ParticularStation 2020/12/31 23:06

エルザvsバニークラブ β版(約22,500字、挿絵数枚)


フェアリーテイルのエルザが依頼失敗の補填としてバニークラブで働かされ、最初はノリノリだけど媚薬+酒+セクハラで発情させられ、
依頼者の罠だったと気付いた時はもう遅く客の前で強○ドスケベダンス→セクハラ痴○輪○でアヘ顔んほぉ系で善がり狂いアヘりまくり
種漬け陵○に受精屈服する話。
・依頼作品です。ご依頼いただきありがとうございました!
・ここ数ヶ月、同人制作遅れてて申し訳ありません。dyan及びdyanフォロワーと冨岡義勇が腹を切ってお詫びいたします。
・淫チョロとか風子とか他の依頼とか作りたかったけど遅れてすまねえ……ほんと……義勇さんが腹斬るから……
・製品版はできるだけ早く制作する予定です。もう少々お待ちを。
・次は依頼(マジェプリのおやっさんでBF)か遊戯王かマァムあたり作りたいけど未定。

・絵サンプル

・文章サンプル

 ■エルザvsバニークラブ-β

【やばい、みんな逃げろ! バルカンが脱走したー!】

 フィオーレ王国、とある地方の商店街にて、裂けるような叫びが人々の賑わいを吹き飛ばした。
 通りを暴れ回るのはモンスターのバルカン。民間人が捕獲していたのだが、運搬中に脱走したのだ。
 突然の猛獣に市民は悲鳴を上げて逃げ惑うが……その中で一人、動じることなくバルカンに向かう者がいた。

「皆下がれ! これは私が止める」
【あれって……「妖精の尻尾」のエルザ?】

 バルカンに向かうのは女性ながらに凛とした気高い空気を纏う赤髪の魔導士、エルザ・スカーレット。
 最上位の魔導士ギルド「妖精の尻尾」の中でも指折りのS級魔導士であり、実力は聖十クラス。
 慌てふためいていた市民たちも、彼女が現れた途端に落ち着きを取り戻す。

【あのエルザさんが来てくれた!】
【これで何とかなるな……】
【どんな装備を換装するんだ?】

 エルザの魔法は装備を呼び出す換装魔法。
 身に纏う衣装ごと装備を変換するのが常だが……今回換装したのは、煌びやかなデザインの大砲だった。

「ちょうど新しい装備を手に入れたところだ。試し撃ちさせてもらう!」

 バルカン程度であれば確実に仕留められるであろう大砲を軽々と持ち上げたエルザ。
 新たな武器の威力を知る良い機会だと、嬉々として狙いを定める。

【え、大砲?】
【こんなとこで?!】
「行くぞ! 新武器の威力を味わうがいい!」
【エルザさん、ちょっと待っ……】

 明らかに場違いな高威力すぎる武器。
 市民が止めるのも聞かず、エルザは大砲を発射。見事バルカンを撃破したが……吹き飛ばしたバルカンが次々と商店を巻き込み、魔獣以上に大きな犠牲を出してしまっていた……


【どうしてくれるんですかエルザさん!】
「すまない。私としたことが、新しい武器に浮かれていた……」

 とある屋敷にて、エルザは激昂する少年に頭を下げる。
 この少年こそ、新たな武器である大砲の元の持ち主であり、今のエルザの依頼主である。
 彼の依頼は、製作した魔導武器の宣伝。
 高名な「妖精の尻尾」のS級魔導士がモンスター討伐に使い、性能の高さを証明すればインパクトのあるデビューになると見込んだのだが……高威力が仇になってしまい、逆に最悪のデビューとなってしまった。

【今回の損害はボクの方で対処しますが……約束、覚えてますよね?】
「ああ、わかっている。損害額の分、そちらの下で働かせていただく……」

 依頼は難易度が低い上に報酬が非常に高く設定されていた代わりに、万が一にも武器によって損害が発生した場合、その額の分だけ請負人、つまりエルザに労働で返してもらうという条件をつけていた。
 ただ金銭的に損害が出ただけでなく、魔道具作者としてのイメージまで損なわれるため、見返りとして貢献することで補填して欲しい、という契約だ。
 もちろん、成功することが前提であったが……

