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お迎え棒の記事 (8)

あおくん 2024/03/19 22:44

4. 勤務中に訪れたお腹の張りは陣痛へと変わり、我が子は自分の手で取り上げる産科医の覚悟【産婦人科

妊娠後期に入った妻は、あと数日もすれば産休に入る。
元々働いていたうちのクリニックでの勤務も、最近では苦しそうな姿を見ることも増え、夫婦でありながらも無理をさせているのではないかと感じる日々だ。
本日は土曜日、午前の診察を終えた後はゆっくりと家で昼食を取った後は、遅ればせながらベビー用品の買い物へ行く予定になっていた。

「今日もお疲れさま。あのね、診察終わってすぐで申し訳ないんだけど、腹が…凄く張ってるような気がするの」
「何ですぐ言わなかった?」
「だって診察中だったじゃない。私だって仕事中だし、この土曜の忙しい時に抜けるなんて非常識よ」
「少し休憩することくらい構わないだろ。ちょっと診てやるから、着替えたら診察室来いよ」
「うん……」

前回の検診では胎児に問題は見当たらないとの結果も出ていた。
悪阻による食欲不振で体重が激減していた妻は、食生活にも苦労し水分と栄養補給のための点滴と共に悪阻を乗り越え、今は日々成長していく我が子をお腹に抱えていた。
診察室のベッドに寝かせて服を捲りお腹に触れると、その張り具合に俺は驚いた。

「いつからこんなに張ってた?」
「うーん…仕事が始まってからかなぁ?朝、家出る時は気にならなかったし、いつもと変わりなかったよ」
「だいぶ張ってるな。痛くないか?」
「痛くはないけど、張ってる時間が長いなって。」

腹部の張り具合を確認するが、まだ臨月ではないため、このまま出産につながるかどうかは何とも言えない。
俺は午後の買い物の予定を中止にし、自宅で安静にすることを提案すると、妻もそれを素直に受け入れた。
もう、いつ産まれても良い時期ではあるのだが、まだ予定日までは少しある。
続けて内診すると、その時は意外にも近いのかもしれないと気づいた。

「あ…もう開いてるじゃん。これじゃあもう予定日までは持たなそうだな」
「今どのくらいなの?」
「今三センチ開いてるよ。まだ痛みがないなら、とりあえず家帰って様子を見よう」

着替えを済ませた妻が診察室から出たのを確認し、俺も急いで帰り支度を整え、二人で自宅まで戻った。
今日は土曜日、午前中のみの診察だったため、昼食のための買い物に出ることを提案すると、妻は嬉しそうに頷いた。

「夕飯、何か食べたいものある?」
「うーん……やっぱりさっぱりしたものかな?」
「ステーキとか、ガッツリしたものでもいこうかしら。ほら、焼肉とか陣痛ジンクスがあるじゃない?」

本人も、出産が着々と近づいていることに気づいているようで、緊張の表情に感じられる。
助手席に座り窓の外を眺める妻は、どこか不安そうに言葉を口にした。

「ねぇ……陣痛ってどのくらいから強くなるものなの?」
「うーん。個人差があるけど、人によってはかなり進みが早くて、数時間で出産する妊婦さんもいるかな。でも初産でそれは稀だよ」
「私大丈夫かな。ちゃんと赤ちゃん産めるのかな…母親学級も参加してないんだもの」

来月の母親学級に参加する予定であったが、その日までは体がもたないかもしれない。

「まぁ、今の張りは前駆陣痛だろうけど、歩いてれば色々刺激になって、だんだん痛くなってくるかもしれないぞ」
「そっかぁ、何だか緊張するなぁ」

その後はカフェでのんびりと過ごし、最後になるかもしれない二人での時間を楽しんだ。
体重制限のことは気にせずケーキを頬張り、キャラメルとホイップクリームの入った見た目だけでも甘ったるそうな、何とかマキアートとかいうホットドリンクを幸せそうに口に運ぶその姿がとても愛おしい。
その後はショッピングモール内を歩き、ネット注文しそびれていた出産に向けての品を購入していると、妻に変化が見られてきた。

