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大決壊!の記事 (274)

レモネードオアシス 2024/04/05 14:33

TS俺は失敗禁止ッ!1

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

金曜日です。
今日は病院に行って健康診断で採血してきました。
健康は大切です。

さて、今日は金曜日と言うことで、Ci-enオリジナルの小説を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!

※この小説は将来的に同人誌として発表する予定のある作品です。
 記事をご購入の際は、その点をご留意頂けましたら幸いです。


目次

TS俺は失敗禁止ッ!

この小説を最初から読む!


#1章目 朝起きたら女の子になっていた!


「……んん?」

 片山昴(かたやま すばる)が目を覚ましたのは、お尻に感じる冷たい感触のせいだった。
 寝るときは全裸で寝ることにしているが――、それでも冷え切ったシーツがお尻にまとわりついてきているような感触。
 これは、もしかして……?

「はっ!?」

 昴は勢いよく身体を起こすと、自らのお尻に触る。

 むにゅっ。

「ふぁっ!?」

 おねしょをしてしまったのかと思って飛び起きてみたものの、お尻を触れている手のひらから伝わってくるのは、思っていたよりも柔らかすぎる感触。
 俺のケツはもっと引き締まっていたような気がするのだが……!?
 そう思って寝ぼけ眼のピントを自らの股間へと絞っていくと。

「あ、んんん……?」

 昴は間の抜けた声を上げてしまう。
 なにしろ『そこ』にあるはずのものが、どんなに目を凝らしても消滅していたのだ。

「あれ、俺のちんこが、ない……?」

 そこにあったもの。
 それはマシュマロのようなふっくらとした股間に、シュッと刻まれた縦筋が一本。
 その狭間からは、ピンクの花びらのような肉ヒダがちょこんとはみ出している。
 生え揃っていた陰毛までも消滅し、正真正銘のつるつるのおまたが、そこにあった。

「えっ、なに、これ……ええ……?」

 状況を理解しようと思っても、あまりにも現実が現実離れしていて理解が追いつかない。
 これじゃあ、まるで女の子みたいじゃないか。
 それにお尻が柔らかかったのも……。

「なんだ、なんだこれは……!?」

 急速に寝ぼけ眼が回復してくると、ふぁさ……。
 視界に飛び込んできたのは、サラサラのロングヘアだった。
 アッシュブロンドとでも言うのだろうか?
 光の当たり加減によっては、うっすらとした水色にも見える。

「な、なに……?」

 不思議に思って一房の髪を掴んで、引っ張ってみる。
 痛い。頭皮が。
 どうやらこのアッシュブロンドは自分のものらしい。
 ツヤツヤのロングヘアが。

「こ、これは……っ」

 昴は更に言葉を失ってしまう。
 股間に髪の毛と、身体の変化にびっくりしっぱなしで気づかなかったけど、昴の身体には更なる変化が、大きく、豊満に膨らんでいたのだ。

「お、おおおっ、おっぱいが……いっぱい!?」

 そう。
 男のものでは有り得ないほどに大きく膨らんでいたのは、昴のおっぱい。
 信じられないくらい大きく膨らんでいて、その頂点にはピンク色の乳首がポッチリと乗っかっている。
 あまりにも現実離れしている光景に、確かめるように触れてみると、むにゅう――。

「柔らかい……」

 そして、思っていたよりも冷たくてひんやりとしていた。
 その感触があまりにも生々しすぎて、夢である可能性だなんて宇宙の彼方へと吹き飛んでいた。

「えっ、あっ、うっ、うそ……」

 しゅいいいいいいいいいいい……。

 無意識のうちに、昴は失禁していた。
 ただでさえおねしょをして大きな染みができあがっていたというのに、その染みが更に大きなものになっていく。

「あっ、うそ……おしっこ、止まらない……っ」

 しゅわわわわわわわわわわ……。
 ヒクンッ、ヒクンッ。

 どんなに股間に力を入れても、おしっこが止まってはくれない。
 ツーンとしたアンモニア臭に、これは現実なんだという実感が湧いてきて。

「な、なんじゃこりゃああああああああ!」

 昴は、布団の上で脚を開き、おしっこを噴き出しながら絶叫しているのだった。


TS俺は失敗禁止ッ!2につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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レモネードオアシス 2024/04/04 17:04

