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出産の記事 (16)

あおくん 2024/04/12 22:49

4.大学生になった男女の生活事情と路上出産【高校生男女の初体験】

俺たちは高校を卒業すると、すぐに入籍した。
周囲には伝えていなかったが、卒業式の時には妊娠五ヶ月だったのだ。
同じ大学に合格していたこともあり沙由里の進学はどうするのか、生活費はどうするのか、互いの両親には反対されたが、俺たちは何とか説得して今の道を選んだ。
高校卒業時、沙由里の身体は裸になればふっくらとしたお腹周りを感じることができたが、制服に身を包んでいればその事情を知っているのは俺くらいだった。
今では出産を控えている豊満な肉体を持っていることもあり、一緒に大学で歩いていると沙由里の存在は周囲の目を引く。

「あのね、さっきの講義中、じわじわ痛くてね。もしかしたら…」
「陣痛か?」
「来たかも…まだわかんないけど臨月になるし、近づいてるのは確かなんだけど」
「そうか…うわぁ、でもマジかぁ…」

沙由里も母親になるための準備が順調に進んでいるようだ。
俺も父としての自覚を持って接しなければならない時期かもしれない。
そんなことを考えつつ、大学の敷地内を二人で歩き学食へと向かう。

「ふぅうーーーーっ、ふぅうううーーーっ、うぅ…やっぱり痛いかも」
「本当に?昼ごはん終わったら、午後は家帰った方がいいよな。食事、できそうか?」
「これでしばらく食べられないかもしれないし、しっかり食べておかなきゃよね」

沙由里は呼吸を整えながらも、繰り返し襲って来るらしい痛みに耐え、逃し、目には薄らと涙を浮かべていた。
既に臨月だが、初産婦ということもあるのか、それほど大きく見えない。
この時期でも食欲旺盛な沙由里は、ストレスもあるのか家でも学食でも普段からよく食べ、彼女の食欲には驚かされるばかりだった。
だが今は違う。
本当に痛そうで、いよいよその時が近づいていることを実感し、気持ちはどこか浮つき落ち着かない。
午後は家で様子を見ることにした俺たちは、帰宅途中にあるスーパーに寄った。
だが沙由里の様子はどこか上の空で、気もそぞろという様子だった。

「沙由里、大丈夫か?」
「大丈夫……なんだけど、やっぱり陣痛っぽいんだよね」
「そうか、早く帰ろうな」

そんな会話をしつつ帰り道を歩くが、急に沙由里の足が止まったのだ。
咄嗟にスカート越しに股を押さえ、その下で感じているのであろう違和感を確かめている。

「なんか出てきた…もしかしたら破水かもっ!」
「えっ?破水って……」

ガードレールにつかまり、足をガニ股にして立つ沙由里の足元は濡れており、スカートの上から股を押さえている。
予定より早い陣痛に戸惑いつつも俺たちは、あと少しで到着する我が家を目指すが道路のコンクリートを股から漏れる羊水が濡らしてゆく。

「痛ぁぁぁい!出てきてるの!多分赤ちゃんの頭!」
「ごめん、スカートの中、手入れるよ?」
「無理かも……ごめん、大輔…いきんじゃいそう」
「もう少し頑張って、家、すぐそこだからね」
「はぁ、はぁ……はぁ、っはぁ!どうしよ…もうね、頭が出ようとしてて、本当は足開きたいの。もう上手く歩けないしここで産む!」

陣痛が強くなると足を開きたくなるようで、苦痛に顔をゆがめる沙由里は俺の前をよろよろと歩きつつ、ガードレールを摑んでいた。

「はぁ、はぁ……ああぁっ!もう無理かもっ!痛いっ!」
「沙由里!頑張れ!」

陣痛に耐えながら歩こうとする沙由里だったが、出産の予感を感じたのか股から手を放し、ガニ股で歩く。
そして電柱に抱き着くように寄りかかると尻を突き出す姿勢になった。
破水した上にもう頭が出かかっているらしく、最後は力ずくで産むしかないと思ったのだろう。
そして、沙由里のスカートから滴り落ちた羊水が道に跡を残す。

