やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 4話の感想
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 4話
「ふと、由比ヶ浜結衣は未来に思いを馳せる。」の感想ですよー。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第1巻(初回限定版)(渡 航書き下ろし文庫小説同梱) (Blu-ray)
出演: 江口拓也, 早見沙織, 東山奈央, 佐倉綾音
監督: 及川啓
販売元: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
発売日: 2020/09/25
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
今回も、ふとした動きが、振り向く、笑う、口ごもる、そんな動きが丁寧で、心の動きも伝わってくる、
そんな丁寧で繊細な物語でした。
学校にたった一人な自分を、見つけ出して、助け出して、結びつけてくれた。
多分、八幡と雪乃にとっては、平塚先生はずっと頼れると思っていた、とても大事な存在だったのですね。
異動を知った雪乃の置いていかれた仔犬のような顔、電話で言葉を止めた八幡の怒りのモ独白。
いつも自信満々で甘えるのも頼るのも苦手で隠す2人が。
平塚先生からすると、生徒の成長、これからの生き方が大事であって。
今回のプロムはその要素であって成否は問題ではなく、失敗しても間違っても、雪乃自身が決めたり、八幡が自分の言葉で選ぶことが何より大切で。
頼ってくれるのも嬉しいけれど、それより自分を頼らずに生きて行くことが、最後の目標なのですよね。
私もいい年なので、平塚先生の大事だからこそちょっと引いたように見えるスタンスはよく分かるのですが、当人たちが本気でがむしゃらなこと、それだけで十分なので、言えないし伝えられないですよねぇ。
でもきっとこのまま異動しなくても、奉仕部3人が卒業したら、寂しくて一晩中酔うんだろうなぁ。
自分でやると2人に向けた雪乃の優しく切ない顔が。
泣いている自分を置いて雪乃の所へ行ってと笑う結衣が、
…心に痛い!
雪乃はずっと確かな目標があって、でも八幡と結衣との日々に満足してしまって。
変わってしまった自分もが許せない、でも八幡と結衣が誰より大事で、幸せになって欲しくて、迷惑かけたくなくて。
結衣はきっとずっと、ずっとずっと前から、隠して我慢して。
でも八幡がどういう人間か、かりそめみたいな理由で人を助けに行く意味が、何より八幡の、そして雪乃の気持ちが誰より痛いほど分かる結衣だから。
もう涙を隠せなかったんだ。
その他色々。
MAXコーヒー自動販売機前のヒッキーキモ!(笑
これを目の前でやるわ、2ショット取るわ、丸くなったなぁ。
こんな感情も全部、キラキラ輝く本物だと思うのですが。
八幡と誰かのトークはどれも軽快で楽しいのですが、結衣のトークはさらにラブコメ味が強くて… 色々胸にキますな!
雪ノ下ママンの怖さ、原作より弱めに感じたり。
「共依存」と「お兄ちゃんムーブ」あたりが3期部分のテーマというか越えるべき壁だと思うのですが、正直、好きな人に甘えられたり頼られたり、甘えたり頼ったり。
幸せですよね。
でも確かに、八幡が雪乃や結衣にどれだけ助けらてて、救われているか、雪乃も結衣も知らない気がします。
すれ違いの根は、これが一番かもしれない気がします。。
今回触れたり近づいたりで八幡がいろは、結衣、結衣とヒロイン全員に頬を染めてましたが、
一番赤くなった面積が広いのは戸塚でしたね!
時間と汗の量では結衣が一番でしたが(笑