「う……ちょっと痛みが強くなったかも」
「大丈夫か?我慢できるか?」
「わかんない…」

徐々に強まっているのであろう痛みの波は、このまま進めば出産に至ることを意味していたが、早く産んでくれとも言い難い。
幸いにも明日は日曜だし、今夜は俺も眠れないことを覚悟しておこうと思う。

「ちょっと座りたいな…」
「早めに帰った方がいいと思うけど、そのベンチ空いてるけどここでいいか?」
「うん……」

ショッピングモールの中にあるベンチに座ると、痛みの波が収まってきた妻は深呼吸をした。

「これ、陣痛かもね。痛みの間隔も短くなってる気がするし」
「そうだな…早く帰ってシャワー浴びてさ、ゆっくりしようよ」

少し苦しそうにする妻を見て、いよいよ本番が迫っていることを悟った俺は、妻の手を取りそのまま立ち上がると駐車場へと向かった。

「大丈夫か?シート倒すか?」
「うん……ありがと。お家に早く帰ろうね」

妻を助手席に乗せて車を走らせると、自宅までは二十分もかからない距離であった。
しかし車に乗った途端、一気に痛みが強くなったらしく、妻は声を漏らしながら呼吸を乱し始めたのだ。
あっという間に陣痛の間隔が狭まる妻は、顔を歪ませて痛みと苦しみの中、短い呼吸を繰り返す。

「家までもう少しだぞ……」
「はぁ……はぁ、ううっ!痛いのきそう……」

妻は痛みに耐えながら自分のワンピースを掴み、俺も震える手でハンドルを握り慎重に運転する。
自宅に到着する頃には陣痛は更に強まっているようで、呼吸はさらに乱れていた。

「ほら、着いたぞ。頑張ったな。それより呼吸が浅いな…一回深呼吸できるか?」
「う……ん、すぅぅぅぅぅぅ…ふぅぅぅぅ…うっ、来るぅ゛ぅぅ!!」
「痛いよな、頑張れ」

俺は助手席にいる妻を抱き寄せると、シートベルトを外してやり大きく膨らんだお腹に手を置き、少しでも張りが楽になるよう摩る。

「痛いっ!うぅ……うっ!もう赤ちゃん降りてきてる感じがするよぉ!」
「マジかよ!?悪いがスカート捲るぞ。足開いてくれ」

咄嗟に車から降り助手席側に向かい妻の開かれた足の間を覗き込むと、また外からの変化は見られなかった。
それが分かるとクリニックに走り、普段使っている医療用手袋をとりに行くと、大急ぎで車に戻った。
一度ここで内診しようと思ったのだが、既に妻は車を降りる意思を見せており、恐らくはこのままクリニックへと向かうのだと思う。
出産まではもう、わずかしか時間は無いようだ。

「このまま家には帰らなくていいよな」
「う、うん……クリニックに行く。陣痛室に直行かな?」
「いやぁ…分娩室だろ。歩けるか?」
「足がプルプルして無理かも……それに赤ちゃんが出てきちゃいそうな気がして怖いの」

俺は妻の体を支えながら、これから向かうことについてナースステーションに連絡を入れると、準備を進めておいてもうよう伝えた。

「もうこのままクリニックに行って分娩室行きだ。降りてきてる感覚があるなら、力入れるなよ。それなら出産は早いかもな」
「分かった……ふぅ、ふぅ……」

妻が分娩室のあるクリニック二階に到着すると、急いで状態の確認に入る。
当然のことながら医師である俺が我が子を取り上げるわけで、俺が色々と準備を進めている間に助産師が妻の内診を行なってくれていた。
陣痛の間隔はまた短くなっており、子宮口は既に七cmまで開いているそうだ。
本当にいつ産まれてもおかしくない状況に緊張が走る中、妻は声を出すことを我慢できないまま痛みに耐えていた。
周囲がバタバタと準備を進める中、妻は分娩台の上で足を固定され、下半身は隠されることもなく丸見え状態だった。