ビターチョコレート2

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

木曜日です。
明日は金曜日で病院の予約を入れてあり、健康診断で採血をしてきます。
なので今夜は絶対にお酒は口にできません。

さて、木曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

ビターチョコレート

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「おっ、おおぉ……! んっ、んぉぉ! ああああ、だめ!」

 にゅるるるるるるる!
 モリモリモリッ!

 カチカチに固まっていたうんちが熱く、柔らかくなってくると、直腸を一気に滑り出してきたのだ。
 一瞬にしてショーツのなかが熱いマグマに満たされて、ひなぎくは舌を突き出して痙攣してしまう。
 もしも周りに人がいたとしたら、なにごとかと思ったに違いなかった。

「あっ、あぇぇ……! か、かはっ!」

 もりもりもりもりもり!
  ブリッ! ブリブリブリブリブリ!

 スカートに包まれた、ただでさえふっくらとした大きなお尻が、更にその輪郭を膨らませていく。
 モリモリと白タイツが盛り上がっていくと醜悪な茶色い香りを放ち出す。

「あっ、おっ、おひり……! ゴッ、ゴポ……! あうっ、あうう! えぁぁっ」

 ひなぎくの口から、ブワッと大量のヨダレが溢れ出してくると、あごを伝い落ちて胸を汚していく。
 それはひなぎくのコンプレックス――。
 少しでも快楽を感じると、大量のヨダレを溢れ出させてしまうのだ。
 美味しいものを食べたときは当然のこと、可愛いものを見たときや、お風呂に入ったときにも。
 更にはおしっこやうんちをしたときにもヨダレが溢れ出してきてしまう体質なのだ。

「あっ、あううっ、ご、ごぼ……っ、んっあ、ひっひい!」

 ブリュブリュブリュ!
  ニュルルルルルルルルル!

 ショーツのなかが熱い流動体に満たされて、お尻を包み込む白タイツがパンパンに膨らんでいく。

 お尻の部分では収まりきらなくなったうんちは、ついには会陰を伝って女の子のワレメのほうにまで押しよせてくる。

「ひっ、ひぁぁっ、んぁっ、んぁぁ! おぉぉぉ! ごぼ……っ、ら、らめぇっ」

 ブボボボボボボボボ!!

 茶色い炸裂音を轟かせながら、ひなぎくはだらだらとヨダレを垂らし続ける。
 それは、うんちおもらしという痴態を晒しながらも、ひなぎくが快感を覚えているというなによりもの証だった。

「あひっ、ひっ、ひぃぃっ」

 ブリュリュリュリュ!
  ブポッ! ブニュルニュルニュル!

 チリリッ!

 股間から生み出される微弱電流に、ひなぎくは更に肛門を緩ませてしまう。
 下痢によってクリトリスが蹂躙され、包皮が剥けてしまっているのだ。
 こうなると、もはやひなぎくにはどうすることもできなかった。

「あっ! ああぁ……っっ! ぇあああっ」

 ブボボッ!

 スカートに包まれたお尻から、茶色い炸裂音が鳴り響く。
 排泄欲を満たして快楽を覚え、更にはクリトリスを勃起させて。
 それはまさに垂れ流しだった。

「んおっ、おおおぉ! ふっ、ふぅぅ!」

 ヨダレに塗れた舌が突き出される。
 突き出された舌が、クィッと硬直する。
 直後、

 ぶぼっ、ぶぼっ、ぶぼぼぼ!
 がくっ、がくっ、がくんっ!

 腰を痙攣させながら、そのたびに軟便を噴射する。
 ひなぎくは、失便しながら絶頂してしまったのだ。

「うっ、あっ、あああん!」

 じゅももっ!
  じゅももももももも!

