ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 32話の感想

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 32話 の感想ですよー。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風

　残るはVS.セッコ！
もちろんチョコラータ=グリーンデイとのコンボが極悪ですが、単体でもかなりの強敵ですね。
スティッキィ・フィンガーズに打ち勝つ近距離戦闘力、周辺を自分に有利な地形に変える戦場操作能力、そして戦法までなら十分に賢い頭脳。
一対一で勝てるスタンド、まず居ないのじゃないかな？
　ホワイト・アルバムといい、「スーツ型スタンド」は直本体もダメージ食らうので、代わりに強くなりがちだったり。

　お互い見えないままの、意図と策を読み合う地下レースバトル！
肉体水状化も土の槍の雨も痛い！怖い！緊張するぅ！
　最終的にはブチャラティが勝ちましたが、強くて頭が良くて、おまけに肉体ダメージがほとんど通らないブチャラティにどう勝てというのか（笑

　セッコはセッコなりにチョコラータを好きだったと思うのですが、「強いから好き」「強いものと一緒に生きるのが安心」がセッコの生き方だったのかな、と思います。
　人間的とか倫理性とかはチョコラータと同様に無価値なもので。
2人一緒の死に方もまぁ、当然と言おうか、仲良しですね（笑

　そのダメージが大き過ぎたのか、ああ、ついにこの時が。
ブチャラティの残り時間がもう尽きてしまうのか…
この後の展開を知っていても、清廉に苛烈に生き抜いたブチャラティの最期が近づき、ブチャラティが嘆き苦しむ姿を見るのは…
辛い。

　そして！
待っていたよ…
謎の男=ポルナレフ36歳登場！
失われた体と、あの底抜けに明るかった男の、渋く哀愁に満ちた声に、どれほどの死線を超えてきたのかが偲ばれて、嬉しくて、辛い。

　今回は打ち勝った勝利よりも、大好きなキャラの再登場よりも、失ってきたものの重さに心が締め付けられました。
でも、これで終わりじゃないんだ…

　「他人の気持ちが分からない」と思っていたディアボロでも、ブチャラティの魂の気高さは理解していたのですね。
ただこのタイミングだと、ちょっと間違えればディアブロもカビで死んでたのでは（笑
　コロッセオ。
ポルナレフ、ブチャラティ、デャイボロ=ドッピオ、そしてジョルノ、ミスタ、ナランチャ、トリッシュ。
役者は揃い、最後の時が迫ってきました…

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 31話の感想

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 31話 の感想ですよー。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風

　まぁセッコからするとブチャラティがムカつくのも分かります（笑
ブチャラティは綺麗で格好良過ぎるのですよね。
憧れるか、怖がるか、否定するしかないぐらいに。
チョコラータをぶっとばせ！
ふと今までを思い起こすと、6部では珍しい「悪い敵を正義の怒りで倒す」話ですね。
ほとんどがギャング同士の内部闘争で、権力やお金、使命をかけてのお互いが生き延びるための戦いでしたが、今回だけは「目の前でカタギの人々が死んでいく様を許せない！」が一番大きな目的だったでしょう。
　漁村でブチャラティがチョコセッコをスルーしたのは「自分たちが居なくなればスタンド能力を解除して追ってくるだろう」という当然の常識を計算してのことで、でもチョコラータはそんなタマじゃなかったのだと…

　チョコラータ強い＆怖い！
そのスタンド能力の凶悪さももちろんですが、自分の肉体も生き死にも武器にするその感性が怖い…
恐怖を越える覚悟、溢れる探究心、磨き抜いた技術、あと純粋に縫合技術がトンデモ凄い（笑

　そんな恐怖も強さも機転も技術も卑劣も、
ミスタ(No.5)の覚悟とジョルノの頭脳がぶっとばす！
下から照らされたジョルノが最高に格好良いぜ！
何段にも重ねた計算と話術の末に、
原作期待通りの無駄無駄∞ラッシュ！

　専門動画班といい、頑張り過ぎだよ！だがそこがいい！
アクセントなWRYYYAAAAAAAがツボでした（笑
燃えるゴミは月・水・金！

　今回もまた、ジョルノが2人の魂、ジョナサンの気高い正義の魂と、ディオの手段を選ばない苛烈さを引いているとよく分かる戦いでした。
ゴールド・エクペリエンスは「生命を与える」までが能力、一度与えた後は完全自動っぽいので、チョコラータが言われた通りにしても脳みそ破壊してたと思います。
他のジョジョだったら最後の約束さえ守れば命は助けたと思うので、これぞジョルノ！という凄みですよね（笑
　そしてもう麻痺しちゃってますが、自分の死の寸前でも戦い目的を果たそうとする覚悟が凄まじい。

　ちょっと違いますが、本体が気絶しても自律行動する
セックス・ピストルズ強いな！
もともとミスタが覚悟が決まってる上に、食事という別エネルギーを摂ってるからかな。
　多分ミスタが死んでも、ミスタの意思と食事のエネルギーが残る限り、数分は戦えますね。
間違いない。

