おねドル 1  1話 全体公開 コメントは100円プランのみ

アイドルに憧れるのは、女の子なら誰でもそうだし。
地味目でぽっちゃりメガネでゲーマーの私にも、オーディション応募の権利くらいはあるし。
一度は経験してみたいと思って応募したオーディション結果が、こんなことになるなんて思いもしなかった。

お母さんから渡された封筒の表には、オーディション結果通知の文字。裏返すとそこには……、
「はあああ!? 何コレ!?」
そこには――
《合格》の二文字があった。しかも3人の枠しか受からない競争率何倍以上の人気ガールズバンドグループ。
私が受けたのはその中でも新しく作られる、個性派アイドルグループという話だった。

まさかの合格に頭が真っ白になる。
私は夢でも見ているのかと思った。いやむしろこれは夢に違いない。
だって、今までの人生で何かのオーディションに合格したことなんかないし、ましてやそれが有名プロダクションのガールズバンドだなんて…………。

そして私は、指定された期日、ひきこもりがちだった自室を出て、芸能事務所の大きな会議室に向かった。
そこにはすでに2人の女の子が来ていた。
この二人も新メンバーなのかな?と思いながら席に着く。
すると程なくしてマネージャーらしき男性が入ってきて説明が始まった。
「僕の名前は田中です。えーまず君たちには、うちが新しく作ったアイドルユニットに入ってもらうわけだけど……その前に確認しておくけどさあ、君たちって今の生活に不満ある?」
「ないです」「別にありません」「無いよー」
それを聞いて、少し苦笑する田中さん。
「そっか、お金欲しいとかあると思ってたんだけどね。
まぁいいや、それじゃこれからのことについて説明するけど、一応言っておくね。僕らの仕事っていうか所属タレントとしての基本活動時間は朝10時から夜20時までだけど、場合によっては泊まりもあるよ。それと、一番大切な事なんだが、君たちは自分が選ばれた理由はわかるかい?正直言って君ら二人は見た目的にかなり地味な方に入るよね。だから他の事務所だと書類選考の段階で落とされちゃうレベルだし」
それを聞きながら、私はちょっとカチンときていた。失礼にも程があるんじゃないかと思うと同時に怒りもこみ上げてくる。
「それは分かるけど、じゃあ何で選ばれたんですか?私たち、それなりに可愛く見えるよう頑張ってきたつもりなんですが!」
私の隣の小さくて可愛い子の反論に対し、「アンケート結果だよ」と言って田中さんの口角が上がった。
「君たち、アンケートを答えたと思うが、その結果から才能ありと見込んで選ばれたんだ」
その理由で納得できるはずがなかった。あんな質問は適当に選ばれやすいように作られたものだし
「そんな馬鹿なことありますかね?適当なこと言わないでください!」思わず声を出してしまう私。
「おっ落ち着いて!大丈夫ちゃんと説明しますんで……」
田中さんは私達に向き直ると声を整えて話した。
「君たちは、アイドル史上初のオネドルとして売り出すことになったんだよ」
はっ……意味がわかんないんですケド……。オネドルってどう言う事なんだろう? 隣の小さい子も同じことを考えている様子だった。
お姉さんアイドルって事ならあんまりこの子もお姉さんぽくないし。
そしてまた沈黙が訪れる。それを切り裂いたのはこの部屋に入ってからずっと黙っていたもう一人の人物だった。
「オネドルってのは一体何を売りにするんでしょうか?詳しく教えてください」
その人は私より年上に見える、京都美人と言えるスラッとした人だった。
「よく聞いてくれた。オネドル、つまりオネショアイドルが君たちのセールスポイントであり、特徴なんだ。要するにフェチ系アイドルってことだね。
ほら、最近の流行りのアイドルグループとかを見てもそうだと思うけどメンバーのほとんどがオタクとか、そういうのが流行るでしょ?だから、今までにないファン層を取り入れようというコンセプトになったんだ。それで、まずはオーディションも3人グループで始めようとなったわけだ」
「えーと、そうなると、結局私達は何をするアイドル何でしょうか?まさか歌うだけですか?」
「いやいやいや、それだけじゃ他と一緒でしょ。歌って踊れるアイドルなら沢山いる。君たちは、現役おねしょっ娘アイドルとして、売り出すんだ!デビューCDではその初々しさとギャップ萌え的な感じを出していきたいと思っている。
それともう一つ大事なことがある。