(しくじってしまったものは仕方がない。ここで挽回してみせる……!)
「しかし、任されるのがまさかバニークラブとはな……」

◆バニークラブ

 損害の代償として紹介されたのは、バニークラブでの労働。
 名の通り、女性従業員はバニーガールの姿となって接客するのだ。

【副業の一つでね。過激なサービスもあるけど、うちのイメージアップのために多少は我慢してね】
「ああ、わかっている」

 少年は温和ながらに釘を刺す。このようなグラブでの過激なサービスとなると、やはり過剰なスキンシップをしたり、客からのセクハラまがいの行為を受け入れることもあるだろう。
 依頼失敗の代償だけあり、本来は厳しい条件だが……エルザはむしろ不敵に笑うと、自前の「鎧」に換装する。
 エルザの身体が一瞬光に包まれ……光が晴れると、そこには妖艶なバニーガールの姿があった。

「特注バニーの鎧だ。これで構わないか?」

 エルザが換装したのはバニーの鎧、という名の新しいバニースーツ。
 換装仕様にしてあるため「鎧」扱いだが、その見た目はクラブの制服バニースーツとほぼ変わらない。
 むしろエルザの身体に合わせてチューンされており、持ち前の見事な身体つきを強調させ、露出度や食い込みもかなり大胆だ。
 ウサ耳カチューシャに付いた小さなハートなど、装飾もワンポイント添えつつ無駄がなく、何とも男好みするデザイン。
 制服バニーではないが、むしろ制服以上にセクシーであり、スーツが作った谷間を自慢するかのように見せられては依頼者……もとい、店長の少年も認めざるを得ない。

【話が早くて助かります。ではよろしくお願いしますねー】

 夜の仕事だが、嫌がるどころかやる気満々のエルザ。
 ノリノリで接客に向かう彼女の背を、少年も静かに微笑んで見送った。

【え?! 今日入った新しいバイトって、あの「妖精の尻尾」のエルザ?】
【すご……ほんとに本物?】
「ああ、店長に借りを作ってしまってな。今日はよろしく頼む」
 ずいっ……むにゅんっ♥
【おおっ……!】
「借りを返すためにも、売上が伸びてくれれば助かるのだが……」
【そ、そうなんだ? じゃあ……奮発して特盛セットで……!】
【こっちは、そうだな……折角だし、この酒を!】
「ふふ、懐が広くて心強いな」

 強さと見た目で有名なエルザが来たとなれば、早々に常連からは好印象。
 エルザもそれを利用し、メニュー表をそれとなく自分の胸に押し当てて胸の大きさと柔らかさをアピール。
 視覚的にサービスし、高額のセットや酒の注文取りに成功する。

【今日は高額メニューの注文が多いね。エルザさんの接客のおかげかな♪】
「少しでも貢献できていれば何よりだ。この調子で昼の分を取り返してみせる!」
【はは、頼もしいなぁ♪ それにしてもホントにセクシーだよね、特にこのお尻……】
「おっと、いくら損失を出したとはいえ、セクハラは遠慮願いたい」
【わかってるって、冗談だよ。……でも、お客さんの中にはこれくらいやってくる方もいるから、気を付けてね】
「ああ、わかっている」

 店長も機嫌を良くするが……背を見せた一瞬、バニースーツが食い込む尻に手が伸びてきた。
 いくら依頼に失敗したとはいえ、そこまでされる義理はない。
 エルザは軽くあしらい、客からのセクハラに対する授業料だと割り切ると再び接客に戻る。

(やはり、この程度のセクハラは日常茶飯事か。気を付けねば……)
【あ、エルザさん。こっち来てお酌してよー♪】
「ああ、すぐ行こう」

 次は高額メニューを頼んだ客へのお酌。
 この店には一定額以上の注文を取った客が、バニーの指名やお酌など、品出し以上の接客を要求できる制度がある。
 先程の客がその設定額を払い、エルザに相席とお酌を頼んだのだ。

