映像研には手を出すな! 5話の感想
映像研には手を出すな! 5話の感想ですよー。
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伊藤沙莉
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2020-06-24
映像研には手を出すな!
文化祭・ロボアニメ編開始!
浅草氏の魅力たっぷりな30分でした。
小動物的可愛さ、怖がるだけで終わらない想像力とタフネス、マニアな情熱と他者のマニア愛も同じように慈しむ器の大きさ。
そして価値観はかなり逆位置なのに、金森氏との気の置けない仲。
「金の亡者め!」「仕事に責任を持つために金を受け取るんだ!」の攻撃、どっちも痛いでしょ(笑
ええなぁ!
私は軽度のロボ好きですが、大学サークルの仲間は重度のメカマニアが何人もいて、どれだけ愛し苦しみ悩み、自分たちの理想を追い求めてきたか知っています。
リアル、スーパー、ロマン。
マニアだからこそ気づいてしまう矛盾、あり得なさ。
ロボ研部長、君の愛と苦しみと歪み、分かるよ…!
このマニアだからこその苦しみの叫びに、
浅草氏と水崎氏も泣くとすぐ分かりました(笑
「宇宙が広すぎて毎日お風呂で泣いている」「毎日波動拳出す練習してる」
いや金森氏も含めて、
キミら全員メンドクセーよ!(笑
ロボ研女子の「パイルバンカー」もええな!
キー点火や半クラ、斜め立ち上がり起動!
面白い絵だなー。
まだ見ぬアイデア、実はまだまだ眠っているのかもしれません。
今回のも、発想ネタ元は古いものばっかりですし(笑
このマニアの煮凝りのような激情をただ肯定するでなく、金森氏の冷たい視線も魅力的なのがまた、この作品の味わい深さですよ。
「問題が感情で解決する人間が一番嫌いだ。」
なんて言われたら泣いちゃうぜ!