『まいてつ』日ノ本地名リストの大公開です！！　（進行豹

こんばんわです！　進行豹です！！

「まいてつ」の主舞台である、日ノ本。

その地名、大変ややこしく混乱しやすいものでございます。
ので、リストあったほうが便利なことは間違いなく。
あるときえいやっ！　と作成いたしましたのですが――
バタバタしてしまい、作ったっきり、更新ずーっと滞っておりました。

更新が滞るのは、ファイルを探して起動するのが面倒だからでございます。
ので、わたくし！　本日ふたたびえいやっ！　と、
「オンラインリスト化し、同時に最新版までアップデート」を頑張って果たしましたのでございます！

やった！！！

……これをもっと早期にやっていれば、ローカライズしてくださった方々のご負荷を少しは減らせたのではないか――と。
いまは申し訳なく思うばかりでございます。

まぁそれはともかく！
リスト早速tOさんにもご確認いただき！　公開許諾をいただきましたので！！

無料会員登録だけでどなたにもご確認いただけるコンテンツとして！
どどんと公開させていただきます！！

もしよかったらご確認ご活用（？）いただけますと幸いです！！！

まいてつボツ設定　（進行豹

こんばんわです。進行豹です。

「ここんとこまいてつの話をあんま書いてない。
　けど、続編情報はうかうか書けない」

と思い、フォルダをあさりましたところ

『まいてつ！（仮）_舞台、キャラクター、車両設定案_v100.txt』

という 2013/11/05(!)に制作した、超初期の資料を発掘いたしました！

これは多分、tOさんcuraさんとの初回のおうちあわせ――

「大廃線はOK」
「レイルロオドは付喪神や精霊てきなものでなく、メカ娘に」
「『◯車でD』はやっちゃだめ」

――的なところで合意して帰宅した、その直後に書いた資料ではないか、と思います。

さすがに現行展開してるものの基礎資料のたたき台となったもので、
ごく一部はそのまま生き続けてるので、ネタバレ防止の観点からも、そのままの公開はできません。

ので、ボツとなったネタの方をピックアップして、

『まいてつには、こんな展開もありえた！！！！』ということ、ifの話としてご紹介できればと思います！！

【その１：　３人のメインヒロインは　『レイルロオド』『市長の娘oｒ市長』『シスター』だった】

レイルロオドはハチロクで、市長の娘で市長はポーレットですね！　
そのまま！！

（curaさんご作成の、初期のハチロクのカラーバリエーションです。
　会員登録だけでどなたにもご覧いただける無料コンテンツの方で、
　さらなるバリエーションもご覧いただけるよういたしますので、よろしければ！）

で、もうひとりのメインヒロイン！
初期案では『主人公の義理の妹』ではなく！　
『シスター』ですよ！　シスター！！

わたくしのキャラ制作というのは、基本的にはストーリー案と切り離しては行われないものですので、このシスターにも、ルート展開案が、しっかりと添え書きされております。

せっかくですし、シスタールートの展開案。
もう絶対使わないと思われますので、整頓してご紹介しますね！！
（なお、地名・団体名・人名等は原文では実在名なため、架空のものに変更します）

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＜ヒロイン２ / 甘草の教会の娘　：　仮名　シスター＞

→　「なぜ、ヰエズス会は甘草に布教拠点をおいたか」
　＝「その地下に、悪しき者が眠っているから」という、宗教伝記ストーリー。

　　　甘草の歴史、甘草五郎の存在などと絡めつつ展開。

　　　甘草で悪しき者を封印している力が弱まっていることに気づくシスター。
　　　甘草陶石鉄道の廃線跡を利用できないかと甘草にやってくる主人公たち。

　　　両者の出会いから、甘草には過分と思われるほどの
　　　設備・車両・規模を誇っていて、それゆえ大廃線の大波に耐えきれず
　　　滅びてしまった甘草陶石鉄道のかつての大スポンサーがヰエズス会であり、
　　　鉄道路線が『悪しきものの封印』をも目的としていたことが明らかになる。
　　
　　　その真実に気づいたシスターは、悪しき者の開放を防ぐため、
　　　『大地を封印する物』＝主人公＆ハチロクの8620の甘草移住を懇願する。

　　　話の目的は甘草鉄道の復活・大鉄道橋の敷設と、三隅線との接続により、
　　　8620に甘草を走らせること。

　　　最終的な達成されることにより封印は成功。主人公とシスターは結ばれる。

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――です！

甘草には環状線が敷かれていて、拠点駅を結ぶと六芒星に！！！
とか考えていたような記憶が、上記整頓しててぼんやりと思い出されてきました。

逆説的に申しますと、まとめなおすまですっかり忘れておりましたので、
あまり未練なくボツを受け入れたか、自主ボツにしたのかのどちからではないかと思われます！

【その２：サブヒロインのメンツが結構ちがった】

これはそのまま貼りますね！

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＜サブヒロイン案＞

・市長
・整備士　（主人公の妹or姉）
・神社の巫女さん　（反ヰエズス会）
・航空大好き娘（ＳＬの排煙で空が穢される！）
・同級生/幼なじみ
・１０1系（仮）のレイルロオド
・温泉やどのおかみさん
・くまじょうちゅうの蔵元の杜氏的な娘さん
・川下りの船頭さんな娘さん

