しのばず 2023/08/10 23:18

定期更新 8月第2木曜日 今週お休みのお知らせと親知らずを抜きましたというお話

こんばんは。
体調不良によるお盆休みの早期取得により今回の記事は親知らずを抜いてきましたという話のみのエッセイ回になります。読む価値はありません。

親知らずを抜いてきましたという話

歯医者で親知らずを抜いてきました。
元々状態が良くなかったようで数か月前から抜くことをすすめられていましたが、「腫れるっていうし盆ぐらいまでは放置で…………」と渋っていた結果、夜間に眠れないほどずきずきと痛みだし、どうにもならないので少し前倒しで抜いてきました。

流れはこんな感じでした。

  • 違和感期(2か月前)

歯医者に行ったきっかけです。二か月ほど前でしょうか。
ここで抜くことを勧められますが「では近々……」と若干の先延ばしをします。だって怖いもの。

  • 違和感成長期(2か月前~先週)

少しずつ痛み出していた時期です。抜歯が自分の中で現実的になります。
「腫れたときのこと考えたら、大した人に合わなくて済むお盆前が丁度いいか」と逃げ腰な選択をします。だって怖いもの。

  • 就寝前激痛期season1(~先週)

就寝前に激痛を感じるようになっていた時期です。
リラックスすると交感神経のなんとかかんとかで何かしらがどうにかなった結果血流が増えるようでその結果痛み出すとかだそうです。
寝ようとしたときだけ寝られないほどズキズキと痛むのでまともに眠りにつけず、気絶するような形で一時間程度しか寝られない日もあり、日中の生活もぼろぼろでした。
仕方なく初めて痛み止めに手を出すことに。

  • 服薬期(先週)

直近で抜いてもらう方向で歯科医に行ったところ歯茎が腫れていたようで、現状では抜けないからまずは抗生物質からということになりました。
というわけで久しぶりに抗生物質とお付き合いすることに。

  • 就寝前激痛期season2(~数日前)

相変わらず就寝前に親知らず周辺に激痛が走ります。
痛み止めを貫通してきた時期もあり、「いっそ殺してくれ」と呻きながら眠れずに布団の上でじたばたする日々を過ごします。

  • 抜歯(数日前)

歯茎の腫れがおさまってきたと感じた頃に抜歯チャレンジに。
歯科医さんが「生え方が悪くてーー」とおっしゃっていましたが、ここまで死ぬほど苦しんでいたため、とにかく抜いてくれということしか主張できない身体になっています。嫌がっていたことを考えると快楽堕ちに通じるものもありますね。

というわけで抜いてもらいました。
歯茎をメスで切られ、何かよくわからない器具でどこかしらを削られ、歯を切ったり削ったり抜きやすくしたりどうのこうののような紆余曲折があったようで、簡潔に言うとふんわり地獄でしたが、汗まみれになりながらも抜いてもらいました。
麻酔様様で切られようが何をされようがそこまで痛みはありませんでしたが、終わった後一粒の涙が頬を伝っていました。ウミガメのアレと性質は近そうです。

あらゆる分野における現代の技術を思えばなにか目から鱗が落ちるようなテクニカルな手法があるのかと思っていましたが、案外ずっとパワープレイでした。歯を抜くということはつまり歯を抜くということなんだなということで納得しました。
歯科医さんもとても大変そうでした。お世話になっております。

というわけで縫合してもらって解放されました。


  • 抜歯後(←今ココ)

麻酔が切れた後も痛みはそこまでありませんでしたが、口があまり開かず治療されていない方の歯でも物が噛めずで水を飲むにも精一杯という感じでした。
「このゼリーは硬すぎるっ!」とぷるぷるのゼリーに難癖をつけながら、薄く開いた口にスプーンをねじ込んで一つ食べきっては数時間絶食というペースを二日ほど繰り返し順調に憔悴していきましたが、現在はそこそこモノが噛めるようになり、回復を感じながら柔らかいお米を飲み込むように食べています。


というわけで親知らずとの戦いで正直いっぱいいっぱいだったので今週は進捗皆無で、一足先にお休みです。
今活動しているのは思念体みたいな何かしらで本体は歯科医の椅子で死んでいる可能性もあります。時期的にもあいますね。


自分はおそらくレアケースであり、親知らずの抜歯は術前術後ともに普通ならそこまで大変なものでもないようですね。
実際抜歯中は名状しがたい苦しみこそ感じましたが、それほど痛みもありませんでした。抜歯後もじわじわとは痛んでいましたが、問題なく眠れる程度でした。

というわけで今週はエッセイ回でした。
最後まで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございました。

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