 達してしまった女性器というものは、あまりにも無防備だ。
 そのうちに秘めた尿意さえも我慢できないほどに。
 うんちに満たされたショーツの中が、ジンワリと生温かくなる。

「あっ、だ、めぇ……っ」

 しゅいいいいいいいい……。

 うんちにクリトリスを蹂躙され緩んだ股間が、勝手におしっこを漏らしてしまう。
 うんちによって濾過されたおしっこは、茶色く穢れていた。
 白いタイツが、茶色く染め上げられていく。

「あっ! あっ! あっ!」

 ブリュリュリュリュ!
  ビチ、ビチビチ、ビチチ!
 しゅわわわわわわわわわ~~。

 座ることさえもできず、ひなぎくはうんちやおしっこを垂れ流してしまう。
 足元におしっこの水たまりができあがり、悪臭が湯気となって立ち昇る。

「うっ、ううう!」

 ブリッ! ブリリ!
  ブボボッ! ブポッッ!

 空砲が混じった軟便を噴き出し、ショーツが更に盛り上がっていった。
 やがて腸内の圧力が減り、やっとのことで大決壊は終わってくれる。
 だが、もうすべてが手遅れだ。

「うう、ぱんつ重たい……よぉ」

 タイツを穿いているから、うんちはミッチリとショーツの中に詰まっていた。
 白タイツの内股は、うんちが混じったおしっこによって茶色く穢されている。

「早く、帰らないと……」


ビターチョコレート3につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌「ビターチョコレート」に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになり、マニアックな小説を書き続けることができるようになります。

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レモネードオアシス 2024/04/03 08:55

ビターチョコレート1

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

水曜日がやってきました。
週の半ばです。
今週は5日に健康診断があるので節制したいところです。

さて、水曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
今日からビターチョコレートを更新していきたいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

ビターチョコレート

この小説を最初から読む!


♡1章目 穢される白タイツ

「……んっ、気持ちいい風……」

 頬を撫でていく、初夏の風に碧眼を細めたのは、ベンチに腰掛けて小説を読んでいる、一人の少女。

 名前を、
 如月ひなぎく、
 と言った。

 ふんわりとしたロングヘアはお尻を隠すほどに長い。
 明るい色をした髪の毛はところどころ跳ねているけど、それがだらしなく見えるのではなく、かえって愛嬌があるように見える。
 大きな碧眼は、ひなぎくのおっとりとした性格を体現しているかのように、かすかに眠たげにまなじりが下がっていた。

 ふっくらとした女性的な身体を包み込むのは、学校指定のセーラー服。
 だけど、その身体つきは同世代の女子と比べても豊満に制服を押し上げていた。
 ひなぎくは読みかけの小説に栞を挟むと、ベンチに置いているカバンに仕舞う。
 ときは初夏の放課後。
 場所は学校の中庭にあるベンチ。

「そろそろ帰らないと」

 ひなぎくはベンチから立ち上がると、大きなお尻を包み込んでいるスカートの裾を整える。
 おっぱいも大きく膨らんでいるけど、同じように膨らんだお尻はひなぎくの密かなコンプレックスだった。
 短くしている気はないけど、お尻が大きくてスカートが心なしか短く感じるし。

「お尻、スースーするの、あんまり好きじゃないんだけどな」

 ひなぎくは呟くと、学生カバンを持って歩きはじめる。
 そんなひなぎくの脚線美を包み込んでいるのは、薄手の白タイツ。
 ショーツが見えないように、そしてお腹を冷やさないために、ひなぎくは初夏になっても白タイツを穿いていた。

