ソードアート・オンライン 6話の感想(再放送)
ソードアート・オンライン 6話(再放送)
「幻の復讐者」「心の温度」「黒と白の剣舞」の感想です。
ソードアート・オンライン Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版)
発売日 : 2017/1/25
販売元 : アニプレックス
ソードアート・オンライン
「圏内事件」解答編。
うわぁ、これは嫌な、痛みや苦しみというより、ただただ嫌な事件でした。
愛していた人の個性を尊ばず、自分勝手な理由で殺人を選び、かつその責任は徹底的に回避する、真相に近づく仲間も自分の手を汚さずに殺す。
それだけだったら「憎むべき事件」なのですが、元凶はやっぱり茅場晶彦のSAO強○監禁だったり、そんな異世界での個々人の特性の違いだったり、またこの「殺人と殺人罪が乖離した世界」がより状況を悪化させたのだったりと、何も無ければ事件も犯人も動機すら発生せず仲の良い夫婦のままだったと考えると、気が滅入るばかりです。
事件の真相、トリックは人間の思い込みとデジタル世界のルールの合わせ技でした。
ただオブジェクト破壊とPC死亡のエフェクトがどう違うのか、見比べさせて欲しかったです(笑
ペット(シリカのピナ)死亡はオブジェクトの方なのかな…
真犯人のダメ夫さんが元仲間たちに連行されて行きましたが、あれどんな目に合うのでしょう。
キリトが許した以上、殺されないとは思うのですが…
それともあんな流れだったら殺されても良いと判断するのかな。
いやキリトなら殺人を是とはしないとは思うのですが… かと言ってどんな罰が下せるのか、下すべきなのか。
真実も正解も分からず、もにゃもにゃします。
唯一気が晴れるのは、キリトとアスナの二人。
アスナの方はもう気になって惚れてるかまだか、そんな状況でキリトの具合を調べてる感じですし。
キリトの方はまだ恋とかそんな心持ちでなくとも、個人を、女性を、愛する人そのものを大事に愛してくれる優しく暖かい人柄だと見せてくれて。
ほんわかします。
いつもなら「くっついちゃえよ!」と言う所ですが、2人のお熱い未来を知っているので(笑
仮想世界での、リアル世界との差異、関係性のずれ、愛と結婚関係。
その悲劇と希望が描かれていたように思います。
ED見てたら、ラフコフ団員として逢坂良太さんの声が。
今回では「殺しあったら最後の一人は生かしてやるよ」と言って殺してきた男だと思うのですが、これ後々の「ないよぉ、剣ないよぉ!?」の男ですよね!
こんなちょっと出の頃から、ちゃんとキャスティングされてたんだなぁ(笑