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人吉・球磨の記事 (7)

whisp 2020/09/27 21:41

人吉・球磨 2020年8月取材レポ ~7/終:霧島→五木→八代→大牟田(進行豹

こんばんわです、進行豹でございます!!!

わたくし去る8/17-22までの間。
『あやかし郷愁譚』
https://bit.ly/3jfObTc

『蓄音レヱル』
https://is.gd/lcep4L


シリーズの収録・編集等々をご担当くださっている作曲家のあらけんさんこと新井健史さんとご一緒に、
人吉・球磨地域にお伺いし、取材・撮影・録音をしてまいりました取材の際の、取材レポ!!!

それが何故か!? 等につきましては、

第一回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361110

第二回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361810

第三回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/363739

第四回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/364670

第五回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/369255

第六回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/370793

をご確認いただけますと幸いです!

そんなこんなで錦町を後にいたしましたわたくしとあらけんさんは、吉松から吉都線方面にちょっといったとこにある『京町温泉』に宿をとりました。

宿選びの理由は、ふたつ。

長期取材では疲労を残さないことが重要になりますので、なるたけ温泉宿にとまりたかった、ということがひとつ。
で、もうひとつは翌日以降は「完全な取材モード」に移行するため、移動効率をなるたけあげたかった、ということとなります。

というわけで寝ておきましてからは録音・撮影三昧。吉松まで戻り、肥薩線を霧島方面にくだっていくそこここにある、
『霧島の名水地』をめぐっては録音していきます。

具体的には

「霧島山麓丸池湧水」



「竹中池」



「幸田の棚田」


でございますね!

これはもう、どこも景色よろしく音もよくで、大変に癒やされる道中でございました。
竹中池の流しそうめんが感染症の拡大防止関係でお休みしていたのが唯一悔やまれるところでしたが、それを差し引いても撮れ高、録れ高十分であったかと存じます!

で、次の取材目的地の五木村での予定にちょっとだけ余裕がありましたので、移動途中に寄り道して、真幸駅の「幸せの鐘の音」も録音したりいたしました!


録音とあわせぬい撮りなどもしていたのですが。


撮影をはじめた瞬間に、われわれの取材をのんびり見守ってくださっていた地元の方が
「あー、そのぬいぐるみしってる! 7000円するやつだ!!!」との声をあげてくださったのが、大変印象的でございました。

で、車をえっちら走らせて五木村に到着しましたころには、我々汗だくになってしまっておりました。

ので、取材と録音と実益を兼ねることを狙いまして、五木村入り口にある
「ヒストリアテラス五木谷」へとお伺いしました。

事前情報によると『ここでは、無料で、五右衛門風呂入浴体験ができる』とのことだったからです。

進行豹「すみません。五右衛門風呂に入れるってきいたんですけど」
館の方「はーい、無料ですのでご自由にどうぞ」
進行豹「え!? あの、入り方って――」

という感じで、風呂釜あらって、薪をくべて、着火して――という五右衛門風呂入浴の手順のレクチャーから準備まで! 館の方は非常に親切にこまやかにご指導くださり。
さらに入浴にあたっては、タオルも! 石鹸類も! これまた無料で貸し出してくださる!!!




という、いやもうほんと「1000円くらいとってくださいよ!!!」という希少な体験を堪能させていただきました!

あまりにもうしわけなかったので、おみやげのボールペンだのなんだの、自腹購入いたしましたくらいに、たいっへんに実りありかつさっぱりする取材をさせていただきました。

そして五木村では、あらけんさんがバンジーにチャレンジし。
録音なのに! 録音技師として来てるのに!!!! 
「まめーーーーーーー」と大声をあげるお茶目さを発揮して!!!!

でもって宿泊して、次の朝には五木村の滝を取材して、雷雨に足止めくらって「まぁまぁ、他にできることもないので雷雨の音でも録音しましょう」と、一時間くらいたっぷりと録音をして、小雨の隙きをついて車まで戻り――



そのようにして、人吉・球磨・五木をあとにしたのでございます。

あとにしたその後には、くま川鉄道様と同じく、このたびの7月豪雨でご被災されてしまった肥薩おれんじ鉄道様にご挨拶にお伺いさせていただいて。

しかるのち、八代泊して、福岡空港から帰る途中の寄り道で、大牟田の動物園







と炭鉱跡を見学したりして――




08/17-08/22の長期取材を! 目的とする撮れ高録れ高を確保した上、さまざまな方とお会いし、お話お伺いした上で! 無事に満了いたしました次第です!!!!