「あ……っ」

 数歩、歩き出して、ひなぎくはフラッと立ちくらみを覚えてしまう。
 ずっと読書して急に立ち上がったせいだ。

「さっきまでモンスターと戦ってたのになぁ……」

 小説の中でひなぎくは、ドラゴンを跨いで通るほどに強い女魔導師だった。
 だけど現実ではあまり運動が得意ではない、おっとりとした女の子だ。
 しかもお尻が大きくて鈍くさいときている。
 だから、なのかもしれない。
 ひなぎくが冒険もののファンタジー小説を好んで読むのは。

(早く帰って続き読みたいな。ああ、でもその前に宿題片付けないとな。今日中に読み切って……、もうすぐ新刊出るし)

 そんなことを考えながら、ひなぎくは放課後の校門を出る。
 ひなぎくの家は、学校から歩いて20分ほどの距離にある。
 いつも学校の中庭にあるベンチで本を読んで帰ることにしているから、他に下校している生徒は少なくて閑散としていた。
 ヒナギクは人混みがあまり好きではないから、あえて下校時間をずらすことにしているのだけど。

(今日は……国語と数学の宿題が出てたから……まずは国語からやって、それから数学……はぁ、数学、やだなぁ……)

 文学少女を自認しているひなぎくにとって国語の問題は容易いものだけど、複雑な公式を使った数学はなによりも苦手とするものの一つだった。
 数字を見ているだけで頭が痛くなってくるほどだ。

(はぁ……)

 憂鬱げなため息をつき、いつもの家路……閑静な住宅街を歩いていると。

 ぎゅるるっ。

 かすかに、しかし確かな呻き声を上げたのは、ひなぎくのお腹だった。
 可愛い制服に包まれているけど、このお腹にはひなぎくが抱えている『もやもや』がたくさん詰まっているのだ。
 最後にお通じがあったのは……。

「二週間前、だったっけなぁ……」

 ひなぎくは固く張ったお腹をさすりながら呟く。
 運動があまり好きではない……と、いうよりも嫌いなひなぎくは、極度の便秘持ちなのだ。
 そのくせお腹を冷やすとすぐに下痢をしてしまうから、白タイツを穿いている。
 それなのにお腹が蠢動を始めたということは――。

「う、うそ……、急にくるなんて……!」

 ぎゅるるっ、
 ぎゅるるるるる!

 まるで大腸を雑巾のように絞られているような痛み。
 ひなぎくの額に、冷や汗が滲み出る。
 ずっと抱えていた便秘のモヤモヤ感が出てくれるのは嬉しいけど、今は下校中だ。
 近くには公衆トイレさえもない。

「こ、こんなところで……ううっ」

 きゅるるっ!
  ごぽっ、ごぼぼ!

 校門を出て、すでに10分。ちょうど中間地点だ。
 学校に引き返すも、このまま家に帰るのも同じくらいの距離。
 しかも急にお腹が痛くなってきたから、歩くスピードも遅くなっている。
 ちょうど見える範囲には人がいないことが、不幸中の幸いだったが……。

「あっ、あああ!」

 ぷすっ、ぷすす……。

 肛門が拡張され『なにか』が出ていく感触。
 ひなぎくは歩みを止めて、反射的に背筋をピーンと伸ばしてしまう。
 そうでもしてお尻を閉じていないと、腸内のモノが溢れ出してきそうだった。
 ただでさえ、ぷりっとして脂の乗った、大きなお尻の括約筋は弱い。
 その狭間から、

 メリ、メリメリ。

 固く、太いものが1ミリずつ押し出されている感覚。
 間違いない。
 2週間ものあいだ眠っていた腸が目覚めたのだ。

「ううっ、だ、だめぇ……っ」

 メキ、メキリ、メキメキ……。

 女の子のうんちは、太く、固い。
 それは便秘のカチカチうんちに何回も肛門を開発されているからだ。
 どんなにお尻に力を入れても、女の子の柔らかいお尻ではカチカチに固まったうんちを堰き止めることはできない。

「あっ、あっ、ううう!」

 メリメリメリ……、
 プスッ、ぷすす……っ。

 そしてついに。
 カチカチうんちの先っちょが、ショーツにあたる感覚。
 それでうんちが止まってくれるはずもなく、ひなぎくのヒップラインを包み込んでいるショーツは、白タイツ諸共モリモリと盛り上がっていった。