「あぁっ!もうだめっ、力入れるね!」
「もう仕方ないよな。俺が何とかする!」

俺が声をかけると沙由里は、いきんだ。
すると、電柱に抱き着いたまましゃがみ込んだ沙由里のスカートをめくり上げると、股の間から赤ん坊の頭が見えて来た。

「はぁ……はぁ……ああぁっ!もう出るっ!」

陣痛が強まると股に力を入れた沙由里は、息み始めるとそのまま足を左右に開いた状態で電柱にしがみついた。

「んっ!……あぁあぁああ、もう無理っ!」

そう叫ぶ沙由里の股の奥からは赤ん坊の頭らしきものが見えるのだが、このまま出そうと思いきや力を込めるのをやめると一気に奥へと引っ込んでしまうのだ。

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あおくん 2024/04/05 21:16

3.分娩台上での助産師によるクリトリス吸引とオーガズム【セックス依存夫婦の初めての出産】

「亜衣、しっかりするんだ。おっぱいもしっかり発達してたんだな。こんなに母乳も出てるし、もうすっかり母親になってたんだな」
「見ないでぇ…恥ずかしいよぉ!何でこんなに、勝手に出て来ちゃうの!?」

陣痛の間隔は短くなっていき、部屋には亜衣の悲鳴が響き渡っていた。

「痛いっ!あああっ!」
「そろそろ分娩室行きましょうか。ここから自分で歩くのよ。ゆっくりで良いから、ちゃんと自分の足で分娩台に上がりましょうね」
「歩けないよぉ…」
「自分で歩くの。歩くことで赤ちゃんはもっと降りてきてくれるし、骨盤も開くのよ」

意を決して歩き始めた亜衣の股間からは羊水が溢れ出し始め、助産師は急いで股の間にバスタオルを添えた。
同時に陣痛の痛みで亜衣は廊下の手すり掴まり、スクワットをするような姿勢で腰を大きく沈める。
股に添えたバスタオルで受け止めきれなかった羊水が病院の廊下に水溜まりを作り、いきむ度にちょろちょろと漏れ出していた。
陣痛の波が落ち着くと、亜衣は再び歩き出す。
すると突然意識を失い体が脱力すると、俺は慌てて亜衣を抱き止めた。

「おっと危ない!亜衣!亜衣、目覚ませ!大丈夫か!?」
「あぅ……んあ、大丈夫…私、歩かなきゃ…」
「そうよ、頑張って歩かないと。赤ちゃんも出てきて、お母さんに早く会いたいはずよ」

陣痛の痛みで意識が朦朧とさせながら、亜衣は涙を流していた。
助産師に促されながら、俺は亜衣の体を支えゆっくりと分娩室へ向かっていった。
やっとの思いで分娩室へ到着すると、亜衣は這いつくばるように分娩台に登り自ら大きく足を開いた。
陣痛の痛みで足の先がピクピクと動き、荒い息遣いを繰り返す。

「もう子宮口も全開だし、このまま赤ちゃんを出せるわ。さあ、お父さんも一緒に支えてあげてください」
「亜衣、頑張れ!俺がついてるぞ!」
「うぅん……うんっ!私頑張るから……」

俺は亜衣の腰を抱えながら、少しでも楽な姿勢になるように腰をさすり続けた。
助産師が子宮口の開き具合を診て、出産の準備をし始めた。

「そろそろ産まれるわよ。さっき先生にも連絡入れたから、もうすぐ到着するはずなの。少し辛いかもしれないけど、先生が来るまで少し耐えてね」
「先生?いつ来るのよ…いきんじゃダメってっこ……となの!?」
「さっきまでのいきみ逃しと一緒だよ。一緒に深呼吸しような」
「あぁ……もう、頭、おかしくなるぅ!変になっちゃうよぉ!」

