あおくん 2024/07/02 22:35

2.性の目覚め授業(女子編)【思春期男女の性の授業】

女子クラス
『性の目覚めについて』の授業当日。
クラスの空気は緊張に包まれていた。
一限から四限まで、本日は一日該当の授業が行われる事になっており、教室の後ろの黒板に書かれた時間割の中にも『性の目覚めについて』と記載されている。
保健の桐島教諭による授業だ。
桐島教諭は、今日の授業内容へ本気で向かうことにしていた。
『性の目覚め』について詳しく知る事はもちろん重要だが、クラスの空気が変な方向に流れないよう気を配りつつ話を進行する必要があるだろう。
これまでの授業で行われてきたような脱線も防ぐため、どのような質問が飛んできても上手く躱す技術も必要になってくるはずだ。

「私、昨日から生理だよー。ズレてくれるかなって思ったけどダメだった…」
「私も生理中だよ。歩美タンポン入れてる?」
「入れなきゃいけないんだよね。授業の前に入れてこないと。綾は?」
「私は朝、家で入れて来ちゃった」
「私ね、まだタンポンの練習、家でお母さんに教えてもらって一回しかしてなくて自信ないんだよね。一緒にトイレついて来てもらっていい?」
「いいよ。うちもこの間初めて入れたばっかり。何か…アソコの中に入れるの怖いよね」

二人はトイレは向かい、歩美は母親に教わったタンポンの入れ方を思い出しながら、下半身を脱力する事を心掛け挿入する。
膣の奥まで入れる事が怖く、アプリケーターを抜いた後の異物感が気になるが予備を持ってこなかった事でやり直しがきかないのだ。
歩美は手持ちのミラーで股を覗き込むと、一応は挿入できていると判断して個室を出た。

「皆さん、授業が始まる前にお話ししたいことがあります。生理中の生徒はタンポンを入れておくよう連絡していますが、済んでいますね?今日は自分自身の体液で膣を濡らす練習をして貰います」

桐島教諭が、それらを言葉にするとクラス中がざわついた。
これまで性的な事は個人的に相談されれば口頭で指導を行ってきたが、実践形式で伝えるのは初めてだった。

「タンポンの挿入を忘れた生徒は、これを今ここで入れてください」

桐島教諭は、保健室で用意したタンポンを教壇に並べていく。
紙パックから出された、先端のふくらんだ管。
見た目には●学生にはかなり抵抗感があるものだった。

「先生!私、生理中だけど…怖くて入れてません。それって入れる時痛くないんですか?あの、お股に入れるんですよわね?」

生理中だという生徒が手を挙げて質問する。
桐島教諭は続けて説明を行った。

「タンポンを入れるとき、最初は痛むかもしれません。しかし練習して慣れれば大丈夫です。出すのも簡単ですから。親御さんから使い方を聞いていない人は私がこれからみなさんの膣に入れていきます」

桐島教諭が話を進めると、生徒は半信半疑ながらも授業の流れのまま行動を始める。
タンポンを挿入する女子生徒は恥ずかしさに耐えながら指定された通り教壇に手をつくと、片足を椅子の上に片足を乗せる。
そして桐島は生徒のスカートの中に手を入れショーツを脱がせると、左右に足を広げさせた。

「血が…流れちゃいますっ!」
「これからタンポンを挿れますから大丈夫です。力は抜いて…動かないでください。息を吐いて…ふぅ、ふぅ、ふぅ……そうです。怖くないですからね」

桐島教諭は、また別の女生徒に対し、慣れた手つきでタンポンの先を膣の入り口にあてがうと、ゆっくりと押し込んでいく。
すると生徒の顔色に変化が現れ、桐島教諭は挿入を止めずに最後まで押し込んだ。

「あぁっん!入ってるぅ!」
「タンポンの挿入で感じるなんて、とても羨ましいわ。こうやって膣への挿入は性的な快感を得ることもあります。皆さんもよく見ておいて下さいね」

桐島教諭がそう呼びかける。

「あっ……先生っ!先生っ!何これ!感じちゃう!」
「痛む?」
「大丈夫です」

生理中だという生徒は、タンポンの異物感に困惑しながらも感じたことのない快感を得ていた。
桐島教諭がそう言い聞かせると、クラスの女子の前で下半身を披露している生徒は声を押し殺しながら俯く。
その後、何人かの膣にタンポンを入れる処置が行われると、漸く授業がスタートした。

「まずは皆さんには自慰行為を教えます。経験がある人は?」
「え……ある人?」

その知識に乏しい女子は小声でつぶやく。
そして経験があると答えたのは数名だけだった。
男子のほとんどは同年代の女子には言えないような自慰行為を日常的に行っているし、桐島教諭もそのことはよく知っているはずだ。
しかし女生徒は経験の有無を隠すもの。
本当のところは分かりかねる。

「自慰行為とはオナニーとも言います。自分で自分の性器を刺激して気持ちよくなる事を言います。それが『性の目覚め』につながる大切な過程なのです」

桐島教諭は生徒一人一人の顔を見ながら説明をしていった。

「家ですることが難しい人は学校のトイレなどでしても構いませんが、まずは自分の性欲というものを認識する事から始めましょう」

まず、桐島は自らの体で自慰行為を見せることにした。
全裸になり、床に敷いたバスタオルに伏せると股間に指を這わせる。

「んっ、くっ…っ、んぅ…」

初めはクリトリスを中心に刺激を与え始める桐島だが、生徒たちは刺激に没頭する桐島を注視しながらもどこか間の抜けたような表情をしていた。
だが、これでは生徒たちに見えにくいと気付いた桐島は、腕を足の付け根へ差し入れ大きく股を開いた。
そして小指で陰唇を開くと膣口が見えやすいように体勢を変えたのだ。

「ほらっ!先生は今ここを触っています!見えますか!?クリトリスの皮を剝いて……あぁんっ!こんなはしたない格好を生徒たちの前で晒しているのよ」

桐島は指で自らの性感帯を刺激すると、腰を浮かせて体をビクつかせる。
しかしあくまで授業であるため、教師としての自覚も手伝い理性が働き過ぎてしまい快感に溺れることが出来ないでいた。

「どうですか!?皆さんにはこういった自慰行為を通じて性を理解していって欲しいと思っています!」

桐島はそう叫ぶと一旦手を止めた。
クラスメイトの面前で恥部を晒し自慰行為をしていることに羞恥しているのだろう、桐島の顔や体には赤みが差し込んでいた。

「じゃあ、先生がしているのを真似してみて……まず指でクリトリスに触れてみて。このクリトリスは陰核とも呼びます。場所はわかりますか?」
「わかるけど……恥ずかしい」

そんな中、生理中の歩美が羞恥をあらわにする。
たが、徐々に生徒たちは床にバスタオルを広げるとその上に寝転び、自らショーツを脱ぎ陰部の刺激を始めた。

「大丈夫、今は授業中です。先生のこういう行為を見ていることも、あなた達がオナニーすることも、すべて学びなのです!」

桐島教諭が励ましの声をかけると、少し安心したのか歩美もゆっくりと寝転び、自ら慰め始めた。

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