会ってしまう訳ですが。

 前回からずっとですが、ルシールはどこまで分かってて、どこからディーンの横槍で出来なかったのかな。
ルシール視点の外伝が読みたいぜ!

約束のネバーランド

 原作を知っていてもなお、この衝撃!
シスター・クローネのあがきと、死。
そうなのですよね、大人たちもこんな世界が、皆を騙して死なせる世界のままで良いと思ってる訳なくて、でも抗いようがなくて。
子供の頃に壁を超えたママも、きっとグランマも、そうだったのに。
でも今は、ママもグランマも、笑って人を死を追いやることが出来るようになって。
 残酷な世界で、ずっと生き延びることだけを胸に全てを犠牲にしてきたクローネは、抗って抗って、
死んだ。
 意地悪でうるさくて、生命力も感情もたっぷりな、魅力的なキャラクターでした。

 ただ、最後に重ねられた言葉は「ご馳走様でした」より「いただきます」の方が合ってたよーな気はします(笑

 ママが怖い。
今回は丸々ママの独壇場、恐怖劇場でした。
 クローネも使い終わったら処分し、上司も巻き込み、そしてもう不要と判断したら「優しいママ」の仮面も捨てさり、赤子の手をひねるように、エマの足を折る。
いやもう痛そうな音だった…!
 クローネだったらパワフルに走りこんでたでしょうけど、ママは走らずまっすぐに歩み寄って、ノーモーションで足を折るのですね。

 同時にきっと、レイに謝った言葉も、久しぶりのハグを喜んだのも、本当なのだろうなぁ…

 そして明かす、ノーマンの出荷。
精神的支柱のエマの足を折り、頭脳的支柱のノーマンを即日出荷。
ママが絶望そのものだよ!

 エマを抱っこしてきたママを迎える時、フィルが一瞬後ろを向いたのは何だっけ?
エマ以外の「真実を知る子供たち」の動向を確認したのかな?

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