君たちが、その……おねしょをする姿を見せることだ!」…………は? 私は一瞬耳を疑った。
「えっと、ごめんなさいもう一度お願いします」つい頭を下げる私。
田中さんは笑顔を浮かべながら同じことを言った 聞き間違えじゃない……のか。
「ここに集まったみんなは、それぞれ才能ありと見込まれている。まず、愛川さん!あなたはビジュアル的には普通の実力ながらそのぽっちゃりボディはファンをつかむだろう。さらに、最後のおねしょが15歳で、13歳まで寝るときはおねしょパンツを履いて寝ていたという能力を持っている。」
私の一番恥ずかしい秘密を暴露されて顔が真っ赤になってしまう。
「そして、もう一人が君だ。えー名前は……、ああ、山美さん。君は見た目的にはかなり愛らしく、親しみやすさがある。おねしょの経験は無いが、アイドルにかける情熱はとても立派だ。命をかけられるなら、おねしょくらい簡単にこなせるだろうと思って君を選んだ。」
「ちょっちょっと待って!命かけて頑張るとアンケートに書いたけど、何で私がその……おねしょなんかしないといけないんですか!?そんな事できる訳ないですよ!!」
山美さんの必死の抗議を無視して、田中さんは話を続ける。
「そして最後に、青空さん。君は容姿端麗、スタイル抜群というアイドルの条件を全て兼ね備えている上に、一番年上なのに、唯一の現役おねしょ女子という希少価値まで持っている。まさにアイドルになるために生まれてきたような存在だ。君には彼女たちにおねしょのサポートも期待しているよ」
現役おねしょという言葉に驚き、私と山美さんは青空さんの顔を見る。
青空さんは私以上の真っ赤な顔を両手で覆って隠していた。
私は自分以上の恥ずかしいエピソード持ちの彼女に親近感を抱いた。
「さて、それではこれから君たちにはデビュー用写真を撮らせてもらおうと思う。早速だが、今から君たち三人を地下にあるスタジオに連れていくからついてきてくれ。そこでデビュー用のインパクトある写真を撮影する。」
田中さんの合図とともに、地下へ移動すると、部屋にぞろぞろとスタッフと思われる人たちが入ってきた。
私たちは緊張しながらも、覚悟を決めて部屋を見回した。
部屋には真っ白い布団が三セットと布団の上にはパジャマが三種類置かれていた。どれもシンプルなパジャマでアイドルといった感じはしなかった。
「まずは向こうの女子更衣室でそのパジャマへ着替えてきてくれ。下着も置いてあるから着替えてくるように。

田中さんの指示に従い私達はそれぞれのパジャマを持って、隣の部屋に入った。
中に入ると、そこにはロッカーと小さな洗面台があった。どうやらここが衣装室みたいだった。
とりあえず服を脱いで持ってきたピンクの花柄パジャマに着替える。
地味なパジャマに対して、下着は黒いパンツだった。
ブラジャーは脱いでいくという事だろうか?
隣を見ると、山美さんは既に着替え終わっていた。彼女は白のワンピース型のパジャマだった。
小柄なボディに大きめに見えるパジャマがアンバランスで可愛かった。
青空さんは私達より少し後に出てきた。彼女が出てきた瞬間、彼女の姿に目を奪われた。
先ほどまでの私達とは打って変わって、どこかのお嬢様のような雰囲気を出していた。
薄いブルーのパジャマは、彼女の大きな胸でボタンがはじけそうに見えた。
「着替えたけど?どんな写真撮るのー?可愛くとって欲しいなー?」
「おお、いいねぇー!じゃあ、そこのベッドで仰向けになって寝てくれるかな?」
私達は言われた通りに、寝転んだ。
「じゃあ、自然に寝ている感じで。カメラマンが撮っていくからねー。」
カメラを構えた男の人が私たちを撮り始める。写真を撮る位置を変えながら何枚もシャッターを切られていく。
しばらくすると、「よし、じゃあそろそろ次に行こうか」
次の指示に私達は呆然とした。
田中さんはパンっと軽く手を叩いて
「じゃあそのままオシッコしてみようか」
と言い放った。

「ええええええ」
あまりの発言に思わず叫んでしまう。
「なっ何を言ってるんですか!?そんなことできるわけないじゃないですか!」
「いやいやいや、大丈夫だよ!ちゃんとおしっこする所をアップも全身も撮影するから!」
「そういう問題じゃないです!なんでアイドルがトイレでもないところでオシッコしなくちゃいけないんですか!」
私の抗議に田中さんは表情を変えずに言う。
「布団にオシッコするからオネショなんだよ?トイレでしたら意味ないでしょ」
「うっ……」確かにそうだ。
