ParticularStation 2020/04/17 19:59

火星肉便器 途中経過(落書き絵1、3400字)


 火星を守護星とするセーラー戦士、セーラーマーズ。
 平和を守るために今日も妖魔と戦っていたのだが、倒す間際に妖魔に呪いをかけられてしまう!

「はぁっ……はぁっ……!」
(手強い相手だったわ……! 何とか倒したけど……これ……呪い……? か、身体が、熱い……っ!)

 マーズは今、敵が逃げ込んだ場所、男子便所に立っている。
 本当ならすぐにその場を離れて安全な場所で変身を解き、帰宅するはずなのだが……今のマーズはその場から動けないでいた。

「はぁ……♥ く……ふぅぅ……っ♥」
(何してるの私……♥ は、早く帰らないと……♥ でも……♥ こ、こんな状態では、帰れないし……っ♥)

 妖魔が死に際に放った呪い。それに身体を蝕まれたマーズは、強烈な自慰衝動に襲われていた!
 厳密には性欲の衝動、暴走――自慰でなくとも、何らかの形で性欲を発散させなければ気が狂いそうなほどの強○的な発情だ。
 あまりにも強い発情により、常に冷静なマーズですら混乱して動けなくなっているのだ。

 この状態で下手に動けば、強すぎる発情で恥を晒すかもしれない。妖魔でなくとも襲われれば何も抵抗できず好きにされてしまう。ゆえに今すぐ鎮めるため、自慰をすべきではないか。
 否、自慰などすれば余計に性欲に囚われてしまう。ましてや今居るのは夜の男子便所。見つかれば誤解から何をされてもおかしくない。だからすぐに動くべきか。

 ――異常な欲求が余計にマーズを混乱させ、この二択で迷って動けないという状況に陥っていた。
 そうこうする内……ついに一人の少年が入り口に立ち、居るはずのない女性、しかも極上の美少女に逡巡する。

【え……】
「あ……」

 発熱に苦悶していたため、前屈みで突き出すようにされた腰。
 短いスカートからは簡単に中が覗け、レオタード――実質的に下着のパンツと変わらない――が見え、それが食い込んでハミ出た尻肉も凝視される。
 何も知らない少年にしてみれば、男子便所で自慰行為に耽る、あるいは男を漁り挑発する淫売にしか見えないだろう。
 少年は即座に「そういうことか」と納得し、驚愕から下卑た笑みに表情を変える。
 このままでは彼に襲われてしまう。早く誤解を解かなければ――しかし焦燥とは裏腹に、身体は思うように動かない。

【夜中の男子便所でそんなカッコってことは……いいんだよね、こういうことして!】
 むにゅっ♥
「あっ……♥♥ ち……ちがうのよ、これには訳が……ああんっ♥」
(ダメ、身体が動かない……むしろどんどん熱くなってくる♥ それに、この子も様子がおかしい……これも呪いの影響なの? 早く、逃げないと……取り返しのつかないことに――♥♥)

 本来持つ思考力も運動能力も活かせず、突き出した腰……スカートがめくれて下着が露わになった尻の肉が触れられる。
 指が触れた途端、自分自身に与えようかと何度も悩んだ刺激に媚びるような吐息が漏れた。
 マーズが悩み続けるだけはあり、発情具合に比例して感度は増している。
 やや乱暴に指が埋められ、揉まれただけでも多大な快感におかしくなりそうだ。
 また、少年の様子もどこかおかしい。いくらマーズに発情したとはいえ正気とは思えず、違和感を覚えてよく見れば、彼にもマーズを介して呪いがかけられている。

(まさか、私に近付いたことで呪いに巻き込んでしまったの?)
「や……やめなさい……♥ 好きでこうしてるわけじゃないの! これは妖魔の呪いのせいで……あなたもおかしくされてるのよ! 危険だから、離れて……あっ♥ お願い、手を……ああんっ♥♥」

 マーズでさえあまりの興奮に身動きができなくなる呪い。
 思春期の男子ともなればどんな副作用があるか分からない。
 彼のためにも言葉で止めようとするが……尻を突き出したポーズのままでは説得力が足りなすぎる。
 制止の声も逆に艶っぽさを感じさせたか、少年はより興奮した様子で後ろから抱きついきた。

【呪い? 何それ……じゃあ、こんなになってるのはお姉さんのせいってことだよね?! 責任取ってもらうよ!】
 がしぃっ♥
「ああっ♥ いやぁぁっ♥♥」

 呪いの原因をマーズに押し付け、ペニスを露出させた少年は責任を取らせようと股間を押し付けてくる。
 少年は知性も暴走しており、股間を尻にこすり当てるだけ。
 いわゆる、着衣尻コキの状態だ。
 最悪の事態にこそ至らないが……尻の谷間に押し当てられる感覚が衣服越しにも伝わり、マーズは恐怖と快感に震えてしまう。