同期間、取材にご協力くださり、お話をお聞かせくださり、あるいはご応援くださったみなみなさま! まことにありがとうございました!!!!!


今回、『真夏』というフィールドレコーディングには一番厳しい時期(どこにいってもセミの声~)にもかかわらず取材・録音にいかせていただきました理由の大きなひとつには。

「ご被災されてしまった人吉・球磨を、実際に見て、お話を聞きたかった」が、やはりございました。

実際にそのようにして感じたことは数多となり、とても簡単にはまとめきれません。


その中で一つ。たった一つだけ、特に強く感じたことをあげるなら。

『鉄路を失ってしまうことは、絶対に地域にとって大きな損失となってしまう』ということでした。


わたくし。人吉・球磨では十回以上取材をさせていただております。
BTたらぎさんに泊まるのも三回目だか四回目ですし、錦町にも、湯前にも、何度も何度もお伺いしております。

けれど、人吉からほど近くにある有名観光地である五木村には――その魅力的スポットの多さにもかかわらず――はずかしながら、今回が初めてのお伺いとなりました。


それがなぜか……を考えると、やはり「五木村は、鉄道でいくことができない」というのが、わたくし内部で大きかったのではないかと感じます。

わたくしの大好きな言葉に(どなたの言葉であるかは恥ずかしながら失念してしまったのですが。また、細部も確かではないでしょうが)

『橋は、川に隔てられたふたつの暮らしを、お隣同士にしてくれる』

というものがあります。

鉄道もまったく同じものだと、わたくしは常に感じております。

トンネルが、鉄橋が、鉄路そのものが。

山や川や距離に隔てられたいくつもの暮らしを、お隣同士の連続として結んでくれる――一つの意味を、つながりを、たしかに与えてくれるのです。

そのつながりは、バス路線でも維持できるものであるかもしれません。
自由自在に自動車移動ができるよう道路が整備されたほうが、より有機的につながりを作り、あるいは断ち切れるのかもしれません。

それでも鉄路で繋がる――いいえ、繋がり続けることにはきっと、他に換えられぬ意味があるのだと、今回、球磨川第四橋梁の崩落を目の当たりにし、わたくしは確かに、感じたのです。

ので、わたくしは今後とも、自分で無理無くできる範囲で、くま川鉄道様の復旧のための募金等々に協力していければいいと思いますし。
そうさせていただける機会があるなら、作品を通じ、人吉・球磨という地域の魅力を――そこに暮らしていらっしゃる方たちのやさしさを。
そうした全てをずうっと結び続けてきた、くま川鉄道様の、肥薩線の価値を。わたくしなりに描くことで、みなさまにもお伝えできるよう、頑張りたいと思います。


取材リポートのしめくくりが決意表明というのもなんだかへんな感じですが、
この辺のことが一回ちゃんと書いておきたく思いましたので、この場を借りて記させていただきました。

お目汚しならすみません。


次回更新からは!!!
『レイルロオド・マニアックス』
https://twitter.com/i/events/992400579451211777

執筆再開していきたく存じますので!!!

どぞどぞご期待いただけますと幸いです!!!!!

それでは!

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whisp 2020/09/18 23:30

人吉・球磨 2020年8月取材レポ ~6:梨を狩って、コウモリに狩られる!? (進行豹

こんばんわです、進行豹でございます!!!


やることが――やることが多い!!!!

いまのわたくしの、告知マシンと化したツイッター @sin_kou_hyou
見ていただくと、ここ数ヶ月のわたくしとあらけんさんがいかに働きづめであったかおわかりいただけるかと思います。

で、今もなかなかみっちりなのですが、楽しいので!!!!!


が、わたくし去る8/17-22までの間。
『あやかし郷愁譚』
https://bit.ly/3jfObTc

『蓄音レヱル』
https://is.gd/lcep4L


シリーズの収録・編集等々をご担当くださっている作曲家のあらけんさんこと新井健史さんとご一緒に、
人吉・球磨地域にお伺いし、取材・撮影・録音をしてまいりました取材の際の、取材レポ!!!

