映像研には手を出すな! 4話の感想
映像研には手を出すな! 4話の感想ですよー。
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伊藤沙莉
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2020-06-24
映像研には手を出すな!
出来ること出来ないこと、締め切り、妥協、ずっと出来ずくすぶってきた思いの結実、作品を作り上げた喜び。
おお!ブラボー!
初作品完成、そして発表。
もっともっと作ることしか考えないことと、視聴者の反応見ない所がもう何と言うか(笑
わっくわくしたー!
3人とも皆の苦労や思いを理解してるのがまた良い…
浅草氏水崎氏のクリエイター側はもちろん、金森氏の苦労の大きさ、大事さを2人とも分かって。
恩に着せず、自分の作業の大変さを笠に着ず、全員が協力しつつも、各々の最高の仕事をするため最善を尽くす姿が、愛おしく眩しいですよ。
2人に納得してもらうため、金森氏はわざとょっとだけ努力を見せてる気もしますが(笑
「終わるとか完成するとかではなく、魂を込めた妥協と諦めの結石が出る」
痛いほどの至言ですね…
正解と、正解を行える自分が欲しい。
金森氏の正論詭弁、詐術、恫喝でも超えられない壁を、浅草氏精一杯の立ち回りでこぎつくの様、涙がにじんじゃいます。
頑張ったよね、3人とも…!
前後をしっかり読み解くに、彼らの処女作アニメはモノクロで、風はもちろん大砲の薬莢も無かったのですね。
それでも、客席を引き込んで呑んだ。
本当はどんな作品だったのか見たいけど、それは私たち一人一人の想像の中、ですね。
やっぱり全部じっくり見たいけど!
我々のような元ワナビにも効く作品ですが、今ワナビである若い人たちに、たくさんたくさん見て欲しい作品です。
情熱とか、作る苦労とか、コマ送りや各便利ソフト、先人たちの作品の模倣とか。