【こうして欲しかったんでしょっ!】
 ぐりっ♥ ずむんっ♥
「ち、違うって、言ってる♥ でしょぉっ♥ 早く……やめなさ、ああっ♥♥」
(これ……お、おちんちんっ?♥ こんなに大きいものなの?♥ それに、か、硬くて……熱い……♥ こんなの押し付けられたら……お尻が、火傷してしまうっ♥)
 じゅぷっ♥ ずぷっ♥ にゅぶっ♥ じゅぷんっ♥
「あっ♥ 動かないで……こすりつけないでっ♥ そんなにされたら……あ♥ んっ♥ あぁぁ……っ♥」
(す、スゴい圧迫感……♥ まるで、本当に犯されてるみたい……♥♥ いえ……これは、立派なレ○プよ……っ♥♥)

 呪いの影響か、少年のペニスは体格からイメージできない大きさと猛々しさ。
 押し付けられるだけでも圧迫感が子宮に届いて来そうで、愛液の摩擦音も相まって本当に犯されているかと錯覚するほど。
 下半身に男性器をこすり付ける……挿入されなくとも、これはもはや立派なレ○プと言える行為。
 だというのに、マーズの身体は触れられるたび、刺激を受けるたびに際限なく昂っていく。

「あっ♥ は……あぁっ♥ ダメっ♥♥ やめて……やめてぇぇっ♥♥」
【お姉さんだって興奮してるじゃん! 尻コキ気持ち良い? チンポぐりぐりされて感じてるんでしょ?!】
 ぐりゅんっ♥ ずりゅっ♥ じゅぶっ♥ ぬぶんっ♥
「そ、そんなこと……あはぁっ♥♥ そんなこと、ないから♥ し、尻コキ……そんなの知らない♥ 感じないから♥♥ あぁぁっ♥♥ もうやめてぇっ♥♥」
(感じてないっ♥ こんなことっ♥ 気持ち良くなんかっ♥♥ ない……はず、なのにぃっ♥♥)

 行為の名称など直接的な言葉を使われ、恥ずかしさで顔の赤みが増す。
 更に昂っていることも見透かされ、声を抑えようとするが、身体が揺さぶられているからか、我慢できないほど気持ち良いのか、官能的な音色が止められない。
 快感を我慢できないことが少年に強い劣情を抱かせ……巨大なペニスが更に一回り膨張し、力強く脈打った。

【感じまくってるのバレバレだって! こっちも……出るっ! 出すよっ!】
「出すって……まさかっ♥♥ や、やめてっ♥♥ ダメよ♥♥ ああっ……いやぁぁっ♥♥」
 びゅるるるっ♥ びゅびゅっ♥ びちゃぁぁぁっ♥
「あああっ♥♥ 熱っ……んんんんんっ♥♥」

 射精されると確信し、懇願するマーズ。
 しかし拒絶するのは言葉だけで、尻に至っては寧ろ少年に合わせて巨根を迎える動きさえしており、まともに精液を受け止めてしまう。
 濃厚な白濁が勢いよくぶちまけられ、あまりの熱感に、火を操る戦士でありながら震えてしまう。
 興奮のあまり気付いていないが、尻コキ射精で軽く達してしまったのだ。
 大量精液を尻の上にかけられても拭うことすらできず、マーズは愛液と共に股間から垂らして下半身を震わせ続ける。

「はぁ……♥ は……♥ あぁぁ……っ♥♥」
(これ……♥♥ せ……精液……♥♥ こんなにかけられるなんて……♥♥ もし……妊娠なんて、したら……♥♥)

 呪いの影響下にある今、臀部に精液をかけられても妊娠しないという保証はない。
 実際、例え膣内射精でなかろうと性器の近くに射精すれば妊娠の危険性はあるが……最悪の事態を想像していながら、なぜかマーズの中に嫌悪感はほとんど生じず、むしろ背徳の念が沸き上がって来そうだ。

(と、とにかく……これで、この子は治まったはず♥ 私も……早く拭いて、帰らないと……♥)
 カシャッ!
「あっ……な、何してるのっ?」

 不本意だが、尻コキによって快感を得た結果、煩悩を少しは祓えた。
 気を取り直し、まず姿勢を正そうとした時、後ろからシャッター音。
 少年があられもない姿のマーズを撮影したのだ。
 こんな痴態が保存されるなど、この上ない恥辱。
 窘めようとするが、逆に脅しと共に平手打ちで尻をスパンキングされてしまう。

【バラされたくなかったら、また来てよ。いいねっ?!】
 ばちぃんっ♥
「んはぁぁっ♥♥ なに、勝手なことを……ま、待ちなさい……ああ……っ♥♥」
(お尻が……♥♥ 腰が震えて……動け……ない……っ♥♥)


 尻を強く引っ叩かれ、痛みの数倍気持ち良くされて腰砕けになる。
 止めることも追うこともできず、それどころか脅迫されたにも関わらず、マーズはまたしばらく男子便所でぷるぷると戦慄き続けるのだった……

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

記事を検索