それが何故か!? 等につきましては、

第一回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361110

第二回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361810

第三回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/363739

第四回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/364670

第五回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/369255


に記載いたしましたので、未見の方におかれましては、ぜひぜひ目を通していただけましたら嬉しいです。


そんなこんなでヤギミルクに満たされましたわたくしたちは、錦町を案内くださるもげもげさん @moge2501 と合流しまして、まずは梨園の録音取材に向かいました。

梨園――歌舞伎界のことではなくて、”なしえん”です。梨畑。

くま鉄沿線、複数の観光農園があるのですが、シーズンということもあり、人が多そう……と悩んでいたところ、
もげもげさんが観光ではない梨園さん――「橋本梨園」さまををご紹介くださいましたのです!

おかげで梨の正しいモギ方から、


ニッパーの使い方、

梨の種類や甘さの秘密! などについてくわしくお伺いさせていただきました上、ばっちりと動作音、環境音ともに録音させていただくことができました!
さらにはお土産にいただいてしまった梨のおいしかったこと!!!!

橋本梨園さま! まことにありがとうございました!!!!!


で。
続きましてもげもげさんにご案内いただきましたのは、
「にしき ひみつ基地ミュージアム」
http://132base.jp/

こちらは、錦町(*山の中。海はあまりにも遠い)にかつてありました「海軍」の秘密基地の跡地を、そのままフィールドミュージアムとして展示している、めっちゃレアな施設なのです!!!

その希少さゆえこちらも混雑必至か――と思ったおりましたのですが、大変めぐまれたことに、ほぼほぼ貸切状態で、ご案内をいただきました上での録音・取材をさせていただくことができました。

洞窟の環境音や反響を録音し、1/1実物大模型の魚雷に触れさせていただき、スクリューの回転音なども録音させていただき。

さて他の場所へ――と思ったときに、館の方が「未整備の壕にもいってみますか?」とご提案くださったのです!!!

『未整備』なんとわくわくする言葉でございましょう!!!!

もちろん「お願いします!」と即答し、ご案内いただきました未整備の壕は! なんと!!! コウモリパラダイスでした!!!!!!

【進行】 「録音しましょう! あらけんさん!!!! わたくしモノラルのガンで録音しますので、あらけんさんはステレオワイドでお願いします!!!」
【新井】 「わかりました! けど、需要あるんですか!? コウモリの飛ぶ音とか鳴き声とか!!!」
【進行】 「録ってからかんがえましょー!!!!」

ということで。館の方々&もげもげさんのご協力もフルにいただき!
コウモリの飛翔音&鳴き声!!!! ガッツリハイレゾで録音することができました!

こちらおそらく! 『蓄音レヱル』の中でお届けできるかと存じますので!!!!

どうぞご期待いただけますと幸いです!!!


で――
錦町での取材・撮影の最終目的地は、それまでと一転、大変にこころが重く苦しいものとなりました。

……流出・倒壊してしまった、くま川第四橋梁の、取材です。

惨状としか言いようの無い橋梁の残骸がいかなる状況になるかについては、写真がなにより雄弁に伝えてくれることかと存じます。











この惨状を超え、くま川鉄道様は前線復旧・営業再開に向けすでに動き出されております。

https://www.kumagawa-rail.com/


もしもご余裕ございまして&お気がむくことございましたら、くま川鉄道様へのご支援、ご検討いただけますと幸いです。

////////////

<銀行振込先>

肥後銀行 人吉駅前支店 普通口座  1699886

くま川鉄道 災害寄付金 代表 永江友二

////////////


というわけで! 錦町を後にしますと、今回の長期取材も最終盤にはいってまいります!!!


名水をめぐって、五木村にいって、あらけんさんがバンジー! 飛びます!!!!
ご期待ください!!!!

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whisp 2020/09/14 22:10

人吉・球磨 2020年8月取材レポ ~5:山羊のいる球磨川&ハムのヨネザワでW体験! (進行豹

こんばんわです、進行豹でございます!!!

もろもろあって、また間あいてしまいましたが、わたくし去る8/17-22までの間。
『あやかし郷愁譚』
https://bit.ly/3jfObTc
シリーズの収録・編集等々をご担当くださっている作曲家のあらけんさんこと新井健史さんとご一緒に、
人吉・球磨地域にお伺いし、取材・撮影・録音をしてまいりました取材の際の、取材レポ!!!