【 陣痛プラン1100 】プラン以上限定 支援額:1,100円

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あおくん 2024/03/09 21:34

【立ち会い出産プラン】自力出産中に行う、陣痛緩和に効果のある陰部マッサージ

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あおくん 2024/03/08 22:00

4.陣痛に喘ぐ彼女と興奮する勃起したペニスのその後【初産を迎える若夫婦の欲張りなバースプラン】

おっぱいマッサージの後、愛美は全裸のままで、大きなクッションにうつ伏せになりながら膣口をこちらに向けて痛みを逃していた。

「はい…痛いの来ますっ、あぁぁっ!来るよぉぉ……」
「良いわよ、大丈夫よ」

助産師が声をかけると、丸みを帯びたお尻を低くしながら左右に揺らし、俺は仙骨と呼ばれる箇所を押し付けるように掌でマッサージする。

「あぁっ!痛い、痛いぃぃ!」
「愛美さん、破水です!いよいよ始まるわよ!」

破水すると急激に陣痛が進むらしい。
助産師は手際よく内診し、愛美の股間を時間をかけてじっくりと状態を確認している。

「痛いよぉぉ……っ!」
「痛いの強くなったね。お風呂入ろうか?動ける?」
「待って…今痛いの来てるから…」

その陣痛を逃した後、姿勢を起こし立ち上がると、俺は身体を支えてお湯が張られたプールへと歩く。
すると、何とここで愛美は息み始めたのだ。

「ちょっとこのまま内診ごめんね!」

愛美の変化を察した助産師は、立った体勢のまま股に指を挿入し、子宮口を確認する。

「いきみたくなってきた?」
「はいっ…」
「そうだよね、勝手に力入っちゃうね。でもまだ我慢して、いきんで大丈夫になったらちゃんと伝えるからね」

愛美は既に息みたくて仕方がない様子で、内診を続ける助産師の腕をしっかりと掴み、いきみたい感覚を必死に耐えていた。

「もう温かいから入って大丈夫よ」
「あぁ…気持ちいい…」

プールに入った愛美はリラックスした表情を浮かべ、中で両足を広げた。

「お父さんもシャワー浴びて、一緒に入っていいわよ?」
「でも水着ないんで…」
「一緒に裸のままでいいじゃないの?」

その言葉に遠慮なくそうさせて貰うことにした。
助産師に俺の全裸を見られる事は抵抗があったが、愛する愛美のためだ。
俺はシャワーを浴びると、一緒にプールの中へと入った。
乳首はビンビンに勃ち、俺の股間も天を仰ぐ。

「愛美、頑張ってるな。ありがとう…リラックス出来てる?」
「うん、気持ちいいよ。凄く温かくて…それより、おちんちん、勃ってるの?」
「ああ、ごめん。でも、愛美の裸を見てたら、どうしても……な」
「もう、変態だね…」

そう言って笑ってくれる愛美は天使の様だ。

「もうすぐ赤ちゃん生まれるのに、こんなに勃っちゃってごめんな。でも、今は愛美のことを物凄く大事に思ってるよ」
「うん、ありがとう」

その言葉が合図となった。
俺たちはゆっくりと唇を重ねていった。
舌を絡ませ合いながら、お互いの乳房を激しく揉み合うと、そのまま俺は愛美の乳首を口に含み吸ったり舐めたりした。
その度に愛美は甘い吐息を漏らす。
やがて下半身へ手を伸ばしていくと、既にそこは洪水状態でヒダが開ききっていた。
そこに指を差し込むと、中は熱を帯びていて柔らかい。

「はぁんっ!だめぇ~変な声でちゃうよぉ、そこ弱いんだからぁ!」

愛美の声が耳に心地いい。
そこで俺は愛美の乳首を舌で転がしながら、もう片方の手でクリトリスを剥いて攻め立てた。
するとその直後、大きな声で啼くと激しく身体を痙攣させ始めた。
どうやら達してしまったらしい。
そんな姿を見て、俺の中で何かが弾け飛んだ。
そのまま水中で愛美を四つん這いにすると、後ろから挿入する。