【ほら、もっとこっち……隣に来て!】
 がしっ、ずいっ!
「っ……おいおい、飲みすぎじゃないのか?」
【いやーまだまだ序の口だって。それよりエルザも飲んでよ、一番高いの注文するから!】
「ふふ、酔わせてどうするつもりかな……?」

 客はエルザの肩に手を回し、強引に引き寄せると、脇腹や腰まで撫で回す。
 尻や胸といった部分ではないため、嫌らしいとはいえこれではスキンシップの域でもあるため強く抗えない。
 更なる高額メニューまで注文され、キャバクラのようにエルザが飲む流れにまでさせられる。

「し、しかし……」
【せっかくお客さんが頼んでるんだから、遠慮せず飲んで飲んで♪】
「て、店長? まあ、そこまで言われたら仕方がない……では、一杯だけ。……んっ……んんっ?!」

 店長に助けを求めるが、むしろ接客の一環だと背を押される。
 やむを得ず一杯だけ飲むと、度が高い酒だったのか、飲んだ途端に下腹部からカアッと熱くなるような感覚に襲われる。

(元々、あまり酒に強くはないが……こ、これは……! 酔うというより、熱い、な……!)
【いい飲みっぷりじゃん♪  ほら、もう一杯♪】
「おいおい……おっとすまんな、また別の客からの指名だ。また注文してくれれば伺おう。全て食べ切った後で、な」
【あ、上手いなー。じゃーまた注文して待ってるからねー♪】

 高揚感もあるが、エルザには度が高すぎたのか、妙な熱さを感じさせる高級酒。
 おかげで酔ってしまうことはないが、下腹部の熱は溜まったままで、中々消えてくれない。

【エルザさーん、次こっちー♪
「ああ、すぐ行く……っ」
(なんだ? 熱を妙に引きずっているから、……本当に酒なのか……?)
【エルザさん、ちょっと赤くなってる?】
【お酒飲んでちょっとエッチな気分になったんでしょー?】
「まさか、そんなことは……」
【ほんとにぃ?】
 むにゅっ♥
「ひあっ♥ な、何をするっ!」

 複数の客を相手していたが、熱が気になっていた隙を突かれて尻を触られたエルザ。
 驚きのあまり可愛らしい声が出てしまい、拒絶するどころか客の嗜虐心を煽ってしまう。

「そ、そういう行為は、ご遠慮願いたい……っ」
【ははは、ゴミがついてたから取ってあげただけだってー♪】
【スキンシップスキンシップー♪】
【ていうか、エルザも可愛い声出すんだなー♪】

「くぅっ……この酔っ払いめぇ……」

 恨めしく睨むが、酔っぱらった客に話は通じず……また、確かに熱はじわじわと身体中に広がっており、顔まで熱くなっているのがエルザ自身にも分かる。
 いつの間にか酔いが回り、身体が火照ってきているのか。
 その影響で本能的な部分が引き出されていれば、「エッチな気分」というのもあながち間違いではないかもしれない。

(酒を少し飲んだだけで、触れられるのを許してしまうとは……♥
 確かに、段々火照りが強く……♥ いかん、気を引き締めねば……)
【調子どう?】
 むにゅんっ♥
「はうっ♥」
【お、いい感度♪】
「て、店長っ! こういったことは、ご遠慮……」
【わかってるって♪ でもエルザさんも多少のセクハラは覚悟してたはずだよね? まあ売上はすごくいいから、上手くいけば今日だけで済むかもしれないよ?】
「そうか、それは助かる……」

 気を取り直さねば……と思うが、早速再び店長にセクハラされてしまう。
 今度は躱し切れず、小さな手にしっかりと尻の柔らかさを堪能され、エルザも紅潮して色っぽい声が漏れる。

【てわけで、あと少しだけ我慢してよ♪】
「あ、ああ……任せておけ……♥」

 いきなりのセクハラは不本意だが、身体を張った甲斐はあり、損害補填までもう少し、とのこと。
 しっかり稼いで今日中に終わらせるため、エルザは更なるサービスに気合いを入れる。