それが何故か!? 等につきましては、

第一回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361110

第二回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361810

第三回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/363739

第四回
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/364670


に記載いたしましたので、未見の方におかれましては、ぜひぜひ目を通していただけましたら嬉しいです。


で! 本日はその前に、ひとつお知らせがございます!!!

わたくしも先日伊賀上野駅で撮影をしてまいりました、伊賀鉄道様の
『レヱル・ロマネスクヘッドマーク掲出列車』

こちらの「ヘッドマーク掲出・ふくにん列車」
https://twitter.com/Eureka_2GG/status/1304964341339365377?s=20
の方は、 ~10/5(月)まで、継続して走り続けてくれるのですが

こちらのオリジナルカラー列車
https://twitter.com/sin_kou_hyou/status/1305068444245614593?s=20

の方は、ただいま掲出おやすみ期間中、なのでございます!

のですが、

『9/21(月)上野市14:37発伊賀神戸行き列車から10月5日昼まで』

は、再び掲出。

その期間は、オリジナルカラー列車とふくにん列車がともに
『レヱル・ロマネスクヘッドマーク』を掲出してくれることになります!!!

もしもタイミングあうことございましたら、ぜひぜひぜひぜひ!

乗って・撮っていただけましたらうれしいです!!!!



と、いうことで取材レポ再開です!!!!

迎えた三日目。

わたくしとあらけんさんが向かいましたのは、
『山羊のいる球磨川』として知られる
http://asagiri-seiryu.com/riverside-goat/

あさぎり町の、あさぎりせいりゅうさんの、山羊牧場でした。

こちら! 山羊が! とても近い!!!!!

山羊たちたいへん人懐っこく、とくに子ヤギはぶらさがってるものが大好きで。
われわれ録音のためにケーブル類ぶらぶらさせてるので、めっさなつかれた感ございました!


……もちろん、彼らにとってはケーブルぶらぶらが主。わたくしたちはそれを移動させるアトラクション――くらいな感覚でございましたのでしょうが。

山羊たちとひととおりたわむれさせていただいたあとは、いよいよ乳搾り体験です!!!

やるべきことは、やぎのおっぱいに手をあてて、一本ずつ指をおりまげていく形でやぎおっぱいの中のミルクを絞り出していく――という文字通りの『乳搾り』なのですが!!!

あらけんさんもわたくしも、ろくろく絞れませんのです!!

われわれのしぼりだせる山羊乳は


って感じの細さなのです。そうめん!!!

けれども同じ山羊からあさぎりせいりゅうさんが絞り出す山羊乳は!


って感じの太さなのです! きしめん! うどん!!!!!


どうやってもこの差を埋めることが叶わぬままに、山羊乳はどんどんたまっていって、乳搾り終了となりました。

絞り終わったあとはヤギミルク試飲をさせていただけます。

冷蔵庫から取り出されたキンキンに冷えたヤギミルク――クセも臭みもまったくなくて「さっぱり」って感じで美味しいです!!

美味しいのですが――わたくしが真に飲んでみたいのは、そちらではなく。
『いま、まさに、絞ったばかりのヤギミルク』の方なのです!!!!

というわけで、その旨お願いしてみたところ(なんとそのお願いをしたのは、わたくしたちが史上初だったとのことでしたが!)
しぼりたてヤギミルク! やはりクセも臭みもまったく無いうえ『あったかで濃厚で甘くておいしい』のです!!!!

ヤギミルク、機会があればぜひぜひしぼりたて!!! 一度飲んでみてくださいましです!!!

もちろんきちんと商品になったヤギミルクもおいしうございますので!

https://www.tabechoku.com/producers/21550

もしよろしければぜひぜひです!!!!



そんなこんなで山羊の乳搾り体験を終えたわれわれは、そのまま錦町まで移動して、
『ハムのヨネザワ』さんで、ソーセージづくり体験をさせていただきました!!!

https://hitoyoshikuma-guide.com/2019/02/27/hamunoyonezawa/

こちらではソーセージやハムづくりについてのこまかなお話をお伺いしつつ、
その日につくるものにあわせた製造体験をさせていただくことができます。

あらけんさんが体験、わたくしが録音・撮影でチャレンジさせていただきました体験は、

「ソーセージの中身を、ソーセージのケーシングに詰め込み機をつかって詰めていく工程」

と、

「ケーシングにつまったソーセージを、コンプレッサーつかって真空パッケージングしていく工程」

でございました!