すると助産師は亜衣の股を覗き込みながら、何かを始めた。
その瞬間、亜衣は大きく喘いだのだ。

「やぁあっ!いやあぁぁんっ!」

なんと助産師が吸引器を手に持ち、亜衣のクリトリスの包皮に押し当てていたのだ。

「こうやって刺激すると、陣痛中でも気持ちいでしょ?これで少しでもリラックスできたらと思ってね」
「ひぃっ!なっなに?ああっ!やめてぇ……」

助産師は吸引器を亜衣のクリトリスに当てると、一気に吸い上げる。
今度は包皮越しではなく、皮をめくり上げて直接当てていることで強い快感を得ているようなのだ。
強い刺激に亜衣は背中を仰け反らせた。
吸い付くのか離れるのか、絶妙な吸い付き方でクリトリスを刺激し、膣口からは羊水なのか愛液なのか分からない体液が漏れ出していた。
亜衣は腰を浮かしながら悶絶する。
俺も助産師も出産の為に力を貸しているはずだったが、あまりの気持ち良さそうな反応に亜衣の表情を見て興奮していた。

「んああぁっ!だめっだめぇ……おかしくなるぅ!」
「ねぇ、私のここ、気持ちよくしてくれる?指でも吸引機でもどっちでもいいよ?」
「俺にやって欲しいの?」

俺は亜衣の陰部を刺激させて欲しいと、助産師に頼み込んだ。

「先生が来るまで、どうにか亜衣を気持ち良くさせてあげたいんです。お願いします!」
助産師は戸惑いながらも俺の気持ちを汲み取ってくれ、手渡された吸引器を手に持ち亜衣の足元へと移動した。

「あぁんっ!ひぃっ!いやぁっ」

ゆっくりと吸い上げたり離したりを繰り返し、亜衣に快感を与えていく。
会陰のすぐ向こう側には児頭が感じられるほど、皮膚は真っ赤に充血して、今にもはち切れそうなほどパンパンに突っ張っていた。

「どう?クリトリス、痛くないよね?」
「うっうんっ!気持ち……いいよ」

陣痛の痛みに耐えながら、亜衣は徐々に吸引器の力強さに感じてきているようだった。
そして俺は手持ち無沙汰になった片手を亜衣の胸へ伸ばし、乳首や乳房を手で刺激した。
そんな俺の刺激により更に感じているのか、亜衣は上半身をくねらせる。

「ひっ!……いゃぁあん、すごいぃぃ!」

陣痛の痛みに耐えながら、助産師と俺に同時に責められている亜衣は、体をビクつかせて刺激に悶えていた。
そんな中でも俺の息子はビンビンに勃ち上がり、出来ることなら亜衣の中で暴れたいと我慢汁をショーツの中で垂れ流していた。

「先生来たわ!お願いします!」

分娩室の扉が開く音がすると、医師が慌てた表情で駆け込んできた。
俺はすっとその場を離れると、亜衣は再び喘ぎ呼吸を始め俺の手を求めてきた。

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あおくん 2024/04/02 22:17

2.初めての陣痛にパニックを起こす産婦の出産過程【セックス依存夫婦の初めての出産】

「出血したってことは、陣痛もそろそろ来るのかしら…」
「亜衣も無理はするなよ?俺は早めに帰るから」

俺は朝食の準備のためキッチンへ向かうと、亜衣は洗濯物を回し始めた。
こういう時でも女性は真面目だ。
普段通りのやるべき事をやり、万が一この後陣痛が始まった時のことを考えているのだろうか。
二人で朝食のトーストを食べ、体調を気にかけながらも、まだ陣痛らしきものはないため出勤して欲しいとのことだった。
そして亜衣がパタパタとスリッパの音を立てながら、玄関まで見送りに来た。