◆ダンスタイム

【皆さん、お待ちかねのダンスタイムです! バニーの妖艶な舞をお楽しみください! ……エルザさんは初めてだし、休んでてもいいよ?】
「いや、問題ない……」

 バニークラブの名物、ダンスタイム。
 客の前でポールダンスなどを踊るのだが、客への媚び具合が通常接客の比ではなく、羞恥心やセクハラの度合いも比例して増す。
 今のエルザでは危険なサービスになりそうだが、ボーナスも相応に出るため、むしろ積極的にやらなければならない。

「ここで踊ればいいのだろう?」

 逆にやる気を出し、ノリノリでポールを握ったエルザ。
 男の視線を気にするどころか、逆に虜にする気マンマンで、自信たっぷりに脚を広げ艶美な舞を見せ付ける。

「ふふ……悩殺してくれる♪」
【おおっエルザも踊るのか!】
【すげえ、おっぱいぶるんぶるんしてるぜ!】
【いいぞーもっと腰振れー!】
「このスケベ共め……んっ♥ ふっ♥ こういうのが好きなのだろうっ♥」
 ふりっ♥ ふりっ♥ ぷるっ♥ ぶるんっ♥
(いいぞ、次々とチップが増えて……)
 ずくんっ♥
「んんふぅっ♥♥」
【おいおい、スケベダンスで興奮したのか?】
【善がる演技上手すぎだろ!】

 悩殺ダンスに客は盛り上がり、次々にチップが投げられる。
 エルザも機嫌を良くしていたのだが、そこで更に火照りが悪化。
 ただ見られているだけとは思えぬほど男たちの欲望に身体が反応しており、明確に欲情しているのだ。
 もはや酒酔いだけでは説明できないほどの盛り具合。
 これはもしや、排卵日が近いのではと思うが……思考に関係なく本能は昂っていき、ただセクシーに演出するだけでなく、発情のあまり身体が勝手に動き、股間を見せ付けて執拗に前後させるなど、度を超えたサービスをしてしまう。

(何だ……? 視線を、妙に熱く感じてしまう……! あ、あの日が、近いからか……?
 それにしても、こんな……っ♥)
 へこっ♥ へこっ♥ へこっ♥ へこっ♥
「んっ、んっ、あ、あっ……♥」
【お、おいおい……】
【ちょっとエロすぎだろエルザさん】
【まさか触って欲しいの?】
 かくかくっ♥ がくっ♥ びくんっ♥
「はぁ、はぁっ♥ はっ……♥」

 頭はぼんやりしながら、身体は一心不乱に腰を振り、完全に雄を誘っているとしか思えない動きを繰り返す。
 あまりに挑発的な踊りに客も理性を失い、立ち入り禁止ゾーンに踏み込んで来るが、エルザも興奮のあまり全く気付かず……

「ふっ♥♥ ふっ♥♥ んっくふぅっ♥♥」
【これ、いいんだよね? ねえエルザさんっ!】
 がしっ♥ むにゅぅぅっ♥
「んはっ♥♥ あぁぁぁっ?!♥♥」

 客の一人が太股にしがつくように触れ、ようやく客の接近に気付いたエルザ。
 直に触れられた刺激に喘いでしまったのを誤魔化すように、今更ながらに叱り付けるが、客は全く止まらずエルザに触り続ける。

「き、貴様っ! 何をしているっ!」
【今更どうしたの? エッチな踊りでボクらを誘ってたんでしょ?】
 さわ♥ むにゅっ♥
「ちっ、違うっ!♥ そんなわけなかろうっ♥」
 ぴくっ♥ へこへこぉっ♥
【そう言いながら股間せり出してるじゃん♪】
「こ、これはっ♥ 腰が勝手に――よせっ、触るなっ♥」
 ぐちゅぅっ♥
「ああぁぁんっ♥♥」

