ぶるがり屋 2021/04/21 00:42

フルーツバスケット 3期3話の感想

フルーツバスケット The Final 3話(計53話)
「降ればいいのに」 の感想です。


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フルーツバスケット

 前半は真知。
ぐぅう、この作品の親は本当にクズで、子供の心を殺す毒ばっかりだ…
 分からなくても、間違っていても、ずっと頑張ってきて、何もかも否定された真知を。
その痛みも頑張りも認めて、ただ真知という人間を優しくしてくれる由希の存在は、何よりも嬉しくて暖かったのでしょう。

 真知の痛みを分かってあげられるのは同じ境遇の翔だけだけだったけど、余りにも同じ過ぎて、癒せは出来なくて。
頑張りも痛みも分かってもらえた真知も、痛みを分かち合えた由希も、癒された妹を見られた翔も、嬉しかったのだろうなぁ…
あの呼び出しは翔にとってもホント失敗(笑

 後半は皆川素子先輩!
楽羅と素子先輩の失恋話は本当に良い…。沁みる、好き。
暴走しがちで変人で悪いこともしてるのだけど、いや回想もおかしなシーンばっかりだったけど(笑、
由希への愛はまちがいなく本物で。
 だからこそ、プリユキで唯一由希の孤独も恋心も見抜いてしまって。
自分の恋心よりも、由希の優しさへの感謝を大事にして。
報われなかったけど、報われて。

 本当に直人くんに惚れられてるのも、直人も同じように恋心を伝えるよりも好きな人に感謝を伝え、何よりも幸せになって欲しいと願う姿が、一所懸命で純粋で切なくて、格好悪くても美しいと思います。
幸せになってー!

 真っ白で完璧なチョークの山を、当たり前に折る由希。
か、格好良い〜!!!!
男でも惚れるわ!
 優しくて、でも自分の中で閉じこもって凍えていた由希が。
透くんに触れて、草摩の呪いを超えて、そして今回素子先輩の感謝を知って、自分の優しさが人を救えていると知って。
由希が持つ優しさを優しさのままに、当たり前に震えるようになったのかな、と思いました。
王子様っぷりに磨きがかかるな!(笑

 来年のいつか降る雪の日に、当たり前のように踏んで回ろうと雪から誘うのでしょうね。

 真知の親のクズっぷりに胸が痛くなりましたが、終わりの燈路ママお優しさおおらかさがもうね!
胸にくるのですよ!
燈路が今まで見せなかった本当に幸せで嬉しそうで、優しそうな笑顔がまばゆい。
ママも妹も大好きですよね、分かる。

 

(以下ネタバレ注意!)



 幸せになって欲しかったー!
いや違う形で幸せになったのでしょーけど!(笑
直人の頑張っても願っても届かない、精一杯な情けなさっぷりも好きなので、皆川素子先輩とくっついて欲しかったのです。
anotherで期待していたのに結婚してなかったのはこのカップルだけでした(笑

 ラストで髪を切られてまたEDに近付いて。
これアニメ組は答え合わせを見てる気持ちなのでは(笑
 依鈴が監禁されてること、紫呉は気付いてますね…
由希と夾と透にもですが、
潑春には半殺しレベルで殴られるべきだと思うよ紫呉!

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