「あぁんっ!!すごぉ~い!奥まで当たってるぅ!おちんちんで、赤ちゃんの頭触れてる?」
「奥で何かが当たってるよ。これが頭なのかな」

愛美の膣は熱くうねりながら俺のモノに絡みついて来て、その快感に耐えきれず一気に最奥まで貫いた。

「痛ぁい!ひゃうんっ!そんな…いきなり激しすぎるよぉぉ!」
「赤ちゃんもみんなで気持ち良くなれて、俺…幸せだよ」

パンッという音が響き渡ると同時に、愛美の大きなお尻が波打つように揺れ動く。
そう耳元で囁くと、今度はゆっくりとしたストロークで動かし始めた。
最初はゆっくりだったが徐々にスピードを上げていく。
やがてパンッという音から、グチュグチュといった水音へと変化していくと、その音に合わせて愛美の声も大きくなっていく。

「あんっ!あぁっ!いいっ!すごくいいのぉっ!」

もう絶頂が近いのだろう、膣内がキュッと締まり始めているのが分かった。
それに合わせてピストン運動を加速させていくと、愛美が絶頂を迎えると同時に俺も果てた。
お互いに肩で息をしていると、助産師さんが再び現れて俺たちに声をかけた。

「これだけ激しくセックスしたんだもの。いい刺激になったはずよ」

プールの中で向かい合わせに浸かりながら、俺は愛美のお腹に手を当てる。
そしてそのまま恥骨を上から下へ押してやった。
助産師が内診を再開させると、先程までと違い大きな呼吸を繰り返すようになった。

「お父さん、ごめんね。内診するわ」

俺は愛美の背後に周り、自分の前に抱く体勢へと変えると、そのまま両手に乳房を包み込む。
助産師が水中に腕を突っ込み、膣口に指を入れた。

「あ゛ぁぁーー!ゔぁー!痛ぁぁぁぁぁい!」
「大丈夫、大丈夫だよ!しっかり息吐いて!」

今までにないくらいの大きな声を上げると、両手で俺の腕を掴み、爪を食い込ませてきた。
呼吸を止めたり乱したりしながら痛みに耐えて、俺もその体を支えるのに必死だ。

「もういきんで大丈夫よ!」

助産師の声の直後から、愛美は一際大きな叫び声を上げながら息を大きく吸い、いきんだ。

「ゔんーー!痛いぃぃーーーっ!あたまっ!お股がっ、避けちゃうぅぅ!」
「もっと長くいきむの!赤ちゃんが出てくるの、もうすぐだよ!」
「あーーっ!あぁぁーーっ!!」

愛美の叫び声がどんどんと大きくなり、俺もその苦しみにつられて叫んだ。
そしてようやくその時が来た。

「頭出てきましたよー!」
「あっあっ、ん゛っ!うぁぁっ、ん!!」

泣き声とも叫び声ともとれるような叫び声をあげながら、愛美は最後の力を振り絞っていきみきった。
それと同時に、彼女の股間から赤ちゃんが顔を覗かせる。
愛美は朦朧とした意識の中で、自分の股を手で触っていた。

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あおくん 2024/03/08 21:13

3.痛みと快感とオーガズム【初産を迎える若夫婦の欲張りなバースプラン】

俺たちは、幸いなことに理想の助産院に出会うことが出来た。
臨月を迎え、愛美の陣痛はいつやってきてもおかしくはなかった。
愛美は大学を休学し、俺も授業とバイトをこなしつつのその日をドキドキしながら待ち侘びた。
これまでの妊娠期間、色々な出産についての希望をあげてきたが、最終的には陣痛から出産までを撮影でき、あらゆる出産体位をとることの出来る環境を作ることにした。
できるだけ自然に近い環境での出産を希望している俺たちの思いを伝え、最低限の介助をお願いしたのだ。
そして今夜も始まった会陰マッサージ。
毎日コツコツと行ってきたお陰で、愛美の陰部の伸びはとても良く、先日の検診ではお褒めの言葉をもらった。
そんなある夜、愛美と外食していると、彼女のその手が進まずにいた。

