12月第4週
冬コミ原稿も終わって体力も復活。
とはいえ、生活リズムが狂って朝方生活。冬の朝は冷え込むのに…
いろいろ一段落ついたのでキャラクターの顔骨格に手を入れようかと思い、色々と描いていて気づいた事。
骨格をいじってうまく描けたかなと思った絵。その比率は様々な部分が黄金比である1:1.618と合致していた。
一箇所とかではなく、いろんな部分が黄金比に合致。逆に微妙な絵は黄金比から微妙にズレていた。
■ということで試行錯誤。
最初に黄金比を取ってからキャラの顔を描く
↓
型にはめすぎているのでクリティカルヒットからは遠いが、ほぼハズレにはならない。
最初に描いた微妙だった絵の一部を黄金比で補正
↓
クリティカルヒットではないが無難なラインまで持ち直す。
■結論
黄金比に合わせておけば大ハズレの絵にはならない。
理想は黄金比を少し意識しつつ感覚で描いた結果、黄金比になっていることだろうと思う。それがたぶんクリティカルヒットになる。
とはいえ、最初に黄金比となる部分に鉛筆でアタリを打っておくぐらいはしたほうが良さそう。
■次の選択肢
ここで選択肢となるのが、美術解剖学的な絵の描き方。
自分はそれなりにディフォルメをしている絵なので、そこまで美術解剖学を意識はしてないとはいえ、今までは頭の片隅にぼんやりと美術解剖学を存在させつつ絵を描いていた。
この描き方の最大のデメリットは、間違ってはいない絵のはずなのにかなり悪い絵ができることがある。
美術解剖学的には、さほど間違えていないので何が変なのか分からなくなり直すのが大変。
ここも美術解剖学的に描いて変になった絵も黄金比に無理やり当てはめて直せばうまく成立する気はする。
ということで来年は
美術解剖学 < 黄金比
で、絵を描こうかなと思う。
ちなみに、脳内でぼんやり稼働できる機能を一つに絞らないと技術に踊らされて味の無い絵になる。
■表計算
黄金比をスプレッドシートで作るなら
((1+sqrt(5))/2
自分はスプレッドシートのB列に以下を作って
=ROUND(A1/((1+sqrt(5))/2),1)
A列に1~100の数字を並べて一覧表を作る…みたいなことをしている。
この表を作って、当たりをつけてから描くとハズレガチャの回避になる…
………気がする。