今生のローダンセ 第34話 ストッキングをご褒美にもらいたいと思います
今、彼はお仕事が終わってはいるのだが、家にまだ何日かは帰れない状態。
原因はこれだ。
右腕の一ヶ所だけ捕まれたような赤いアザがある。
彼女と喧嘩した?
それならばモグモグと食べている朝食のおかずに、一品彼女が作ってくれた肉じゃがならぬ、「肉さつま」はないだろう。
仕事をセーブしても呼ばれるような仕事、厄介な案件で昨日招集があり。
「××××」
呪いの言葉を辺りに撒き散らす相手と向き合い、それを切り伏せた。
もらってはないとは思っていたが。
「あっ、これ呪いが肌に出ちゃってますね」
そういった類いの呪いは言葉通り水に流せる、霊泉の世話になることになった。
じゅるり
この音は霊泉に呪いが辺り、反応している音だ。
昨日からこれを何回か聞いている。
呪いはかけられた本人よりも弱いものならばそちらに移るという、とんてもない仕様があるため、それこそ目に見えなくなるまではこちらに居なければならない。
ごくっ
食後も機を見ては水を飲む。
早く家に帰りたい。
ちょうど気になることがあった。
家を出る直前、彼女が鍛えている男大きな雄尻に目が行ってたの。
(ちょっと今の何、前も大きな雄っぱい見たことあったけども)
「やっぱり女子は大きいのが好きなの!大きいだけが雄尻のいいところじゃないんだからね!」
と自分としては見てほしくはない訴えをしていたが。
「素振りするか」
彼としては大きな雄っぱいと雄尻がほしいらしく、ちょっと毎日の練習メニューの内容を変更しようとしていた。
Q
もし彼女が自分の雄っぱいと雄尻に、視線向けたらどうしますか?
「ストッキングをご褒美にもらいたいと思います」
そこでクンクン、スーハースーハーして、ゲンキニナッチャウまで行きたいそうです。