「どうした?体調悪いか?」
「何かね、痛むんだ…お腹の張りも強いし、時期的にそうかも…」
「いよいよか。お母さんたちにも連絡しておいた方がいいよ」
「そうね」

痛みに耐えながら食事を続ける愛美。
会計を済ませタクシーに乗り込むと、彼女はすぐさま母親に連絡を入れた。

「はい…はい、わかってるよ。これから亮太くんと家帰るから」
愛美の自宅に着くと玄関を開け、ただいまも言わずにそのまま寝室に駆け込んだ。
その後を母親が追い、声をかけた。

「愛美?痛みはどれくらいになってるの?」
「うーん、今は十五分間隔くらいかな」

時計を見ると夜の十時を回っていた。

「これ、陣痛だと思うのよね。ちょっと助産院に電話入れようと思う」
「そうした方が良さそうだな。」

彼女の額に滲む汗をタオルで拭いてやると、彼女はスマホで電話をかけ始めた。

「こんばんは。月野ですが、陣痛がきたみたいで…」

俺は陣痛で苦しんでいる彼女を見つめながら、彼女の右手を握っていた。
彼女はスマホを切ると、俺の肩に寄りかかって言った。

「来てだって。だから私、行ってくるね」
「そっか。準備はできてるんだよね?あとは、財布とか母子手帳?」

臨月に入る前に助産院への入院準備は済んでおり、あとは細々としてた貴重品を最後にまとめるだけだった。

「愛美、頑張ろうな」
「うん…亮太くん、私ちゃんと産めるかな。お母さんになれるかな?」
「ここまできたんだ、一緒に親になろう。そうだ、そろそろ撮影始めるよ」

陣痛の合間に不安を伝えてきた愛美の手を握り、痛みを逃してやることしか出来ない自分が歯がゆかった。
そして俺たちは助産院へと向かう。
到着し、俺の顔を見るなり状況を把握してくれたようで、タオルやら洗面器など必要そうなものを揃えたうえで迎えてくれた。

「さ、いよいよね。まずは赤ちゃんの状態を確認させてね。」

愛美は下半身裸になり、助産師が内診を始めると、その様子もしっかりと撮影した。
指が挿入されている場所をズームし、ネチョっとした音も吐息も、全てを記録に残すのだ。

「四センチってところかしらね。初産だからまだまだ時間は掛かるでしょうけど、ご夫婦のご希望通りの出産が出来るよう準備してありますから」
「ありがとうございます」

愛美は身軽に動けるよう、全ての下着を外しTシャツ一枚で陣痛を過ごすことにした。
すっかり茶色く色素沈着した乳輪や大きくなった乳首が透けて、その突起が上を向いているのがよくわかる。

「おっぱい、あんまり見ないで?恥ずかしいよ…」
「大丈夫だよ助産師さんと俺しかいないんだもん。ポッチがよく見えてるね」

愛美は恥ずかしそうに言うが、その表情はどこか嬉しそうだ。

「さぁ、頑張りましょう。お父さんも手を握ってあげてくださいね。呼吸は、鼻から吸って口からゆっくり吐くの。すぅぅーーー、ふぅぅぅーーーー…ゆっくりですよー」
「すぅぅーーー、ふぅぅぅーーー、すぅぅ、痛いよぉぉ、ふぅぅ……」
「長くよ。上手、その調子です!」

助産師の声に合わせて、愛美は深呼吸を繰り返す。
出産は長時間かけて進むが、助産院ならではなのだろうか、つきっきりでこまめな介助の元時間が進んでいく。

「愛美さん、妊娠中おっぱいマッサージはやって来た?」
「乳頭マッサージとは違うんですか?」
「それと同じかしらね。母乳が出るように乳腺を開通させるの。まだ詰まってると思うから、このタイミングでやってみましょうか」

このタイミングでやる事にどんなメリットがあるのか正直よく分からなかったが、任せる事にした。

【 授かりプラン800 】プラン以上限定 支援額:800円

3話のラストまでお読みいただけます。

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あおくん 2024/02/26 14:38

5.出産合宿での陣痛促進に向けたセックスの効果②【グループ旅行中に知るエッチな彼女の本性】

その後、友人夫婦の出産は三日経過しても始まらなかった。
そして四日目、翌日には帰宅する流れであったその日の朝、ついにその時はやってきたらしい。

「明け方から陣痛みたいな痛みがきてるのよね」

朝食のパンを千切りながら友人が言った。
うちの妻の出産後から、友人夫婦が夜な夜なセックスしていたのを俺は知っていた。
隣室から聞こえてくる艶めいたその喘ぎ声は、産後でまだ労わる必要のある妻の膣に突っ込むことのできない俺の下半身を苦しめた。
リアルな声とベッドの軋む音は、俺の想像を膨らませた。
ここ数日、出産を終えたばかりの妻の胸を触りながらオナニーすることで、俺は毎晩勃起した肉棒を落ち着けていた。