この『真空パッケージ』のときの空気抜くと同時に袋の口を締める音!

めっさここちよいので! 一瞬だけですがサンプルにしました! ぜひお聴きいただけますと嬉しいです!!!!



いかがでしょうか!!?

こちら整音もなーんもしてない切り出しただけの音なのですが!

実際の作中では、セリフや環境音とともに何度も心地よく繰り返され、ASMR効果を呼ぶ音源にしあがるものかと感じております!


完成音源は、TVアニメーション 『レヱル・ロマネスク』から派生しますバイノーラル/ASMRボイスコンテンツ
『蓄音レヱル』のラインナップの中に含まれます予定ですので!
どうぞご期待いただけますと嬉しいです!!!


ちなみに『レヱル・ロマネスク』VD&Blu-ray化プロジェクト――クラウドファンディングの募集期間、あと9日となりました!
DVD / Blu-rayが入手できる最初で最後のチャンスかと思われますので、ご興味ある方はお見逃し無くでございます!!

https://t.co/sVrPqJf8rA?amp=1

ということで、本日のレポはこの辺までで。

次回は洞窟内でコウモリと対決したあと、『球磨川第四橋梁』を見にいくとこまでをレポできるかと思います!

ご期待ください!!!

それでは、多分またあさってに!!!

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whisp 2020/09/02 23:45

人吉・球磨 2020年8月取材レポ ~4:夏越祭、80m噴水、猫寺、市房山キャンプ場など~ (進行豹

こんばんわです、進行豹でございます。


わたくし去る8/17-22までの間。
『あやかし郷愁譚』
https://bit.ly/3jfObTc
シリーズの収録・編集等々をご担当くださっている作曲家のあらけんさんこと新井健史さんとご一緒に、
人吉・球磨地域にお伺いし、取材・撮影・録音をしてまいりました。

それが何故か!? 等につきましては、

第一回の取材レポ
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361110

第二回の取材レポ
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361810

第三回の取材レポ
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/363739


に記載いたしましたので、未見の方におかれましては、ぜひぜひ目を通していただけましたら嬉しいです。


さてさて。
ブルートレインたらぎで目覚めて迎えた二日目、8/18日は、青井阿蘇神社さまの「夏越祭」の日です。
例年はもっと早期に行われるお祭りとのことなのですが、このたびの水害の影響でこの日に延期されたとのことで。
これも大切なめぐりあわせと感じましたわたくしとあらけんさんとは、お言葉に甘え、夏越祭の主たる催し――『茅の輪(ちのわ)くぐり』の茅の輪をつくるための、茅(かや)とりからの取材をさせていただくことといたしました。

ので、早朝の出発となるのですが、朝早くから(事前に注文しておけば)ブルートレインたらぎさんでは、(たぶん)ご近所のパン屋さんのお仕事となる、焼き立てパンをいただくことができるのです!
そして、この焼き立てパンが! 今回! めっちゃ美味しくなっていたのです!!!

過去にとまった二回でも、まぁまぁ美味しかったのですが、今回は「うんま!」と声が出るレベルの美味しさでした! おすすめできる!!!

そのようなパンをいただきテンションあげあげとなりましたわたくしたちは、人吉まで戻り天守閣のまどかさんと合流し、茅が自生している場所へと連れていっていただきました。

茅の自生地にはすでにたくさんの氏子さんたちがいらっしゃり、もくもくと茅を摘み、摘んだ茅の中から神前に備えるに足る綺麗な茅を選んで集める――ということを行ってらっしゃいました。

われわれはあるいはお話を聞き、撮影させていただき、あるいは録音して――と取材をさせていただきまして、ほんのちょこっと、気持ちだけ、形だけですがお手伝いもさせていただきまして、
人吉で取材しきれてなかった箇所もまわって、撮影・録音を行い。

しかるのち、ひとまず人吉を後にして、予定の取材行程へと復帰することとなりました。

二日目の予定地域は、多良木・錦町、あさぎり町近辺――でございました。
その後、市房方面に移動し市房山キャンプ場に宿泊する……という予定だったのですが、人吉での追加撮影取材&人吉-多良木の往復で時間をつかってしまった関係で、予定を変更し、

『三日目予定だった市房山周辺取材を、残り時間で行い、そのまま市房泊』
『二日目予定だった取材は、三日目振替』

と組み直しいたしました。


で、一路市房山を目指す途上で立ち寄りましたのが、
「水上村物産館水の上の市場」という、まぁ道の駅的なお土産物屋さんでした。

「水分補給してトイレによって小休憩」くらいのイメージで立ち寄ったのですが、ここにはとんでもないものがございました。

『500円入れると、市房ダム湖に80メートルの大噴水を発生させられる装置』です。

あんま他で見たことないですし、80メートルの大噴水は絵になりますし、音も独自のものが録れそうです!!