「もし陣痛が始まったらすぐに連絡するんだよ。家のことも無理する必要はないし」
「わかってるって。とりあえずゆっくりしてるよ」

亜衣は心配そうな表情で、俺の鞄を持つ。
そして俺の頬に軽いキスをして、胸を押し付けるように抱き着いてきた。

「いってらっしゃい……」
「……ん?」

何か違和感を感じた俺は亜衣のお腹に触れる。
すると、微かにポコっと何かが動く感触がした。

「今……」
「うん、赤ちゃん動いたね。一緒にパパにいってらっしゃいって言ってるのよ」

亜衣は嬉しそうに微笑み、俺の腕を引っ張った。

「ほら、早く行かないと遅刻するわよ!」

俺は慌てて靴を履き、亜衣に追い出されるように家を後にした。
あの時、亜衣が妊娠したという事実は俺の中では衝撃で、正直すぐには実感がわかなかった。
しかし、俺との子供が体内で生きているということを思うと、素直に嬉しさという感情が込み上げてきた。
色々な感情を抱えたまま出勤した俺は、そわそわしながら仕事をしていた。
亜衣は陣痛が来ていないと言っていたが、本当にそうなのだろうか。
ただの勘違いで既に陣痛が来ている可能性もあるし、鈍感だけなのかもしれない。
亜衣のことが心配でならず、俺は時計とスマホばかり見ていた。
そんな俺の様子を不審に思ったのか、上司が俺の席まで来た。

「なんだ、彼女からの連絡でも待ってんのか?」
「いえ、そういうわけでは……」

上司に亜衣のことを話すのは何故か気が引けて、俺は言葉を濁した。
今朝の出血の後、何も状況の変化がないのか、亜衣からの連絡はなく、俺も仕事中で電話もできず気が気でなかった。

「早く帰ってやれよ。今日は少しなら定時前で帰っていいしさ」
「え、いや…そのうちお話しするつもりだったんですが、彼女がもうすぐ出産するんです。それで、産後落ち着いた頃に入籍する予定です。」

まさかいきなりそんな提案をされるとは思わなかったのか、上司はたじろいでいたが、俺のその報告に対しすぐ真剣な表情になった。

「そうか、おめでとう。今頑張ってるのはお前だけじゃない。奥さんを支えられるのは旦那だけなんだから、支えてやれ」
「はい!」

奥さんではないのだが、いつかそうなる呼び方に少しだけ喜びを感じる。
俺は亜衣のため、そしてこれから産まれてくる子のためにも早く家に帰ろうと決めた。
上司が気遣ってくれたおかげで夕方前には会社を出ることができ、俺はすぐに電車に乗り込む。
大急ぎで家に帰ると、亜衣はお腹に手を当てたままソファに座ってテレビを見ていた。

「おかえり、早かったね」
「大丈夫なのか!?出血は?あぁ、定時で帰らしてもらったんだ」
「とりあえずはまだ様子見かな。出血は増えてないしナプキン当ててるよ」

俺がスーツから部屋着に着替えている間も、亜衣はソファに座ったままだった。
そんな中、亜衣の表情の変化に、俺は声をかける。

「亜衣?どうしたんだ?」
「なんかね、痛かったり大丈夫だったり…痛たたた」
「陣痛か!?」
「いや、なんかね、お腹っていうより腰なのよ…」
「腰?」

俺は心配で亜衣のすぐ後ろに座ると、お腹に手を当ててみる。

「この辺か?」
「もっと下…その辺り…」
「これ、陣痛なんじゃないか?」

俺は亜衣の腰をさすり始めるが、本当にこれは陣痛なのだろうか。
俺の心配をよそに、亜衣は何故か少し笑った。

「ははっ……なんかその摩り方くすぐったいよ。もっと強くていいよ」
「なんで笑うんだよ。心配してんのに」
「ごめんごめん。でも大丈夫だよ、私こう見えても意外と痛みに強いし、頑張るから。それに我慢できる痛みだから、まだ病院に電話するのは早いと思うよ」