「か、固いのが……! お、おしり、開かないで……っ、い、痛い、よぉ……っ」

 カチカチの極太うんちに直腸を貫かれ、お尻を引き裂かれるような痛みに襲われる。
 だけど、本当の悲劇はここからだ。


ビターチョコレート2

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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レモネードオアシス 2024/03/25 14:07

おもらし日記29【最終回】

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

月曜日が始まりました。
この週末は体調が悪すぎたのでずっと寝込んでいました。
季節の変わり目です。皆様も体調にはお気をつけください。

さて、今日は月曜日ということで同人誌の既刊を更新したいと思います。
今回の更新で「おもらし日記」は終わりになります。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました!


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!



💧エピローグ もこもこの紙おむつ


 初めておむつ登校をした日から、美雪は毎日紙おむつを穿いて登校するようになっていた。

(あっ、出てきちゃいそう……)

 美雪がふと足を止めたのは、朝の通学路でのこと。
 朝一番のおしっこをしてこなかったから、膀胱にはおしっこがたくさん溜まっているのだった。

 しゅわわわわわわわわわ……。

 赤信号で足を止めたとき、美雪はなんの躊躇いもなく尿意を放っていた。
 おむつの裏側が生温かくなって、もこもこと紙おむつが膨らんでいって……、

「はぁ……」

 しゅいいいいいいいいいいい……。
 しょおおおおおおおおぉぉぉぉぉ……。

 美雪は、頬を赤く染めて吐息を漏らす。
 青信号になって美雪が歩き出すころには、おしっこを受け止めた紙おむつはずっしりと重たくなっていた。

(午前中は、大丈夫、かな……)

 カバンのなかには新しい替えのおむつを持ってきている。
 だから、おしっこの心配をする必要は、もう無い。

 ヌルリ……、

 紙おむつのなかが、熱く蒸れ、おまたがヌルリとした体液に塗れている。
 人知れず失禁した美雪は、尿意を放った背徳感と優越感に、秘筋を熱く濡らすようになっていた。
 それでも紙おむつは、美雪の秘密を優しく包み込んでくれている。

「今日もがんばっていこうっ」

 思春期の女の子の下着はおしっこくさい。
 何回も下着を失敗で汚しながらも、スカートのなかで少しずつ成長していく。
 それは人知れず、少しずつ――。


おしまい!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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レモネードオアシス 2024/03/22 13:31

おもらし日記28

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

今週も金曜日。
なんとか1週間を乗り切ることができました。

今週は花粉症+砂塵でかなりツラいことになっていました。
千葉に強風が吹くとピーナッツ畑から砂塵が舞い、その砂塵を「やちぼこり」といいます。
この名称はピーナッツの名産地である八街(やちまた)から、そう呼ばれるようになったらしいです。
衛星写真でも見えるくらい凄いらしいんですよね。やちぼこり。

さて、今日は金曜日ということで同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。


目次

おもらし日記

この小説を最初から読む!


「ぁっぁっぁっぁっぁっ」

 しゅわわわわわわわわわわわ……。

 紙おむつのなかから、恥ずかしい水音が振動となって伝わってくる。
 それでもおまたから溢れ出してきた奔流を止めることは、できなかった。

「あっ、あっ、あっ」

 キュンッ! キュンッ!
 しゅわわわわわわわわわわ……。

 生温かくなる股間に、おまたが勝手に痙攣する。
 それでもおしっこは止まることはなく、むしろ勢いを強めていった。

(ううっ、おむつ……もこもこ膨らんできてる、よぉぉ……っ)

 しゅいいいいいいいいい……。
 もこ、もこもこっ。

 おしっこを吸収していく紙おむつは、まるで入道雲のようにもこもこと膨らんでいく。
 おまたにあたっている部分も、お尻を包み込んでくれている部分も、温かくもこもこと膨らんできている。