「それに、愛川さん!君は13歳までおねしょをしていたと言ったよね?なら、ここでおねしょくらいできるはずだ!君たちのおねしょに対する熱意を試させて貰おうか」
田中さんの言葉に騙されそうになるが、私は負けないし
「私はアイドルにはなりたいけど、人前でおもらしなんかしたくないです!絶対やりませんから!!」
私は声を上げて宣言したが、山美さんは違った。
「私はアイドルになるからには、みんなの期待に応えられるように頑張ります!!だから私、おねしょしちゃいます!!!」
山美さんの突然の告白に私も青空さんも驚く。
田中さんとカメラマンさんは山美さんの周りに集まってカメラを構える。
山美さんは寝ながら目を固くつぶって、拳を細かく震わせている。
(山美さん、本当におもらししちゃうんだ……)
私はその様子を見て心の中で呟いた。
「はい、それではこれからおねしょの撮影を始めまーす。」
田中さんの掛け声とともに、山美さんへの写真撮影が始まった。
私はただ見ているだけだったが、田中さんの「力まないでリラックスして」とか「もう少し笑顔になれるかな?」という言葉に反応するように、山美さんは体をビクッとさせたり、ぎこちない笑みを浮かべたりしていた。
その姿はいつも元気いっぱいの彼女からは想像できないような弱々しいものだった。
20分も経ったが山美さんからオシッコは出てこなかった。
「すみません、もうすぐで出そうなんです!あと少しだけ待ってくれたら、出せると思うんでお願いします!」
必死に訴えかけるが額に汗が出るだけでオシッコが出る気配は無い。
長年トイレでの放尿を躾られた大人が、その常識にあらがうことは至難の業だ。
「あの、やっぱり私、すぐにはおねしょできそうにありません……。ごめんなさい」
山美さんは軽く泣き出してしまった。
そんな彼女を横目にしている私に、小さな危機が忍び寄っていた。
(オシッコしたいかも……どうしよう)
実は着替えるまえから尿意を覚え始めていた。我慢の限界を感じるほどの尿意ではないと思っていたが、今は、今にもおしっこが出そう、そんなギリギリの状況だった。
オシッコは膀胱を限界まで膨張させており、一刻も早く外へと出たがっている。
私は布団から立ち上がる。
「どうしたの?急に立って」田中さんが尋ねる。
私はなるべく明るい表情で、
「ちょっとお手洗いに行ってきます」
と笑顔で言った。
すると田中さんが私の両肩を抑えて、布団に戻す。
「何言っているの!せっかくのチャンスだよ!頑張ってオネショしよう!」
「あっでも、私お手洗い行きたくて……」
そう言う私に対し、田中さんは封筒を出した。
「今日の撮影代、言ってなかったね!今日のお給料は10万円だ!頑張ろう!君は13歳までおねしょをしていた!ならおふとんをお手洗いにすることなんて慣れっこだろう?恥ずかしいことじゃないさ!」
たった1回オネショするだけで10万円、それだけあればゲーム機も買えるし、好きな服やマンガを買うこともできる! 10万円の報酬に心揺らいだ私は、再び布団に仰向けに寝転ぶ。
「分かりました。私、オシッコします。」
私が宣言すると、田中さんは笑顔で頷いて、カメラマンさんは準備をする。
山美さん、青空さんは心配そうに私を見つめる。
今にも出そうなオシッコだったが、いざ出そうとすると全く出ない。
まるで蓋をされているようだ。
「くっ、なんで、どうして出てくれないの……」
私は下腹部に力を入れるが、それでもオシッコは出てこない。
私は両手を股に当ててモジモジしながら言う。
(ここはトイレ、オシッコしても良い所、ここはトイレ、オシッコして良い場所……)
自分に言い聞かせるように、暗示をかける。
しかし、どんなに頑張ってもオシッコは出てくれない。
山美さんが出せなかったのも理解できる。
すると、見かねた田中さんが私に近寄って耳打ちする。
「ここはトイレ、元気にオシッコしても大丈夫、愛川さんは元気にオシッコしても大丈夫、しーっ、しーっ、しーっ」
優しい口調だが、有無を言わせない迫力があった。
私は目を閉じて深呼吸をして、それから目を開いてカメラのレンズを見る。
そして、「しーっ」と声を出してみた。
その瞬間、今までに感じたことの無い開放感が私の股間に走った。「あぁ、出ます!!」
私は思わず叫んでしまった。
パンツの中に温かいものが流れてくる。
それは次第に勢いを増していき、私は全身に鳥肌が立つような感覚に陥った。
(これがおねしょ!!)
