あおくん 2024/07/02 21:29

1.タンポンの使用方法について学ぶ中学生女子【思春期男女の性の授業】

十四歳、中学二年生。
この頃の子どもたちは、さまざまな悩みを抱える年頃である。
人間として生まれ成人を迎えるまでの間、誰もが通る道であり、まだ小学生の延長のような「子どもらしさ」が抜けていないものの、少しは大人になったと周囲が感じられる時期でもある。
悩みの種はさまざまだろう。
進路について悩む者、中には親の期待に押し潰される者もいるかもしれない。
そんな悩み多き少年少女の中でも、やはり外見に関する悩みを持つ者は少なくない。
自身の身体的特徴や顔が気に入らないとか、恋愛について、そういった悩み。
登校ではそんな思春期真っ只中の生徒たちへ向けて、性の授業を行う事にした。
一般的に行われている、初経や精通についての座学ではなく、その一歩先を進んだ知識と経験を生徒たちへ伝える学びの場を持つ事にした。

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●月●日
授業テーマ:中学生の性の目覚めについて
内容:性行為のための実践的な学び、避妊のための学び
持ち物
男子:コンドーム、下着、ティッシュ、タオル、ビニール袋
女子:下着、ティッシュ、タオル、ビニール袋、タンポン(生理中の場合)
授業は男女別室で行います。
女子生徒について、生理日に当たる場合はタンポンの使用方法を保護者の方と行っておいてください。
――――――――――――

生徒たちに配布されたプリントは、このようなもの。
この日の授業に向けて、生徒たちの間では様々な憶測が飛んだ。

「コンドームを使う練習」だとか「男子と女子でセックスをさせられる」とか、そういった類のもの。
また、性に関することとはいえ授業中にそのような行為をするのはいかがなものかという意見も出たが、それらはまだ噂話であり、事実だったとしても授業内容を考えれば致し方ない。
生徒たちの興奮具合は察しの通りだが、授業内容は当日まで公にされなかった。

「お母さーん!タンポンって家にある?」
「歩美、もう生理始まったの?この間、生理痛でどうだかって言ってなかった?」
「違うの。来週授業で使うから、タンポンの使い方を確認しておけって。これ…手紙だけど」
「ふーん……避妊のための学びねぇ。中学生の女の子に……」
「まぁ、セックスを強要されないだけマシかなぁ……」

そんな親子の会話を他所に、親子は夕飯の支度を始める。
夕食を食べながらも、親子は学校についての話題で持ちきりだった。

「お母さん、来週の授業で何をやらされるか知ってる?」
「そりゃ、授業だから勉強でしょ」
「そうだ!私その日、生理に当たりそうだから、夕飯終わったらタンポンの使い方教えてね」
「わかったわよ」

食事を終えると、親子はタンポンを使用する練習を始めた。
まずは説明書を手渡され、歩美はそこに書かれた内容を熟読する。
説明書には、タンポンを入れる手順が書かれていた。

「お母さんが教えるから、リビングでやるわよ。早く下着ぬいで」
「スカートは履いたままでいい?恥ずかしいんだけど」

下半身だけが丸見え状態でいるなんて、母親の前であっても恥ずかしい。

「スカートは履いたままでいいけど、膣に入れるんだから足を広げられないとダメよ。」

歩美はスカートをまくりショーツを脱ぎ、スカートの中は丸出し状態のままタンポンを手に取る歩美は、説明書に従って挿入を始めた。

「ちゃんと見えるように体勢を変えなさいよ」
「挿れる所って…ここよね?」
「ほら、見せてごらんなさい。立ったままでいいから、足、広げてみて」

両足の幅を広げ中腰になるようにややしゃがむと、母は歩美の膣に向けてタンポンを挿入していく。

「お母さんっ!痛いよ!」
「ここよ、この穴!生理の時の経血もここから出るんだから、それくらいわかるでしょ?」
「ふぁ、あっ…んん…こんな所に入らないよ!」
「ちゃんと入るようにできてるの。こうやってある程度入れたら、中指でグッと押すのよ。そうすると外側のケースだけが出てくるから」

母が丁寧に説明書の手順に沿って挿入してくれていることは理解できるが、それでも自分のデリケートな部分に異物が挿入されてきているのだ。
半分泣きながら痛みを訴える歩美は母の手を止めた。
すると母はその場を離れると、どこかから何かを持ってきたのだ。

「実際に生理中じゃないから濡れてなくてい痛むのよ。お母さんのコレ使っていいから、これで少し楽になるわよ」

母が持参したのは両親の寝室から持参したローションだった。
母はローションの蓋を開けると歩美の膣口へ指で塗布した。

「ひゃっ!冷たっ」
「もう少し使うわよ。実際の生理の時は膣の中も経血で濡れてるでしょ?きちんとその状態も作っておかないと、練習にならなわよ」

母は再び歩美の膣に指を挿入すると、滑りを良くするために指を回転させた。
さらに親指で陰核にも愛撫を加えると、膣の中は濡れそぼっていき、そこに触れた理由は自分の愛液で潤い成分を生成させることができることを学ぶためでもある。

「いっ、いやぁっ……なんか変な感じがする」
「もしかして気持ちよくなっちゃってるの?あのね、ここが奥に届くようにしたら、指で押し込んで。これでしっかり奥まで入ったら完成よ」
「全部入ったね。じゃあ、こうしてケースを出せばいい?」

膣の奥にタンポンを挿入したのは事実なのだが、どうも入っている感覚を感じられず不安に思ったが、説明書を再度確認すると、異物感がない事で正しい位置に挿入できているらしい。

「ちゃんとできたじゃない。あとはアプリケーターを取り出して終わり」
「私……間違ってない?」
「うん、これで大丈夫ね。歩美も鏡で確認してみたらいいわ」

母は歩美の膣をぐにぐにとマッサージし、位置を確認した後ケースを取り出した。
挿入したタンポンを抜き取った歩美は、膣に異物が入っていた違和感から解放され安堵し、そのまま鏡で自身の陰部をチェックすると糸が一本膣口から垂れ下がり、さらに会陰は母が塗布したローションと本人の愛液で湿っていた。

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