コインをいれるとこと湖上との間には随分な距離がございますので、わたくし、あらけんさんに録音機材をセッティングいただき。
長い階段をえっちらおっちらもどりまして、500円を投入いたしました!

その途端!!!!!!

♪~


スピーカーから!!! ハワイアンみたいなのーてんきな音楽が! 大音量で! 噴水の音をかき消すボリュームで! 流れ出してきたのです!!!!!!!!

……わたくし、あれほど「スピーカーケーブル引きちぎりたい」と思ったことは、あとにも先にもございません。

しかしまぁケーブル引きちぎるわけにもいかないので、大慌てでモノラルのガンマイクセッティングして、噴水にできるだけ近づけて録音チャレンジし。
写真の方はばりばりとって。

「まぁ500円の価値はあった」と、再び車上の人となり、市房山キャンプ場に到着します。


するとなんと、すでにキャンプ場の方がテント設営くださってたので
「明日の朝テント組み直して録音しよう」ということとし、再びすぐさま乗車。

来た道を逆戻りして、人吉、青井阿蘇神社の夏越祭の取材録音へと向かいます。


その道中で吊橋

猫寺

なども抜かり無く録音取材し、夏越祭では、茅の輪をくぐらせていただきまして

夏の終わりを迎えようとする2020年の夏越祭を、のんびり静かに堪能させていただきました。



お祭りの余韻を楽しむまもなく、再び市房に戻るのですが、その途上、わたくしの人吉・球磨地域取材にむかしっから惜しみないご協力をくださる方の一人、もげもげさん @moge2501
に連絡をとり、遅い晩ごはんをご一緒することとなりました。

お店は多良木の幸福椀さん。



こちらがまた大当たりで、お安くておいしい焼き物をたっぷりといただきつつ、もげもげさんに泣きつきます

「予定が結構かわっちゃった。明日の午前は今日の振替の取材をするのだけれど、午後にできるだけみっちりと、音が面白そうな取材場所を何箇所かご紹介いただけないだろうか?」

この無茶ぶりにも、もげもげさんはこころよく応じてくださいます!

「じゃあ、明日のお昼くらいに道の駅錦で」

そう約束してお別れし、みっちり取材したっぷり移動した二日目の取材がおわります。

市房山キャンプ場。
満点の星空がほんとすばらしかったので、それはあらけんさんのお写真でお楽しみください!!

https://pbs.twimg.com/media/EftfAs_VAAABhUK?format=jpg

こんなこともあろうかとで荷物にいれておいた「どこでもベープ未来」でしっかり虫除けし、就寝です。

ちなみに市房山キャンプ場。
『お布団』『蚊取り線香』も貸し出ししてくれますので、不慣れなテントでも、めっちゃすやすや熟睡をすることができました。

そして向かえる三日目は!!!

わたくしたち! ソーセージつくって山羊のお乳をしぼってコウモリと対峙いたします!

ご期待ください!!!!

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whisp 2020/08/31 22:07

人吉・球磨 8月取材レポ ~3:しらさぎ荘、ブルートレインたらぎ、地鶏ファーム 様~ (進行豹

こんばんわです、進行豹でございます。


わたくし去る8/17-22までの間。
『あやかし郷愁譚』
https://bit.ly/3jfObTc
シリーズの収録・編集等々をご担当くださっている作曲家のあらけんさんこと新井健史さんとご一緒に、
人吉・球磨地域にお伺いし、取材・撮影・録音をしてまいりました。

それが何故か!? 等につきましては、

第一回の取材レポ
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361110

第二回の取材レポ
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361810


に記載いたしましたので、未見の方におかれましては、ぜひぜひ目を通していただけましたら嬉しいです。




で。

大和一酒造元様

(本日CF開始されました!
https://twitter.com/sin_kou_hyou/status/1300351722427092993?s=20 )

