魔法と通信
魔法と通信
よく考えてみると、ナーロッパ世界観で通信手段と言えば、概ね早馬や伝書鳩が相場である。
まぁ、より正確に言えば相当になるが、馬の代わりにグロフォン使ったりすることもあるからな。
でも、魔法通信はそれほど多くない。
例えば、「ログホラ」の念話はゲーム時代の機能という概念にはなるが、一種の魔法扱いできるけれども、それ以外となると「グランクレスト」とかくらいになるんじゃなかろうか。
「現国」では玉音放送を活用しているが、そもそもこれは作者側による縛りが入っているせいで汎用性がなく基本的に一方通行。
「グランクレスト」の場合、先史文明が超絶文明だったというソレがあるから、タクトそのものが一種の携帯電話であってそもそも魔法ですらない疑惑もあるが。
かと思えば、伝声管やメガホンの存在などはチラホラとある。よって、音を響かせたりして離れた場所に届けるというその概念は存在しているわけだ。
となると、作者サイドの思惑で意図的に技術、概念を遮断されているという認識になるのだろうか。
仮に作者サイドの思惑でない場合は国家サイドの都合でそう言った手段を過去の時点で発展の芽を摘まれたとなるだろうか。