　チョコラータ＆セッコはラブラブ恋人か主人とペットか（笑
最悪ゲスのコンビですが、人間らしい濃厚な感情と絆が、その遺言が、なんだか可笑しくて、切ないですよ。

さらざんまい 8話の感想

さらざんまい 8話の感想ですよー。

さらざんまい

　おおう、悠も一稀と思いっきり絆があるじゃないかよー！

　でも確かに、一所懸命頑張る理由になり、かつ自分から言わないのも、一稀が忘れてるのも仕方ない、儚くて大事な繋がりですよ。
願いを捨てたひと、拾ってくれたひと。

誓兄ちゃん本気で悪い男だ（笑
弟が「また捨てる」と理解してなお連れて行くのは悠自身が選んだことですが、普通にそんな「弟の大事な絆」かもしれない子供を殺しかけるな！(笑
悪い男だけど憎めない、愛嬌たっぷり。
これは色々な意味での悪い男ですよ……。

　玲央＆真武が警察署で殺害バラしてるのはイメージビデオだとスルーしてましたが、カワウソワッペン使って警察を支配〜誤魔化してるのか。
曲がりなりにも一般市民が何人も消えてるのに捜査が進んでないのを考えると、まぁカワウソ一派に誤魔化されてますよねー。

燕太ぁぁぁああああッ!!!!(涙
ああもう、お前ってやつは。
燕太は騙すのも、頑張るのも、危険を冒してさらざんまいするのも、嘘がつけないのも、命をかけて守るのも、全て一稀のためなのですね…

　それでも、悠を友達と思っているのも、皿を彼のために使っていいと思ったのも本当の燕太の気持ちで。

　ただなー。
何を願えば、どうすれば悠が兄とも一稀と燕太とも幸せに一緒に暮らせるのか、3人の少年が幸せになれるのか、思いつきません。
　悠は誓兄が指名手配と暴力団から無罪放免になれば良いかな？
そしてこれから3人が一緒の町で暮らせれば一稀も十分な気がします。
ただ、ただ。
燕太が幸せになるには、何をどうすれば良いんだ……
　幼くまた自分のことで精一杯だった一稀が今までの苦しみから解き放たれ周りを見えるようになって、悠と燕太の気持ちを理解して、応えられれば、それで良いのかな…。

　ケッピ＆サラちゃんはもう完全に人ならざるもの、神様やら妖やらですね。
個人の心なんて分からないしどうでも良い。
そしてこの適当＆マヌケっぷり、負けたのも納得だよ！(笑

　玲央真武も本性は河童だったりするのかな？
でも頭頂部にも毛が生えてるから違うのかなー？
　玲央真武と一稀と燕太の関係は多くの点で違いますが、自分たちが苦しんでいる「死に別れ」を、ただ自分たちの為に無思慮に同じ苦しみを分け与えたのですね。
これはきっと「欲望」で「罪」なのでしょう。
けどきっと、燕太も一稀を生き返らせるためなら迷わず同じことをしたとしか思えません。
やりきれないなぁ。

さらざんまい 7話の感想

さらざんまい 7話の感想ですよー。

さらざんまい

ぐわわ〜。
前回で、秘密と暗い思いを胸にする3人の少年が、紆余曲折と秘密を共有した末に得難い絆を得て、これから物語は新しい段階へ行くかな－
と思ったらこれだよー!!!!

　ケッピとサラの関係、玲央が真武の関係、ついに登場したカワウソとか気になる展開いっぱい！
…だったのですが

　燕太ぁぁぁああああッ!!!!(泣き笑い
掃除中に転んだとか今更新しいキャラが出ないだろうとかちょっとだけ疑ったけど、悠と2人でコロッケの話をしてる姿を見てそんな疑いすぐ消したのに…
お前ってやつは…

　分かってから見直せば、荒らし方も必ず元に戻せる汚し方、荒らし方なのですよね。
燕太の行動は今まで提示されていて通り、ただただ「一稀と2人だけの特別な関係で居たい」だけなのがもう。
捻じれる理由が理解でき、当人たちの中では破滅的に、はた目には滑稽に哀れに捻じれてしまったことがやりきれないですよ。
汚しまくってる姿は本当に格好悪いし、その秘密の漏洩が予想出来ただろうに全く対応してないし。
　本当に幼くて愚かで、きっと燕太自身が抑えきれない行動なのだろうなぁ…

　さすがに他の事もちょっとだけ。
「そうか…ボールになって彼女に蹴られたかったのか」じゃねえよ！(笑
Σ玲央真武はカワウソじゃない！
ケッピダークネス!?
音寧姉ちゃん女教師！でも子供たちの返事が無くて怖い！
この返事が無いことが音寧姉ちゃんが学校で嫌われていて病んでるのでは？→弟の幸せな状況が憎くて荒らしたとか？と考えちゃったりしました。
ごめんね音寧姉！