 怒った風にしていても、腰を振り続けたエルザ。
 身体が言うことを聞かないのだが、客には性的な挑発としか映らず、股間部を触れば卑猥な粘音と共に大きく喘ぐ。
 他の客も恐る恐ると言った感じだったが、今の反応を見てエルザが完全に発情し、雄を誘っていたのだと確信して次々囲っていく。

【ほら、ここヌレヌレだよ?】
【触ってもないのに濡れてんの?】
【やっぱ誘ってたんだって!】
「触れるなとっ♥♥ 言って♥♥ んはぁぁっ♥♥」
(なぜだっ♥♥ 身体が思うように動かない……♥♥)

 気合いで強引に動き、その場から離れようとするが……別の客たちもすぐ後ろに待ち構えており、退路を断たれたエルザはついに客の手に捉えられ、四方八方から身体中を揉みくちゃにされてしまう。

「よせっ♥♥ やめろぉぉぉっ♥♥」
【ほんとはこうして欲しかったんでしよ!】
【ボクらがエルザの願望叶えてあげるよっ!】
 がしっ♥ もみもみもみもみっ♥ ぎゅむっ♥ ぬちゅっ♥ ぐちゅぅんっ♥
「んっおっ♥♥♥ おっ♥♥♥ お♥♥♥ っぁっ♥♥♥ ぁ…………~~~~っっ♥♥♥
 ダメだっ♥♥♥ っっおぉぉぉ~~~~~~~~っっ♥♥♥」
 びくっ♥♥ がくがくっ♥♥ びくぅぅんっ♥♥
【うわっエルザの身体柔らかすぎっ!】
【しかも今イッた? イッたよねエルザさん?】
【イクの早すぎでしょ、どんだけ期待してたの?】
「ああ……っ♥♥ 今のは……こ、これはぁ……っ♥♥」
(ば……バカな……♥♥ 達してしまった、だと……♥♥ この私が……♥♥ こんな、簡単に……っ♥♥)
【あ~~お客様、お触りは一応禁止ですよ~♪】
(て、店長……今まで、どこに……っ♥♥)

 客にがっつりと痴○され、胸を揉まれる感触に、尻や脚を乱暴に撫でられる刺激に、秘肉を圧迫される屈辱でより強い興奮を得たエルザ。
 あられもなく喘ぎ、しかもあろうことか達してしまったのだが……明らかに手遅れな段階で、やっと店長が止めに入る。
 しかも実際には注意というより建前を述べているだけで、強く咎めないあたり、彼もエルザの痴態を楽しんでいたようだ。

「き……さま……♥♥ 来るのが……おそ……ぃっ……♥♥」
【いやー、だってあの「妖精の尻尾」最強女魔導士のエルザさんがセクハラを許した挙句、イカされるなんて思いもしなかったからね♪】
「っっ♥♥ そ、それはっ……♥♥」
 がしっ♥ もみぃっ♥
「お♥♥ ほぉぉっ♥♥」
【言い訳いらないんで、とっとと休憩入って♪】
「き、貴様ぁ……っ♥♥」
【はい皆さん、ここで一旦ブレイクです。バニーの痴態を肴に再び食事をお楽しみくださーい♪】

 今まで一応程度に気遣いがあったが、あまりの痴態を見せたためか、それとも本性を見せたか、急に馴れ馴れしくなった依頼者の少年。
 一旦ダンスは中断して注文の配膳を頼まれるが、同時に尻肉を鷲掴みされ、またも間抜けな声を出してしまう。
 急かすためのスキンシップ、粗相をした罰……という形であれば受け入れざるを得ず、エルザは尻を震えさせヨタヨタと歩かされる。


【……いい調子だねエルザさん♪】

 配膳やダンスの様子、セクハラされた時の具合をしっかり見ていた少年は、エルザの喘ぎっぷりを見て下衆な笑みを浮かべていた。
 ……そう、エルザがこの店で働くのも、そして痴態を晒すのも、全ては少年の計算通りだったのだ。

