ちゃたのおもらし日記 第十回
Lose＆whispのCi-enユーザーの皆様、こんにちは。
現在Loseさまご支援で、ＤＬプラットフォームで販売予定のエロゲ
『ガマンができない童貞兄キと、スナオになれない反抗妹』（略称：童貞兄妹）
を開発中のちゃたと申します。
世間様は夏真っ盛り……なハズですね。
ここ２年ばかり、夏冬のコミケが無いだけでビックリするほど季節感がありません。
さて、お待たせいたしました。
前回までの前フリも終わりようやく塗り上がり公開できます。
ラフから追いかけて完成に繋がっていく感覚は如何でしたでしょうか？
商業作品では雑誌広報が真っ先にくるため、ラフが最初の広報なんてなかなか出来ない事。
少しでも私たち開発側の「デキ上がっていく喜び」を、共有出来たならうれしいです。
まあ……私たちは各段階であーでもないこーでもないと試行錯誤が入りますので、「コレがこうなるのか―」みたいな驚きはそんなに無いのですが……
さて広報が本格化する前の作品情報をこんなトコまで追いかけてくれているお兄ちゃん達には、せっかくなので広報についての開発ウラ話をひとつ。
第八回のラフ公開の時、こう書いてあったりします。
＞この一枚に本作で魅せたい魅力がみっちり詰まっている一枚だと思いますっ！
実際、ヒロインとその関係性、世界観、家族構成や品質などがこの一枚に詰まっていて、作品を想像しやすいかと思います。
一番最初のＣＧがそんなＣＧだったなんて、凄い偶然ですよねっ！
……しらじらしいですごめんなさい、そんなワケはありません。大抵そうなるように作ってあります。
作り手側からするとイベントＣＧはシナリオ上「ココだ！」と思うところにばかり当てたくなるんです、ただでさえ枠が足りないのが世の常ですし。
だけどこういう「広報的に判り易いＣＧ」を一枚か二枚、指定しておくのもテクニックの一つ。
そうすることで「ネタバレばっかで広報に全ＣＧ使えねー！」なんて羽目にならずに済みます、ええ経験ありますとも。
私は初発5枚ぐらいのＣＧを、初期広報絵とか魅せＣＧとか呼んでいます。
商業だと雑誌初掲載分、個人やサークルなんかは公式ＨＰ公開時なんかの最初のサンプルですね。
キャラでガンガン押してくる作品、特殊エロで性癖狙い撃ちの作品、その作品が目指している方向性が見えやすくて面白いですよ。
一枚も二枚も上手のメーカーだとワザとミスリードしてきたり、小出しになんてしないで全部出すぜ！ ってトコもあったりして驚かされます。
逆に初期広報を上手く使えず狙いがボヤけてもったいないな、ってトコも勿論あったりします。
実際の作品の面白さと広報の上手さはまた別だったりするので、それもまた困ったトコロ。
個人で作品を作っている方やこれからクリエイターを目指したい人なんかは、こういう広報って部分をちょっと意識してみると良いかもしれません。
さて今回は意味深な差分2枚も公開しますね。
次回はいよいよ、ゲームシステム全体のお話しをさせて貰おうかと思いますので、お楽しみに。
以上、ディレクターのちゃたでした。
あと、前回ご質問が在ったのでこちらでお答えしておきます。
Ｑ：妹ちゃんの奥にいるのはお母さんですかね？無限に期待が膨らんでおります
Ａ：はい、エロゲでは珍しい（？）両親同居家庭です。ありがとうございます、ご期待に沿えるよう頑張ります！
こんな感じに毎月更新しておりますのでご興味の出てきた方はぜひ、
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