Q:「レイルロオドの発想の原典はなんですか?」 へのご回答です!(進行豹
こんばんわです! 進行豹でございます!
先日募集させていただきました「まいてつ」「ものべの」へのご質問。
一夜にして結構たくさんのご応募をいただけました! まことにありがとうございます!!
現時点でいただいておりますご質問のリストがこちらで
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1UpmpN8xgkrFdigu05IydUjZ0uBhFL933qYI985rmo8E/edit?usp=sharing
ご質問受付はこちらです!
https://twitter.com/sin_kou_hyou/status/1190613793128083456?s=20
――ひきつづきましてぜひぜひお気軽にご質問いただけましたら幸いです!
で、本日回答させていただくご質問は、Somariさんからいただきました――
Q:
『まいてつ』のハチロクやれいな、などの『レイルロオド』についてとても面白い設定だと思いましたが、
レイルロオドというものの発想の原点(?)や参考にした資料や事柄などありましたら知りたいです。
でございます!
以下、さくさくっと回答させていただきますね!!!
A:
『レイルロオドは、【鉄道車両の付喪神】からの発展アイディアでございます!』
→「まいてつ」の初回企画会議は、tOさん(プロデューサー)、curaさん(原画家)、わたくしの三人で、都内の喫茶店かなにかで行われました。
一番最初にtOさんに言われたのが、『次は鉄道物やっていいです。"姪とinジャパン"とか』ということでした。
姪とin~は、『ものべの』の企画会議のときにわたくしがご提案してボツった企画案で。
「海外からやってきたハーフの姪っ子と一緒に、鉄道旅行で日本各地を旅しよう!」というような概要でございました。
ボツった理由はもちろん「背景枚数が膨大なものになるから」でございますね。
で、そのときのわたくし。
鉄道をやってOKなのであれば、"姪とin~"のような恋愛要素のアクセントとしての鉄道ではなく――
『鉄道の物語』に、『恋愛が乗っかってくる』方がよいなぁ、とぼんやり考えました。
ただ、そのまま鉄道をやってもいろんな面で厳しくも思えたので、あれこれ考え――
『鉄道が滅びかけてしまった世界での、鉄道復興物語』の根幹を為すアイディア。『大廃線』を、思いつくに至りましたのです。
これはtOさんにもcuraさんにも「よさそう」というご評価をいただけ、
『まいてつ』につながる企画案は、『大廃線』が基軸となりました。
大廃線をベースに。
「電○でD」のようなレース要素を入れ込もうとして「それはいらない」とボツられたり、オカルト要素を混ぜ込もうとして「それもいらない」とボツられたり。
まぁ多少の迷走はございましたが、お打ち合わせを重ていくうち、比較的順調に、今の「まいてつ」の雛形が固まってまいりました。
――『鉄道車両を制御する、鉄道の精霊のような付喪神をヒロインの一人にいれましょう』的なご提案をさせていただいたのは、確かそのくらいの時期であったかと思います。
これにはtOさんが「ものべのとかぶるので付喪神とは変えていきましょう」という感じの修正案をくださり。
なるほどと納得するうちcuraさんが「艦○れが流行ってるので、メカ娘がいいと思います」とのアイディアをくださりました。
その瞬間、『レイルロオド』という大変美しい言葉が、わたくしの脳内に響いたのです。
『大廃線』そして『レイルロオド』。
――ふたつのキーワードは、石炭と水になりかわり、『まいてつ』という物語に火を灯し、動輪を回し始めたのでございます。
////
発想の原典はこんな感じです!
レイルロオドをいかなる形にまとめていくかについては、特段の参考資料などはないのですが、当時わたくしが弓道にかなり熱をいれておりましため、『弓道の高段者の先生方の立ち居振る舞い』には、かなりの影響を受けたような気がします。
ハチロクが真に「日ノ本撫子」であることができているなら。
――その根源には、先生方の美しい所作と言葉遣いが、きっとあるものと存じます。
以上です!
ご満足いただけましたでしょうか!
こんな感じで今後ともぼちぼち、いただいたご質問へと回答させていただければと思います!
ご期待ください!!!