 まず、最初の依頼。S級魔導士を対象にしたクエストだが、「妖精の尻尾」のS級はタイミングを図ればエルザしか該当する者はいなくなる。
 つまり、S級という括りだが実質的にエルザ個人に宛てた依頼だ。
 人の多い場所でのバルカン逃走、武器の事故も少年の仕込み。
 準備を要したが、エルザでも確実に自分の手元……バニークラブに連れて来られるように仕組んであった。
 バニークラブには非合法級の媚香をガンガンに焚いており、S級であろうと女であれば数時間もすれば耐えられない発情に苛まれる。
 更にダメ押しの術式。最初に交わした契約書にはうっすら術式が書かれており、エルザがサインをすることを完成するようにしていた。
 サインした瞬間、少なくともバニークラブに来ることと発情することは確定しており、あとは肉体を堕とすのみ。
 無論、強力な媚薬を使おうとエルザを堕とすのは容易ではないだろうが……だからこそ、少年は嗜虐心を唆られていた。


 再び注文の配膳に回るエルザだが、前半以上に忙しくなっていた。
 何せダンスタイムの席順は支払額で決められる。客はより近くでエルザを拝む、そして可能であれば自分も触る、再びイカせてやる、と競うように高額メニューを頼んでいるのだ。

【また粗相したら罰ゲームだからね♪】
 ぺちんっ♥
「っ……も、もう二度と、あんな真似はせん……っ♥」
【ほら、これ1番テーブル!】
 ずむっ♥ むにゅんっ♥
「あ、ああ……っ♥♥」
【何してるの、早くしてよ♪】
 ぱしんっ♥ ばちぃんっ♥
「んはぁぁっ♥♥ わ、わかっている……っ♥♥ いちいち、叩くなぁ……っ♥♥」

 店長から次々に高級な料理や酒が出され、エルザと言えどすぐには運びきれない量の配膳を要求される。
 そして配膳を待たせるたびにお叱りのスキンシップ……という名のセクハラに襲われ、定期的に尻を叩かれ、胸を揉まれるため全く落ち着くことができない。

(依頼者……いや、店長とはいえ、ここまで堂々と触って来るとは♥♥ おかげで、まだ落ち着かない……♥♥
 身体が、興奮しすぎて、震えてしまう……♥♥ あ、歩いただけで、溢れそうだ……っ♥♥)

 実際に股の部分は愛液が少し滲んできており、ともすればバニースーツから零れ落ちそうだ。
 一度絶頂させられたとはいえ、休憩してもこの調子となれば、淫乱扱いされるのも止む無しと思えてくる。

「……注文の、品だ……♥♥」
【どうしたの、元気ないねぇ?】
【さっきのダンスまたやってよ♪】
「あれは、しばらくやめることになったんだ♥♥ す、すまないな♥♥」
【えー、そうなの?】
【しょうがないか。ま、お仕事がんばってね♪】
 もみっ♥
「はぁぅっ♥♥ な、何をするぅ♥♥」
【何してるのエルザさん、早く次!】

 客に尻を揉まれるが、カウンターに呼ばれ、セクハラを有耶無耶にしてしまう。
 そして新たな注文を爆乳に押し付けられるが、これにも逆らえないまま胸の柔らかさを味わわせてしまう。

【また客ともめたの?】
「そ、そうではなく……」
【ほら、次これね!】
 ずむんっ♥
「んほっ♥♥ や、やめっ♥♥ どこに押し付け……んんんんっ♥♥」

 すっかりS級魔導士としての威厳は消え去り、店にも客にも好き放題に触られるフリー痴○バニーと化したエルザ。
 そんな状態を繰り返す内、初めて見る高級メニューの配膳を任される。
 これはいわゆる裏メニューであり、品に合わせた個別のルールがあるという。

