whisp 2019/03/26 21:59

人吉まいてつ祭2019 イベントリポート:3/23 (進行豹

みなさまこんばんわ! 進行豹です!

去る3/23、24の二日間!
熊本県人吉市におきまして、盛大に開催されました
「人吉まいてつ祭2019」
https://maitetsucs.com/maturi
のイベントリポート!

本日はいよいよ! 
「人吉まいてつ祭2019」の本番初日の様子をご報告させていただきます!

写真たっぷり! ご期待ください!!!


■3/23

お世話になった鍋屋本館様の看板ぬいハチ、ラオちゃんとの記念撮影を終え、

チェックアウトし、外へと出ます。

事前には天気が崩れる可能性も……と懸念されていた人吉の空は、
雲はあるものの、まぁまぁの晴天に恵まれました。

そこでわたくし、イベント成功祈念も兼ねて、
青井阿蘇神社に、お天気を恵んでくださいましたことの御礼の参拝をいたしました。

参道をそのまま脇にぬけ、人吉駅方面へと向かってまいりますと、
見慣れぬお店がございます。

「山うにとうふ」――一体、なんでございましょうか?

気になって覗き込んでおりますと、店長さんがお声掛けしてくださいました。
なんと「まいてつ」のことをご存知でくださいましたので、ご挨拶をさせていただき、
記念撮影もさせていただきました。

帰宅してからきっと食べよう、と山うに豆腐をいただきまして再びお外に出、
人吉駅の駅前通りへ向かいますと、そこはすっかり! まいてつ祭の会場とかしておりました!

人吉伝統の民芸品である「花手箱」や、青井阿蘇神社の風景も描かれている「まいてつ絵馬」。



登呂流湯で使われているものと同じ仕様の「湯おけ」「風呂いす」。

おなじみの日々姫&真闇姉和てぬぐいに、ヒロインたちのサンドブラストのマグカップなど、大変に魅力的なアイテムたちがぞろりち整列しております!


当然、特設販売ブースの開店とともに大盛況!

花手箱は、瞬殺といっていい売れ行きでございました!

それを見守り、お待ち合わせのために天守閣様お隣の喫茶店「カフェ亜麻色」様にお邪魔しまして、美味しいコーヒーをいただいて、亜麻色様の看板ぬいちゃん、あまいろちゃんと記念写真などとっておりますと、


わたくしの人吉取材にいつもご協力くださり、かつわたくしの写真の先生であるいんがめさんと合流します。

早速いんがめさんと出かける先は――
肥薩線沿線!!! SL人吉の走る線路です!!

目的はあくまで『移動の車の中で、いんがめさんのお話をお伺いして、人吉周辺の取材情報を頂戴すること』なのですが、
移動だけではもったいないので、各所撮影スポットで、撮り鉄なども練習します!


撮り終えましたら、ひとまずは人吉に戻りまして、聖地巡り。
くま川くだり様にはなんと! 「人吉まいてつ祭2019」の間だけの特設掲出をいただきました、ふかみちゃん凪ちゃんののぼりが、発船場を見守っています。

わかってはいたことですが、旧市役所跡地は完全な更地になっており、物悲しさを感じます。




上記二箇所の見学を終えると、お昼時となりましたので、なんとか予約が取れました、
大畑駅に新しくできたレストラン! LOOP様へと向かいます!

このLOOP様。
入り口のアーチに、人吉駅の一代前の跨線橋の廃材+古レールを利用しているという美しさで、


かつての鉄道の要衝にして、いまも「日本三大車窓」のひとつを誇り、
日本で唯一ループ線とスイッチバックとを併せ持つ、大畑駅に大変ふさわしいたたずまいです。

お料理もご覧の見事さ、プラスおいしさ!!

さらには、1330の予約をとると、お食事しながら「いさぶろう・しんぺい号」のスイッチバックを眺めることができる!


という極楽さで、大満足のひとときを味あわせていただけます!

お食事をおえて1430。
次の予定は1600の「まいてつ -pure station-聖地巡りマップ」の除幕式立会ですので、
まぁまぁいい感じのお時間です。

「じゃ、人吉駅に戻りますか」といんがめさんにお話すると
「矢岳駅にはLOOPさんと対になるホテルができるよ? D51にもあっていかなくてもいいの?」と、お誘いくださいます。

「……1600にはビジネスホテルチヨヅル様前にもどってないとアウトなのですが」とご相談すると、
「余裕余裕」とのお言葉いただきましたので、急遽、矢岳に向かうこととなりました!


