Q:「境」についてご当地の方にお話聞いたってどんな感じでした? への回答です! (進行豹
こんばんわです! 進行豹でございます!
先日のQ&Aでちょろっと紹介したD51 840専用レイルロオドのランが「かわいい」というお声いただいたので、レイルロオド・マニアックス、次はランを書こうと思います!
思うのですが、いまシナリオ中なので、それが終わったタイミングとか~でになりそうですね!
いましばらくお待ちください!
ということで今日も今日とてQ&Aでございます!
ご質問くださいましたのは、ツーさん! ありがとうございます!!
Q:
進行豹さんこんにちは!
質問等ここでしていいのかわかりませんが1つお聞きしたいことがあります!
以前何かで、「「境」についてご当地の方から詳しく説明していただいた」と見ました。
その辺りについて色々とお聞きしたいのですがよろしいでしょうか?
A:
よろしいです!!!!
→のですが、わたくしももう細かいことはかなり記憶から抜けちゃってるのです!
1: 時間がたちすぎてる
2: 当時の取材メモは紙ベースだった
というふたつが理由ですね~。
紙資料はものっそい嵩張る&ものべのくらい書いてると、
「過去書いたこと」と「一次資料」とに齟齬がでてくるので、「過去書いたこととの矛盾出さないように、一次資料は整頓する」みたいなことも普通にわたくしはやっちゃうので。
それ関係で、「ものべの」の取材メモは、もう完全にロストしてしまったのでした。
メモでとったことの重要部分はもちろん作中に活かしてるので、まぁ破棄しても問題なくはあるのですけど――
当時お話を聞かせていただいた方が鬼籍に入られたりもあったので、いまのわたくしなら、取っておいたかなぁとも思います。
ちなみにいまの取材メモは、スマホフリックでGoogleドキュメントに直、なので、もうロストしませんね! 多分!!
で。
『境』については、某博物館の学芸員さんからお話をお伺いいたしましたこと、ここは明確に覚えております。
そのときには、
・文献やネット(特に個人ブログ!)で、これから書きたいものと関連しそうな資料やエピソードの種を探していく
・よさげなモチーフをみつけたら、そこを掘り下げてる資料がないかを更に探していく
具体例をあげますと、ものべのでしたら「面」がすごく面白そうと感じたので、そこに関する資料を探すわけです
・面については、某博物館様が企画展を開催されてたという情報を得たので、その図録を求める
・図録の編纂者さんを探して、その方にお話をお伺いできるかお問い合わせして→いただいたスケジュールあわせで取材いく
……的な流れではじめてのご当地に赴きました。
もちろん、取材したいことや、訪ねて見たい箇所なども、実際にいくまえにピックアップしておきます。
で、編纂者の方にぜひ聞いてみたかったことの中に「境」に関することがございました。
当該地域は、独自の民間信仰が色濃い地域だったので、
「その信仰が息づく地域と、その外との『境』のようなものの存在を、物理的にであれ心理的にであれ、お感じになられることはありますか?」みたいな質問であったかと記憶しております。
そうして、そのときにいただきました答えは、もちろん劇中に活きております次第です。
&図録の編纂者さん=当該の地域のフィールドワークを既に完了して、現役の関係者さんたちにもお話をお伺いになられている方――でもございますので、
そうした場所・人などのご紹介もお願いし、ご迷惑にならない範囲でご紹介をいただき、さらに深まった取材をさせていただくことができました。
ご質問の趣旨はおそらく
『ご当地の方にお話お伺いするにはどうしたらいいの?』 ということだと思いますので、回答まとめます。
1:調べたいことをカバーしている資料を収蔵している、博物館や資料館といった「きちんとした関係知識をもっている方」とのアポをとる
→電話して、「XXについて調べてます。詳しい方がいらっしゃいましたらお話をお伺いしたいのですが~」とかでたいていなんとかなるかと思います。
2:「何をお伺いしたいか」を事前に整理しておいて、お会いしたときにお伺いする。
「お伺いしたいこと」が、当該の方のカバーしている範囲にはない――ということになった場合は、
「そうしたことについて調べられる場所や、ご教示いただける人をご存知でしたら――」とお伺いしてみる
3:ホテルの方や、バス・タクシーの運転手さん、あるいは「旅行できたの?」と声かけてきてくださる系の地元の方などにも、同じようなことを機会があったらお伺いしてみる
――と! ご当地の、調べたいことに関する知識をもっている方に出会えてお話おうかがいできる可能性をあげられるのでは?? と、わたくしとしては思います!
ご参考なり反面教師なりとしてお役立ていただけましたら幸いです!
それでは!!!