をあとにしましたわたくしたちは、その足で「しらさぎ荘」様に向かいました。

しらさぎ荘様。
「まいてつ -pure station-」等には未登場なのですが、

TVアニメーション
『レヱル・ロマネスク』
https://railromanesque.jp/

において、レイルロオドたちが宿泊する宿のイメージモデルとして使用させていただくことをご快諾いただきましたお宿さんなのです。


まだ正式なご挨拶もできておりませんうちに、この度のご被災となり、どうご挨拶させていただいたものか、わたくしは悩んでしまっておりました。

しかし、しらさぎ荘さんのご主人と女将さんとにお会いした途端、そのような懸念は吹き飛びました。

とにかく前向きで力強くいらっしゃるのです。

しらさぎ荘様、ホームページを見ていただければひと目でおわかりいただけますように
http://www.shirasagisou.jp/

天然湧水の池をほとりにたたえる、大変に素敵で景観見事なお宿です。

それが、今回の洪水被害で、一階、二階ともに床上浸水。



お宿の皆様はご宿泊客の皆様とともに、5時間以上の長きを屋根の上に避難してすごされた──とのことでした。

ご復旧の真っ只中の今は、一階も二階も階段さえも、板がむき出しのご状態でいらっしゃいました。

池にも大量の流入物が入ってしまい。
他所から水が流れこむ池ならば
「流れ込む水をいったんせき止めて、池を干上がらせて、清掃して、また水を流入させる」で異物除去をできるところ、
「湧水だから、水を止めることができず、清掃の目処が立たず困っている」とのことでした。

(ので、もし「湧水の池の中の異物を綺麗に除去・清掃する知識や専門技術」をお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうぞご一報いただけますと幸いです)


そのような甚大なご被害に見舞われてしまったにもかかわらず、ご主人も女将さんも、初対面となるわたくし&あらけんさんに、本当に細やかに親切にお話をお聞かせくださるのです。
のみならず、飲み物やお菓子も惜しみなくお振る舞いくださるのです。

人吉は本当に「ひとよし」だなぁ、と、ここでもわたくし、しみじみと感じいらずにはいられませんでした。


ご復旧までまだまだ時間がかかってしまうことかとは存じますが、ご復旧・営業再開叶いましたそのときには、かならずや宿泊させていただきたいと、こころより願っております。


しらさぎ荘様をあとにしたわたくしたちは、アテンド下さいましたまどかさんから
「明日の朝に、青井阿蘇神社の夏越祭の茅の輪くぐりのための茅とりがあるのですが、取材されますか?」とのお誘いをいただきました。
もちろん喜んで、とお返事し、集合時間を確認し、ひとまずはまどかさんとお別れし、お宿へと向かいます。


人吉市内のお宿は27軒中24軒が営業停止中──とのことで。
その3軒もボランティアの方々などでいっぱいのことと思われましたので、ご迷惑にならないように&取材を兼ねて、
レンタカーを走らせ、多良木まで移動いたします。

そう。
お宿は「ブルートレインたらぎ」さんにいたしましたのです。


https://www.bluetrain-taragi.com/

ブルートレインたらぎさんのすぐ近くには「えびすの湯」という銭湯もございますので、宿泊環境は上々です。

しかし、残念ながらBTたらぎさんで晩ごはんをお願いすることはできません。

ので、人吉の今についてよりくわしくお伺いするため。
人吉・球磨地域でいつもわたくしの取材を非常~~~に力強く助けてくださる方の一人、いんがめさん @ingame298 にお時間をいただき、三人での会食とすることとなりました。

会食場所は「地鶏ファーム」
https://tabelog.com/kumamoto/A4304/A430403/43006413/

圧倒的な美味しさとコスパとを誇る、「人吉でゲストをお招きする場合の、わたくしてき第一候補」なお店です!

真っ暗な山道をごとごと走らなければいけない(グーグルマップは正確に案内してくれます! おすすめ)なのが難点ですが、たどり着きましたその先はパラダイスです!!!





精神や肉体が落ち込んでしまっているときこそ、しっかり食べねばもちません。

おなかいっぱい美味しい地鶏をいただきまして、いんがめさんにあれこれお話をお伺いいたしまして、お風呂にはいってブルートレインたらぎさんに戻り、
個室B寝台(上段)にて就寝です。



目覚めれば、長期取材はいよいよ二日目に入ります。

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