矢岳につきますと、見事な古民家がございまして、ここが6月開業予定で「古民家ホテル」となるそうでございます。

また、かつては58654――今のSL人吉――と並んで保存されていたD51 170さんは、塗装こそ傷んでいるけどお元気そうで、
こちらも、再塗装の計画がある……というお話もお伺いすることができ、ほっと一安心いたしました。



そんなこんなをしているうちに時間が多少怪しくなって、大急ぎで人吉、ビジネスホテルチヨヅル様前に戻ります!!

戻るやいなやでお着替えをして――1600の除幕式! 時間にきっちり間に合いました!!!

『まいてつ -pure station-聖地巡りマップ』すばらしい!!!!

みなでパシャパシャ写真を撮り終えますとそこからすぐに!
「人吉まいてつミーティング」と「進行豹トークショー&サイン会」の開幕です!!!

素敵にディスプレイいただいた会場には、入り口近辺にまで立ち見の方が出てしまう、大勢のプレイヤーさんたちと、
そしてぬいハチちゃん、ぬいれいなちゃんにお集まりいただくことができました!!


トークショー、今回わたくしが一人ゲストということなので、
事前に募集いたしました質問へのお返事をする――というQ&Aをメインに、
人吉取材時のあれこれや、新作である『まいてつ -Last Run-』に関する新着情報などをご紹介する――
という形態ですすめさせていただきました。

頂戴したご質問と、その回答の概要は、以下です!!


///

<wildgun>

Q:仲国物語の長さがどのぐらいですか?

→シーン数でいうと8シーン。まいてつPSのグランドの2.5倍以上の長さです


Q:"中国取材の見聞は、先生がどのようにLOSEさんに伝えましたか?
そして、Loseさんが19ちゃんの設定を作る時にどのように参考して活用しましたか?"

→取材内容のお伝えは、以前ci-en等で公開した取材レポートと、別途の写真で全てな感じです。
 あとは都度都度で。
No.19の設定は、わたくしがつくって写真や動画と一緒にLose様にお送りして、
 キャラクターデザインをいただいた、という流れになります。

Q:"四川成都料理のような超辛い食べ物は、まいてつ の中に誰が一番苦手?誰が一番平気、一番好き?
こういう設定がありますか?"

→特に考えてなかったですが、多分メインキャラの中で一番辛さに強いのは稀咲です。
 双鉄もかなり強い。真闇姉と日々姫も結構いける。凪はふつうくらいで、ふかみは弱い方。
 ポーレットはダメダメ。 ハチロクれいなはそもそも辛さを余り感じられない――といった感じではないかと。

Q:先生の中国語勉強、今はどうですか……?

→全然です。ふかみちゃんと一年中の全台本書き終わったら、お教室通おうかなと思ってます!


Q:"「埼玉県には海がなく、海と接して育って来ていないので、 海の街の話が書けるか自信がない
(ので、海沿いを主舞台としたことがない)」教えていただきました。
何故まいてつ のボツ案は天草地方の物語でしたか?海に近いと思います。"

→天草は、諸般の事情でキリスト教的要素をいれたいなぁ、と考えての舞台選定でした。
 諸般の事情でボツとなりましたが。
 しっかり取材すれば書けないことはないと思うので、いつかは海の街の話、チャレンジしてみたくはあります。


<ノベ>

Q:レイルロオドは女性型のみで男性型は存在しないのですか?

→いまのとこ知られてるレイルロオドは女性の外見をしたものがほとんどですが、
 性別を持たないレイルロオドや、男性の外見をしたものも存在するというウワサはあります。
 その真偽について、すくなくとも御一夜鉄道の面々は誰一人しりません。


<Lazm>

Q:"まいてつの女性キャラクターをライターとして創作する時、
彼女たちの個性を形づくる上で、何からインスピレーションを得ましたか?
あなたの人生経験を参照にした部分はありますか?
他のキャラクターたちについてはどうですか?"

→もちろん今まで出会ってきたひとたちや、読んだ本、見た映画やアニメや舞台などなどの
登場人物たちから、無数の影響を受けてできあがったキャラクターばかりです。

具体例をひとつあげるなら、ハチロクのものごしや言葉遣いは、
弓道を習っていたときの師範の先生たちのものごしや言葉遣いに、大きく影響されているように思います。

男性キャラについても同様です。


<えこ>

台湾の鉄道に興味ありませんか?

→大いにございます! 8620とまったく同じ機関車、いわば台湾のハチロクな、
 CT152が苗栗市の「苗栗鉄道文物展示館」というとこで保存されてるので、
 そこには絶対! いってみたいと思っております!