「あれ、どうしたの?私が手でしてあげよっか?」
「まだ体だって疲れてるだろ?」

すやすやと眠る新生児がいる部屋で産後数日での性的な行為は少々罪悪感を抱くが、遠慮がちな言葉を発してもせっかくの妻の好意に乗らないわけがない。
俺はズボンを脱いで、すでに硬くなった肉棒を妻の前に差し出す。

「うわぁ、すごい…隣、今夜も激しいわね。」
「俺らの出産があったから焦らせちゃったかもな。でもこれだけ毎日してるなら、陣痛もきっと近いだろ」

妻の手はまず袋の方に行き、そして根元から先端にかけて優しくしこしこと扱いてくれた。
オナニーによるそれとはまた違う手の感覚に、俺は早くも果てたくなったがぐっと堪える。

「あ、そうだ。あれやってあげようか?」
「ん、何だ?」
「ほら、手でしてあげる前に口でするやつよ」

妻の言うそれが何を指すのかすぐに理解した俺は、ムラムラしていた性欲が一層高まったのを感じた。
妻の口の中へペニスを突っ込み、俺が好きなように腰を振るのだ。
妻とのセックスができない今、それは更に俺の興奮を誘う。

「んっ!」
「すげえ気持ちいよ…苦しいよな。でも、もう少しだけ…」

そう言って、俺は妻の頭を押さえつける。
妻は何も言わずただ顔を縦に振って、俺のものを口から離すまいとしている様にも見えた。

「んあっ!ちょ、だめよ……」
「俺も我慢できないんだ」

再び俺の根元を揉んだり握ったり手を添えるが、やはり息苦しいのかそのペースは先ほどよりも落ちていた。
俺はそれを良しとせず、妻の喉に届くほど奥まで肉棒を突き刺して妻の口を犯した。
そして姿勢を変えると、俺は妻の股に手を伸ばし、下着の上から割れ目をなぞった。
湿り気を帯びたクロッチは、その行為によってより染みが広がったようにも思える。

「もうびちょびちょじゃないか。赤ちゃん産んだばっかりなのにもう興奮しちゃってる?」
「だってぇ…」
「隣があんだけやってるんだ。俺たちもやらなきゃ不公平だろ?…いいか?」
「うん、私もしたい。でも痛いかもしれないから、優しくしてね」

妻の顔は紅潮し、俺も我慢の限界だった。
俺は下着を脱がせようとしたが、その前に妻が自らパンツを下ろした。

「ねえ、早くお願い」

妻は仰向けで股を広げ、その濡れた性器を俺に見せつけていた。
俺はもう迷うことなく妻に覆い被さると、そのまま自らのものを妻の膣へねじ込んだ。
「んっ……あッ!!」
「大丈夫か?痛くないか?」

俺が腰を振り始めると同時に、隣の部屋から一際大きな声がした。
もうじきだろうと思い、妻とセックスをしながら隣室との壁を見つめた。
そしてやはり俺の考えは間違っていなかった。

「ああっ、だめ、ソコっ!中にちゃんと出してね!私がイクと子宮収縮して、それは良いことなのよ」
「うおっ!これ凄すぎる…中出しばっかりできるの、最高じゃん」
「イっちゃうぅぅー!イクイクイクっ、イクっ…」

妻の大きな声と同時に、隣からも同様の声がする。
友人のそのセリフを聞くと、どうやらもうすでに友人も絶頂に達しているようだった。

「ねえ!もっと動いて!お願い!」

目の前の妻も俺も我慢の限界だった。

【 陣痛プラン1100 】プラン以上限定 支援額:1,100円

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