私は初めて意識がある状態でおねしょをしたのだ。
シャッターを切る音やフラッシュの明かりが、目を閉じた状態でも確認できる。
布団の上で私の下半身に溜まっていたものが放出されていく。
パジャマの中の、シュイーーっというオシッコの音とともに私の体に快感が駆け巡った。
最初に感じたのは熱さだった。
体内の熱を帯びた尿は体温よりも熱く、私の股間を温めていく。
その温かさが心地よくて、ついオシッコを出し続けてしまう。
一気にパンツが熱くなり、重力に負けた水分は私のお尻に流れていく。
一気にお尻が熱くなっていき、おしりから太ももにかけて濡れていった。
おねしょ特有の匂いが鼻をつく。
おねしょは夢の中でするもの、そんな固定概念があったが、現実は違う。
「あはぁ、気持ちいぃ」
気づけばそんな言葉を口にしていた。
身体の中に溜め込んだオシッコはいつまでも終わらない。
私は何も考えずに脱力し、口を半分開けて、ヂョロヂョロとおもらしを続ける。
「愛川さん、凄い顔してるよ」
田中さんが笑いながら言う。
私は自分が今どういう顔をしているのか分からない。
ただただ、オシッコをしている時の快感が脳を支配している。
長い長い放尿を終えると、自分の状況が冷静に見えてきた。下半身だけじゃなく、上半身もオシッコでずぶ濡れだ。
2人の女の子がいる前で、オネショをしてしまったことに恥ずかしさが込み上げてきた。
「ごめんなさい……」
私は2人に謝ると、2人は首を横に振ってくれた。田中さんは
「素晴らしい。リアリティのある、最高の写真が撮れたよ!君を選んで良かった!おめでとう!」と言ってくれた。
山美さんは私の様子を見て決意を新たにする。
「私も、負けられないわね!」
山美さんは半分ブリッジをするような格好で腰を浮かせてプルプルと震えている。
しかし、突然ドサッと布団に体を預けると、「ダメ……」と言い残して動かなくなった。
すると、私の横から
シュイーーーーーーーッ!!!!
っという大きい音が響いてきた。
山美さんの顔を見ると、目に涙を溜めて、真っ赤な顔で震えていた。
山美さんの股間からはオシッコが出ているようだ。
田中さんもカメラマンさんも山美さんの痴態を撮影に行く。
山美さんは両手を胸に当てて、必死にオシッコを止めようとしている。
しかし、もう止まらないようで、やがて諦めてオシッコをしながら泣き出してしまう。
私には、その気持ちが痛いほどわかる。(私……あんな状態を撮影されてたんだ)
私はそう思いながらも、目の前の山美さんを見て、少しドキドキした感情が芽生えた。
山美さんがオシッコを終えようとすると、再び田中さんの声が響く。
「山美さん、あまり動かないで!せっかくの染みが形を崩しちゃう!あともう少し頑張って」
山美さんは両手を股に当てたまま、オシッコを出し続ける。
やがて、山美さんのオシッコが終わると同時に、田中さんはシャッターを切った。
「良い画が撮れたよ。ありがとう」
田中さんは満足げにカメラマンのカメラを覗く。
グスングスンと泣いている山美さんからオネショの香りが漂ってくる。(女の子のオシッコってこんなにもいい匂いなんだ)
身体から出たばかりの女の子のオシッコは、不思議と悪臭とは感じなかった。むしろ、甘くていい香りに感じる。
私は、ふと自分の出したおねしょに目を落とした。
私の股間から広がった黄色い染みは足首まで大きく広がって、少し変色してきている。
クンクンと匂いを嗅いでみると、ツンとしたアンモニア臭が鼻をつく。
(これが私のおねしょ……)
改めておねしょの臭いを実感しながら、私はオシッコまみれになった自分のおねしょを見つめ続けた。
その時、布団の上で静止していた青空さんが片手を上げた。
「私も、出ます」
その声を聞いた時、「あぁ」っと思った。
2人ともおねしょをする中、青空さんだけが何もしていないという状況に耐えきれなくなってしまったのだろう。
山美さんは自分の失態を思い出したのか、俯いたまま黙り込んでしまった。
青空さんはプルプルっと震えたあと、身体を横にして私にお尻を向ける。
私が横目で見ていると、青空さんの形の綺麗なお尻の股間部分の色が変わる。
そのうちお尻の線に沿って染みが広がっていき、そのシミはお尻の半分部分を完全に濡らしていく。シュイィィィーーーッ!!!! 大きな音とともに、オシッコが出始める。
(さっきの私のより大きい?)
