whisp 2020/09/02 23:45

人吉・球磨 2020年8月取材レポ ~4:夏越祭、80m噴水、猫寺、市房山キャンプ場など~ (進行豹

こんばんわです、進行豹でございます。


わたくし去る8/17-22までの間。
『あやかし郷愁譚』
https://bit.ly/3jfObTc
シリーズの収録・編集等々をご担当くださっている作曲家のあらけんさんこと新井健史さんとご一緒に、
人吉・球磨地域にお伺いし、取材・撮影・録音をしてまいりました。

それが何故か!? 等につきましては、

第一回の取材レポ
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361110

第二回の取材レポ
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/361810

第三回の取材レポ
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/363739


に記載いたしましたので、未見の方におかれましては、ぜひぜひ目を通していただけましたら嬉しいです。


さてさて。
ブルートレインたらぎで目覚めて迎えた二日目、8/18日は、青井阿蘇神社さまの「夏越祭」の日です。
例年はもっと早期に行われるお祭りとのことなのですが、このたびの水害の影響でこの日に延期されたとのことで。
これも大切なめぐりあわせと感じましたわたくしとあらけんさんとは、お言葉に甘え、夏越祭の主たる催し――『茅の輪(ちのわ)くぐり』の茅の輪をつくるための、茅(かや)とりからの取材をさせていただくことといたしました。

ので、早朝の出発となるのですが、朝早くから(事前に注文しておけば)ブルートレインたらぎさんでは、(たぶん)ご近所のパン屋さんのお仕事となる、焼き立てパンをいただくことができるのです!
そして、この焼き立てパンが! 今回! めっちゃ美味しくなっていたのです!!!

過去にとまった二回でも、まぁまぁ美味しかったのですが、今回は「うんま!」と声が出るレベルの美味しさでした! おすすめできる!!!

そのようなパンをいただきテンションあげあげとなりましたわたくしたちは、人吉まで戻り天守閣のまどかさんと合流し、茅が自生している場所へと連れていっていただきました。

茅の自生地にはすでにたくさんの氏子さんたちがいらっしゃり、もくもくと茅を摘み、摘んだ茅の中から神前に備えるに足る綺麗な茅を選んで集める――ということを行ってらっしゃいました。

われわれはあるいはお話を聞き、撮影させていただき、あるいは録音して――と取材をさせていただきまして、ほんのちょこっと、気持ちだけ、形だけですがお手伝いもさせていただきまして、
人吉で取材しきれてなかった箇所もまわって、撮影・録音を行い。

しかるのち、ひとまず人吉を後にして、予定の取材行程へと復帰することとなりました。

二日目の予定地域は、多良木・錦町、あさぎり町近辺――でございました。
その後、市房方面に移動し市房山キャンプ場に宿泊する……という予定だったのですが、人吉での追加撮影取材&人吉-多良木の往復で時間をつかってしまった関係で、予定を変更し、

『三日目予定だった市房山周辺取材を、残り時間で行い、そのまま市房泊』
『二日目予定だった取材は、三日目振替』

と組み直しいたしました。


で、一路市房山を目指す途上で立ち寄りましたのが、
「水上村物産館水の上の市場」という、まぁ道の駅的なお土産物屋さんでした。

「水分補給してトイレによって小休憩」くらいのイメージで立ち寄ったのですが、ここにはとんでもないものがございました。

『500円入れると、市房ダム湖に80メートルの大噴水を発生させられる装置』です。

あんま他で見たことないですし、80メートルの大噴水は絵になりますし、音も独自のものが録れそうです!!

コインをいれるとこと湖上との間には随分な距離がございますので、わたくし、あらけんさんに録音機材をセッティングいただき。
長い階段をえっちらおっちらもどりまして、500円を投入いたしました!

その途端!!!!!!

♪~


スピーカーから!!! ハワイアンみたいなのーてんきな音楽が! 大音量で! 噴水の音をかき消すボリュームで! 流れ出してきたのです!!!!!!!!

……わたくし、あれほど「スピーカーケーブル引きちぎりたい」と思ったことは、あとにも先にもございません。

しかしまぁケーブル引きちぎるわけにもいかないので、大慌てでモノラルのガンマイクセッティングして、噴水にできるだけ近づけて録音チャレンジし。
写真の方はばりばりとって。

「まぁ500円の価値はあった」と、再び車上の人となり、市房山キャンプ場に到着します。


するとなんと、すでにキャンプ場の方がテント設営くださってたので
「明日の朝テント組み直して録音しよう」ということとし、再びすぐさま乗車。

来た道を逆戻りして、人吉、青井阿蘇神社の夏越祭の取材録音へと向かいます。


その道中で吊橋

猫寺

なども抜かり無く録音取材し、夏越祭では、茅の輪をくぐらせていただきまして

夏の終わりを迎えようとする2020年の夏越祭を、のんびり静かに堪能させていただきました。



お祭りの余韻を楽しむまもなく、再び市房に戻るのですが、その途上、わたくしの人吉・球磨地域取材にむかしっから惜しみないご協力をくださる方の一人、もげもげさん @moge2501
に連絡をとり、遅い晩ごはんをご一緒することとなりました。

お店は多良木の幸福椀さん。



こちらがまた大当たりで、お安くておいしい焼き物をたっぷりといただきつつ、もげもげさんに泣きつきます

「予定が結構かわっちゃった。明日の午前は今日の振替の取材をするのだけれど、午後にできるだけみっちりと、音が面白そうな取材場所を何箇所かご紹介いただけないだろうか?」

この無茶ぶりにも、もげもげさんはこころよく応じてくださいます!

「じゃあ、明日のお昼くらいに道の駅錦で」

そう約束してお別れし、みっちり取材したっぷり移動した二日目の取材がおわります。

市房山キャンプ場。
満点の星空がほんとすばらしかったので、それはあらけんさんのお写真でお楽しみください!!

https://pbs.twimg.com/media/EftfAs_VAAABhUK?format=jpg

こんなこともあろうかとで荷物にいれておいた「どこでもベープ未来」でしっかり虫除けし、就寝です。

ちなみに市房山キャンプ場。
『お布団』『蚊取り線香』も貸し出ししてくれますので、不慣れなテントでも、めっちゃすやすや熟睡をすることができました。

そして向かえる三日目は!!!

わたくしたち! ソーセージつくって山羊のお乳をしぼってコウモリと対峙いたします!

ご期待ください!!!!

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