<Fred>

1.シナリオライターとして活動する様になったきっかけについて

→最初は学生時代にアルバイトで、プレイバイメールというゲームのゲームマスターに応募して採用されたのがきっかけです。
 で、地元の絵を描く友達に「原作書いて」と言われてマンガ原作かきはじめ、
 その友達が「同人ゲームつくりたい」といいだしたので同人ゲームつくったところ、
 同じく同人ゲームで活動してた、のちにLose代表になられるtOさんと、原画のcuraさんとお知り合いになって、

 なんだかんだで今にいたってる感じです

2.進行豹先生が影響を受けた作品(ゲームや本、作家等)について


→チェコの作家のカレル・チャペック先生の「いろいろな人達」という本の収録されてる『プロノビス』というエッセイには、
 めちゃくちゃ多大な影響を受けたと思います。
 あと、ローレンスブロックの「ベストセラー作家入門」
 リンダシガーの「ハリウッドリライティングバイブル」の二冊は、作劇執筆の教科書だと考えてます。

 ゲームで一番影響を受けたのは「ザ・ゲームメーカー 売れ売れ100万本げっとだぜ」というゲームかもです。 
 キャラクターの個性豊かで面白いので、ご興味あればぜひ!!


3.熊本県人吉市をまいてつの舞台として選んだ経緯について"

→SLが走ってて、温泉があるので。「舞台を旅する楽しさ」をめいっぱい楽しめる場所、というので候補をいくつかだしました。
で、tOさんcuraさんとお打ち合わせして、8620が比較的小型の機関車、というとこが決定打となったように記憶してます。


4.SL や鉄道、電車を作品に取り入れようとした経緯について

→一番最初、Lose様に「なんでもいいから企画案だして」とご依頼いただいたとき、
 『姪とinJapan』という、海外とのハーフの姪っ子と日本中を鉄道旅行して回る、という企画案を出して、
 「背景がかさみすぎる」ということでボツとなりました。

 で、閉鎖的な山村を舞台にした「ものべの」を書いて。
 そのあと、今度は鉄道物やっていいよということで「まいてつ」を企画執筆しました。
 
 なんで鉄道かっていうと、わたくしが鉄道好きな方(くわしくはないけど)だから、ということになります。


5.進行豹先生が思う、SLや人吉市の魅力について

→それはもう! 作中にめいっぱいこめさせていただいたつもりですので、
 プレイして、そして願わくばご当地で! ご体感いただけましたらと存じます!!

6.進行豹先生の目標や夢について

→いまんとこ唯一の明確な目標が 
「どんな形でもいいので、『まいてつ』の――右田双鉄の物語を、新幹線が走るまで書ききること」です。
 よりよい形で叶うかどうかは、本当にみなさまのご応援次第と存じますので、よろしくお願いいたします!

 夢は――素敵なお婿さんになることです!
 


7.進行豹先生がまいてつに期待することについて"

→「まいてつ」は皆様に育てていただいたコンテンツだとわたくしは認識しておりますし、感謝してます。
 ので今後とも、支えてくださってるプレイヤーさんたちにご満足いただけるコンテンツでありつづけてくれることを期待しますし、
 そうあれますよう、わたくしのできることはこつこつ大事に全力もって、取り組んでいきたく思います!


///

トークショーのあとはサイン会!

今回は「まいてつ関係ないアイテムにもサインOK」というレギュレーションで行わせていただきましたのですが、
やはりまいてつ関連グッズ――パッケージや、コミック版などへのサインが主流となりました。
なかには、発売されたばかりのまいてつ絵馬や、わざわざ持ってきてくださったタペストリーなどにサインをさせてくださる方もおり。
はたまた「気動車のタイフォン」へのサインというレアな経験もさせていただき、非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。

サインの最中、ちょこちょこお話を聞いたのですが、
中国、香港、台湾、アメリカなどなどのお客様も来てくださり、
「まいてつ -pure station-」が、多くの国でプレイいただいておりますことを、実感させてもいただきました。

イベントをクローズし、撤収も完了しますと、本日のお宿へ向かいます。

本日のお宿は、先日『登呂流湯のイメージモデルとなった、旧湯船の臨時公開』をご即断くださった、『おおが温泉』様。

チェックイン前に覗いてみると――なんと! 湯船にお湯がなみなみ満たされ、背景そのままの景色となっているではございませんか!!!

ぬいハチ記念撮影スポットもまさに稼働中で、大変うれしくありがたいことでございます!!!

さらには大型モニターでのイベント掲示まで!!


御礼方々チェックインさせていただきますと、なんと湯おけ風呂いす色紙にサインさせていただくこととなり、臨時展示に、ささやかながらの花も添えさせていただけました。

お部屋は清潔感あって快適。


お風呂はもちろん、信頼と実績のおおが温泉様! ということで、たっぷり休んでぐっすりねむって!

いよいよ明日、24日のメインイベント! 
『聖地巡りバスツアー』へと備えます!!!


(続

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