だが俺にはその笑顔がどこか無理をしているようにも見えて、思わず抱きしめた。

「ありがとう……抱かれると安心するね。なんか陣痛ってどんなのなのか本当にわからないよ。あとは腰から足の付け根が痛い感じかな」

亜衣の顔を見ると、その表情は先程より険しくなっていた。
もうこれは陣痛が来ているのだと判断し、俺は慌てて立ち上がりスマホを手に取る。

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あおくん 2024/03/21 22:40

【立ち会い出産プラン】アラフォー夫婦18年ぶりの出産は、長男参加型のフリースタイル分娩

【 立ち会い出産プラン4000 】プラン以上限定 支援額:4,000円

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あおくん 2024/03/15 21:12

4.分娩室で行う互いの性器刺激と初めての立ち会い出産【女友達に誘われたエッチな行為の行方】

今、俺は予想外の場面に立ち合っている。
子どもが産まれるというのは、こんなにも緊張する空気であり、そしてエロティックなのだと初めて知った。

「ふぅ、はんっ!ふぅ…はんっ!いきみたいっ!」
「まだ呼吸で逃しますよ。いきんじゃダメですからねー」
「ん……は、はぁぁぁぁぁあっ!」
「はい、いいですよ。ゆっくり息吐いて下さい」
「い、いぐぅぅうっ!ふぅぅぅんっ!」

鼻から吸って口から吐く、その呼吸を取り入れたソフロロジー分娩を推奨しているこの産院で、優奈は産まれたのだという。
いきみ逃しをしながらの陣痛は、男の俺には想像の出来ないものだ。

「お母さん、どこが痛いの?お腹さする?」
「お腹よりも…腰が痛いのよ。マッサージお願いしてもいい?」
「勿論だよ。この辺りで大丈夫?」
「うん、そこがいい」
「こう?」
「もっと強くして。ん……気持ちいい」

腰の痛みは赤ちゃんが降りてくると同時に、骨盤が開くことでの痛みらしい。
それでもこんなに長い時間、優奈の母親は十五年以上ぶりの分娩台で横にになり喘ぎ、腰を揉みほぐされながら我が子の誕生を待っていたのだ。

「痛いの来たわぁ!しっかりお願い!拓也くんもっ、できたら一緒にマッサージしてぇ〜!」
「あ、はい。俺はどうすれば…」
「お尻の穴を…思いっきり押してくれるかしら…」

息を絶え絶えに、いきみ逃しを続ける母親の指示通り、俺はお尻の穴を指で押した。

「握りこぶしで…」
「あっ、すみません!」
「痛ぁぁぁぁい!いきんじゃうー!」
「ご、ごめんなさい!痛かったですか?!」
「いいの、肛門はしっかり押してちょうだい」
「こ、こうですか?」
「そうよ…優奈もそのままマッサージしててね」

今度は四つん這いになり、腰を高く掲げながらお産の進みを促していた。
しかし、またすぐにいきみ始め、足をバタバタとさせる。

「ど、どうしたの!?お母さん!」
「産まれそう…今、一気に赤ちゃんが降りてきた感じがするの」
「ナースコール押すね!」

もういきみを我慢出来ず、身体が勝手にいきんでしまうらしく、その度に母親は腰を持ち上げた。

————————————

俺と優奈の初体験が済んで二ヶ月。
初々しい恋人同士、身体の関係も築きつつ仲を育んでいた。
あれから暇さえあればセックスばかりで、場所を探しては自室や夜の公園なんかでも俺らは求め合い繋がった。
優奈も、最初の頃に比べたら大分乱れるようになり、俺の背中は人に見せられないほど痛々しい状態なのだ。
お互いが気持ちよくなるための性技は日に日に上達していっていると自負している。
あの日、避妊具をつけぬまました行為の後、優奈は幸いにも妊娠することはなく生理を迎えた。
その間、当然のことながら俺はお預けをくらうことになり、性欲を持て余していた。
生理中はセックスが出来ないことで、優奈にお願いして扱いてもらい処理してもらったが、あれはあれで興奮したのだった。
そしてまさかの出来事が起きた。
優奈に弟か妹ができるというのだ。
あの日、優奈の両親と一緒の空間で身体を重ね、手取り足取り初めてのセックスを教わった。
体位のこと、膣口の場所、それからペニスの勃起サポートまでしてもらった。
優奈の両親は避妊具を着用していなかったし、年齢的にも充分妊娠する可能性が十分にあったのだが、本人たちは妊娠する事はないと口にしていた。
その結果がこれだ。