明るい所で他人がオネショするのをじっくり見るのは初めてだから、とても不思議な感じがする。
青空さんのお尻は、グレードパジャマが黒くなり、そこから赤い下着がオシッコで透けて見えてきた。
出続けるオシッコはスタジオのライトに照らされてキラキラと輝いて、美しかった。
「凄いよ!最高だよ!」
田中さんは興奮して写真を撮りまくっている。
青空さんのオネショは10分以上続いた。その間ずっと、田中さんとカメラマンさんはオシッコの音と姿を撮影し続けていた。
一番最初に布団でおもらしした私のオシッコの臭いはドンドンキツくなり、お尻も太腿も痒くて仕方なくなってきた。
私の股間はオシッコをした余韻に浸っていて、オシッコを出した後のヒクつく穴の動きが、なんとも言えない快感だった。
そして、ついに全員のオネショ撮影が終わる頃、私の膀胱は新たな水分を蓄えていた。
「あの、もう撮影が終わったならトイレ行ってもいいですか?おしっこしたいです」
私の言葉を聞いて、田中さんは時計を見る。
「そうだね。じゃあそろそろ次のシーンの撮影に行こうか!」
田中さんがそう言うと、マンガなどでよく見る、布団をかける物干し台が三台用意された。
私たちは汚れたパジャマのまま、少し場所を移動する。
「よーし、じゃあ布団を干して下さーい!」
田中さんの声に応じて、アルバイトらしき若い男性が数人やってくる。
そして、私達が大量に放尿し、特大の寝小便染みを付けた敷き布団を、1枚ずつ手に取り持ち上げる。
我慢を重ねた尿量は凄く、布団の大部分に浸水し、床にまで尿は垂れていた。
その予想外の重みと強い尿臭に若い男達は顔をしかめて布団を物干し台に掛けていく。「うわっ!何これ?」
「すげぇ、めっちゃオシッコの匂いがする」
「ヤバいよこの染み……」
そう言いながら、彼らは布団を物干し竿に掛け、スタジオから出て行った。
「何なのよ、失礼なの!ねぇ、みんな」
山美さんが怒って叫ぶと、全員がウンウンとうなずいた。
私は、(まぁ……確かに)と思いながらも、(そんなこと言われたって仕方ないじゃん)と思っていた。
(でも、これでようやくこの恥ずかしい状態から解放されるんだ)と思うと安心してきた。
ただただ、一刻も早くこの状況から抜け出すことを願っていると、突然田中さんが大きな声で言った。
「さあ!それじゃ、それぞれが寝小便をした布団の前に立って下さい」
(え!?まだ終わらないの?)
一瞬にして、絶望感に包まれ、再び涙が滲んできた。
(お願い、終わって……これ以上はオシッコの我慢が)
私は必死になって、両手で股間を押さえ込む。
(ダメだ、漏れそう)
私達は自分が作った寝小便布団の前で何枚も撮影される。
二人とも恥ずかしさで顔を落とすが、田中さんに言われてぎこちない笑顔をカメラに向ける。
物干し台は水分を吸った布団のおかげでたわみ、スタジオの床に吸いきれない尿をボタボタと落とす。
「そろそろ終わろうか!」
田中さんの声で撮影が終了した。
私はホッとして、その場にへたり込みそうになるのを堪えた。
山美さんと青空さんも同じように疲れた表情をしている。
その瞬間安心してしまった私の股間が緩み、膀胱内の液体が重力に負けて排出された。
(あ、オシッコ出ちゃう!!)
慌ててギュッと押さえるが、オシッコは指の間から溢れ出し、既に水分を含んで冷たくなったパンツとパジャマを暖かく濡らしていく。
シュイィィーーーーーーッ!!オシッコの音に気付いて、山美さんと青空さんが振り向く。
私はすべてを諦めておもらしの快感に身をゆだねて放尿を続けた。
「ふぇぇぇー……」
オシッコを終えた後、ため息をついた時だった。「はーいカットォ!!!!みんなよく頑張りましたぁ!!」
田中さんの大声と共にスタジオ内に大きな拍手が起こる中、私は黄色い水たまりの中心で立ち尽くしていた。

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