【あ、このメニューのルール分かってないの? これは届けたバニーが品名を言わなきゃいけないんだよ】
「そうなのか、助かる。……ちなみに、品名は……」

 裏メニューの商品名はエルザも見覚えがない。客が指差す品名を見るが……

「ど……「ドスケベバニーは変態ドM……」っ?! な、なんだこのメニューはっ?!」

【早く言ってよ! これ高いんだからさぁ!】
 ぎゅむんっ♥
「んっ♥♥ んむんんんっ♥♥」

 品名は極めて下品であり、しかも読む者に屈辱感を与える言葉だった。
 つい言葉を途切れさせるが、高額料金を払うのにサービスが受けられないことに客も怒り、また乱暴に胸を掴まれる。
 もし拒絶しても、業務失敗につき罰ゲームが待っている。
 奥から依頼者が睨んでおり、強い抵抗は許されず……

「読み上げさせていただく……♥♥
 ど……「ドスケベバニーは変態ドMなので……お客様には決して逆らいません」……♥♥」
(お、おのれっ♥♥ 私がこのような屈辱的な言葉を言わされるとは……♥♥
 しかし、なんだこのふざけた名前はっ♥♥)

 エルザが屈辱を堪えるのをよそに、客は満足そうに笑うと料理に添えられたナプキンを掴む。
 ナイフやスプーンなどの道具かと思いきや、ナプキンで包んであったものはなんとバイブで、震える棒を股間に押し付けられてしまう。

「なっ、なぜそんなものが……おい、何をっ♥♥」
 ずんっ♥ ヴィィィィィッ♥♥
「んおっ♥♥ んっんむっ♥♥ んんんんふぅ~~~~っ♥♥」

 エルザにしてみれば、カトラリーを淫具にすり替える手品か魔法を使われたとしか思えず抗議するが、正真正銘、これがこのメニューの特別サービス。
 メニュー名を言わせて服従を誓わせ、バイブで悶えるバニーを肴に食すという、なんとも悪趣味な接客を強いるのだ。

「なっ♥♥ 何をして♥♥ おああっ♥♥」
【これがこのメニューのサービスじゃん。エルザだって分かってたんでしょ♪ 即効で感じまくりだし……ほらほらぁっ♪】
 ぐりぐりっ♥ ヴィィィィィンッ♥
「そんな、わけっ♥♥ んはぁぁぁぁっ♥♥ こ、こんなサービスは……聞いていないぃっ♥♥」

 なんとか果てる前に離れるが、不意打ちだったため振動責めをモロに受けており、エルザの股間はもはや限界寸前。
 常に腰が震え、愛液が滲み出ており、覚束ない足取りで普通の配膳すら危うい状態だ。

「つ……次は……ここ、か……っ♥」
【わ、本物のエルザさんだ……!】

 次はいたいけな少年客。
 今までの客と違い、純粋に羨望の眼差しを向けている。
 しかも今回はただ水を運ぶだけ、だが……セクハラされずとも身体の震えが抑えられず、粗相してしまわないかエルザは本気で動揺していた。
 緊張で赤くなったエルザが胸も腰も震わせる様子に少年も純粋だからこそ股間にテントを張ってしまい、エルザもつい視線を向けてしまう。

【あ、あの、お水、ありがとうございます……】
「あ、ああ……♥♥」
(何もしていないのに♥♥ こいつ、もう股間が……♥♥ いかんっ見るな♥♥ 集中しなければぁぁぁ♥♥)
 びくんっ♥
「んんっ♥♥」
(こ、腰が♥♥ 震え――♥♥)
【危ないっ!】
 がっしぃっ♥
「おっっっ♥♥♥ ほぉぉぉぉぉっ♥♥♥」

 何もせず興奮しているのはエルザも同じ。
 服の上からでも分かる、小さな身体に見合わぬ大きな肉幹……想像して欲情してしまい、バランスを崩した時。
 少年客がエルザを支えるが、少年はついエルザの大きすぎる爆乳を掴んでしまう。
 これはセクハラではなく不可抗力だが、だからこそ無警戒に食らい、胸への愛撫で一瞬にして思い切り喘いでいた。
 ビクンと仰け反り、手が震えた拍子にコップから水が零れて客のズボンにかかる。
 客に水をかけ、あまつさえ客の前で達してしまう……これ以上ない失態であり、ここでエルザへの罰ゲームが確定する。

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文続き、フォルダ

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