「お母さん、妊娠したんだ。最近寝込んでるのは風邪じゃなくて悪阻だ。父さんもビックリしたけど、授かった生命だからな。産むことに賛成したよ。」
「ウソでしょ?私、高校生だよ?」
「優奈が高校生でも、母さんは赤ちゃんを産める身体なんだよ。ピルは飲んでたはずなんだけどな…」

これまでも妊娠せず、生でのセックスと中出しをしていると口にしていた
優奈の両親がまさかの妊娠だ。
俺と優奈の方が妊娠してしまうような行為ばかりなのに、無性に恐怖を感じた。
放課後ドラッグストアで妊娠検査薬を購入し優奈に試させると、幸いにも俺たちの赤ちゃんはできていなかった。

「でも、これで分かっただろう?優奈と俺も赤ちゃんを作ることができるって」
「うん…なんか、赤ちゃん出来てたら良かったのにな」
「いや、俺たちはまだダメだよ…」

その夜、これから大きくなっていくのであろう優奈の母親のお腹について考えていると、俺も早く優奈との赤ちゃんが欲しくなってきた。

だがその反面、責任を取ることのできない年齢というのは制限が多く日常にさえ苛立ちを感じる。
「なぁ、優奈。これからは俺たち、コンドームはちゃんとしような」
「あの日からゴムなんて一回もしてないんだから。精子は外出ししてれば大丈夫よ」

この数ヶ月、俺も優奈も気持ちよくなるための技を学んできた。
だから、ゴムをしたって、これまでよりももっとお互いに気持ちよくなれるような気がしていた。

————————————

「赤ちゃん、降りてきてますよー!急に進みましたね。もういきんで大丈夫ですよ」
「はい…やっと出せるのね」

いきんでいいと言われ思いっきり、急に破水したらしい。
今、優奈の母親の股間でなにが起きているのか、俺は見てみたくて仕方ない。
目の前で喘ぐ女性が、将来優奈になるのかと思うと興奮し、その姿を一日でも早く迎えたいと思った。

「…パシャっ」
「破水しましたよ。これからどんどん陣痛も強くなりますけど、頑張りましょうね」

俺は興奮しながら頼まれた動画を撮り、その大声と喘ぎ、エロさにも感じる息遣いに興奮していた。
しかし、私は陣痛の波に耐えきれず叫び出す。

「あぁっ…痛ったい…っ、んぅうーーーっああああっ…!痛いわぁん!」
「お二人とも、赤ちゃんが出てくる瞬間見られますが、どうしますか?」
「お、俺も?」
「そうですよ。赤ちゃんが産まれてお兄さんになるんです。出産に立ち合えるなんて貴重な経験なんですよ」

助産師はどうやら俺と優奈を兄妹と思っているようで、何となく恥ずかしくなる。
母親は優奈に、赤ちゃんが出てくる瞬間を見て欲しいのか、苦しそうに何かを口にしていた。

「はぁ……はぁっ……ふぅ、おねがぁい…優奈、お母さんのお股…見てくれる?」
「うん、私もいつか拓也くんとの赤ちゃん産むんだもん。二人で是非見させてね」

俺たちは分娩台の足側へ移動し足の間を覗き込むと、ヒクヒクと動き愛液にも似た体液が垂れていた。

「それではいきみますよー」

その後、助産師は母親の股の間に手を入れる。

「ふんんっ!あぁぁぁぁぁっ……!痛いいぃぃいぃーーー!」
「ほら、もう少しですよー」
「はぁっはぁっ……っ、ああぁっ!もう無理ぃぃぃーーーーっ!!!」
「もう少しで出て来ますからね。もっとお股を頑張って開いて下さい」

助産師が母親の股を手で広げているのが見える。
そして、見えたのは割れ目だった。

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