などなど

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――「市長」がメインとサブでダブってるので、よほど書きたかったんだろうなぁと思います。
日々姫、真闇姉、ふかみちゃんの原形は最初から存在してますね！

いっぽう、「101系（仮）のレイルロオド」というショッキングな文字列も見えますので、帝鉄解体の設定年代が、現行の「まいてつ」よりもう少しくだってたんだろうなぁ、とも想像できます。

そんな感じで「ボツネタはやはり現行案には叶わない」ということを、わたくしてきには再確認する作業となってしまいましたが、皆様的には今回の記事、いかがでしたでしょうか？

なにかあったらお気軽にお知らせくださいましです！！

それでは！！！

【作劇HowTo】「ものべの」製作で実際に使われた資料・おまけ：方言表　（進行豹

こんばんわです。進行豹です。

「ものべの」で実際に、製作の一番初期で使われた資料をご紹介して、それをベースに作劇の基本のキをご紹介しようというこのコーナー。

今回は「地域情報」絡みのおまけとなります、「方言表」のご紹介です！

「方言表ってなに？」とみなさま、きっと首をかしげてらっしゃることかと思います。

実際、古いフォルダの中から発見したときのわたくしも、まったく同じことをつぶやいて、首をおおきくかしげましたので！

と、いうことで論より証拠！　貼ってみましょう！　じゃじゃん！！

方言表is このようなもの！　でございますね～！！

まぁみたまんまのものなので「以上、おしまい！」でもかまわなくはあるのですが、せっかくなので、無料会員登録だけで誰でも見れるコンテンツの方で、

・なにゆえこの資料を作ったか

・この資料がどういうシーンで役にたつか

・例示している参考資料について、気をくばったこと

など、ご紹介できればと思います！

【作劇HowTo】製作で実際に使われた「ものべの」年表（暫定版）と、周辺解説です！（進行豹

こんばんわです、進行豹です。

先日までにひとまずの完結を見ました、
実際に製作で使われた資料、『ものべの　～地域情報～』を見ながらの、
作劇に関しましてのあれやこれやの解説、いかがだったでしょうか？

本日は、それと同時に、つまり製作の初期の初期につくられた、
「年表」をご紹介いたします！

――大変にシンプルですが、菜穂子さんの年齢とか、守秘義務かかる情報が組み込まれておりますので、そこはモザイクしてあります。

ありす、夏葉の年齢も、もちろん18歳以上なのですが、守秘事項なのです！

で、例によって例のごとく、これを見ながら思いつく作劇よしなしごとなどについては、無料会員登録だけでどなたにもご覧いただけるコンテンツの方に書きますね！

たいしたものにはならないとおもいますが！

でもまぁ、もしもご興味もっていただけましたら、お読みいただけますと嬉しいです！

そちらでは、明日予定の次回、『レイルロオド・マニアックス』についてもちょこっと、情報おもらしいたしますので！！

【作劇How to】　製作に実際につかわれた資料　～ものべの＿地域情報　P5&P6～ （進行豹

こんばんわです。
進行豹です。

さてさて。
製作で実際に使われた製作資料、
『ものべの　地域情報』をつかって、作劇の初歩をご説明しよう――
というこの連載も、早くも第三回になりました。

昨日は思わず長くなってしまいましたので、
今日はテキパキ、本題に入りたいと思います！

まずは、昨日の続きのP5です！

「国道」の説明がございますね。

『ものべの』のホームページを公開いただいたときに、
「世界観」ページの中の「国道」を読んでくださったプレイヤーさんから、
「この国道の説明はすばらしい。本気で世界観つくりこんでるのが一発でわかる」的なお褒めをいただけ、本当に嬉しかった記憶がございます。

　なぜ、「国道」の説明から、「世界観を本気で作り込んでいる」ことを読み取っていただけるのか。

　それはつまり『道とは移動であるから』で。
　そこをきちんと作り込んでいるのは、『この物語は、移動を軽視していない。地点Aから地点Bへの、距離と時間をきちんと考えている物語なのだ』と――そうお感じいただけたからではないかと、想像します。

　実際、『ものべの』をプレイくださった方は。
『ものべの』においては"単純な距離”が本当に大きな大きな障害となって立ちはだかってくることを、ご体感いただけたかと思います。

　もちろん、距離を描くことは、物語の速やかな進捗を阻害する要素を増やすことでもございますので、一長一短といった面も出て参ります。

　いま若い方に好まれているようなお話においては、あるいは「短」の方が目立ってしまうのではないかとも、思われます。

　けれど、『ものべの』で距離をきちんとあつかった経験は、今振り返れば『まいてつ』において、より洗練された形で生きたかとも思いますので――

あのとき「国道」をほめていただけ、自信をふかめたそのことを、わたくしは、本当にありがたいことだったのだ、と、今この瞬間、つくづくと感じております。

　と、これは初期資料ですので、続く「大土地」では「高校」「中学」「小学校」という意味不明な文言が出てきてしまっております。

　「茂伸村」に存在します教育施設は、もちろんただしくは「学園」です。
　この辺、もろに経験の浅さがみえておりますね。

　つづきましてのP6は、例によって例のごとく、無料会員登録だけでどなたにもお読みいただけるコンテンツとして公開いたします。
「オオトメ釜」「オオトメの堰」にまつわる昔語りに、もしもご興味もっていただけましたらぜひぜひチェックくださいますと、嬉しいです！