(おむつ……あったかいの……)

 しょわわわわわわわわわわ……。
 もこもこもこ……もこっ。

 美雪のコンプレックスである、おしっこをするときに奏でられる恥ずかしい水音も、紙おむつが包み隠してくれている。
 そればかりか、おしっこの一滴すらも逃さずに包み込んでくれていた。

(そっか……。おむつを穿いてるから、ここはトイレと変わりないんだ……。おしっこをしても、いい場所なんだ……)

 しゅいいいいいいいいいい……。
 しゅわわわわわわわわわわわ……。

 尿道が完全に弛緩すると、生温かな奔流がおむつに弾けていく。
 こんなにたくさんおしっこをしても大丈夫なのだろうか?
 一抹の不安を覚えるも、そんな心配は杞憂だといわんばかりに紙おむつはしっかりとおしっこを受け止めてくれる。

(あああ……! しちゃってる……! わたしっ、教室でおしっこしちゃってるよ……! 授業中なのにっ)

 しょおおおおおおおおぉぉぉぉ……。
 しょわわわわわわわわわ……。

 スカートのなかでもこもこと膨らんでいく紙おむつ。
 お尻のほうまで生温かくなって、もう止めることはできなくなっている。

(お尻のほうも……おむつ、もこもこになって……パンパンになってるよぉ……っ)

 しょおおおおおおおぉぉ……。
 ぷるるっ!
 プッシュウウ……!

 美雪は小さな身体を大きく震わせると、最後の一飛沫をおむつへと噴き出す。
 それは美雪がすべてのおしっこをすべて出したなによりもの合図だった。

「ふぁぁぁ……」

 美雪は、陶然と頬を弛緩させて、黒板を見つめている振りをしている。
 国語の先生が文法について説明してるけど、美雪の耳にはなにも入ってきてはいなかった。
 ただ、温かくなった紙おむつに思考を溶かされている。

(しちゃった……。全部、おしっこ、しちゃったよぉ……。お、おむつ、大丈夫……?)

 椅子に座り直して、おむつの具合を確かめてみる。

 ぐじゅり……。

 おしっこを吸収した紙おむつはブヨブヨになっていたけど、それでもすべてのおしっこを吸収してくれたみたいだった。
 おむつの内側は蒸れてはいるけど、サラッとしていた。

(凄い……。おむつ、全部受け止めてくれたんだ……)

 スカートが濡れている……と、いうことはないみたいだ。
 もちろん床におしっこの水たまりが広がっているということもない。

(スッキリ……全部出しちゃった……はふぅ……)

 周りではクラスメートたちが必死になって板書を取っている。
 そんななかでスッキリしてしまうだなんて。
 こみ上げてきたのは、ちょっとした罪悪感と、優越感。
 そして安心感だった。

(もう、おしっこの心配しなくてもいいんだ)

 美雪は小さな、熱い吐息を漏らすと、何事もなかったかのようにノートを取り始める。
 おしっこを漏らしたおまたは、早くも熱い蜜に濡れていた。

        ☆

「うわわっ、もうおむつ、パンパンに膨らんでる」

 美雪が我が目を疑ってしまったのは、休み時間になって女子トイレの個室に駆け込んだときのことだった。
 スカートを捲り上げてみると、薄型ショーツタイプの紙おむつは、おしっこを吸収してパンパンに膨らんでいたのだ。
 白かった生地は、外側まで鮮やかなレモン色に染め上げられていた。

「換えの紙おむつ、持ってきてるから交換しておかないと、ね」

 ぺりぺりと、パンパンに膨らんだショーツタイプの紙おむつの両サイドを破っていき、おむつを降ろしていくと――、

 もわわ……っ。

 おむつのなかで濃縮されていたアンモニア臭が、湯気となって立ち昇ってくる。
 もう紙おむつの内側は、お尻のほうまでレモン色に染まっていた。
 それは美雪が授業中の教室で、椅子に座ったままでおしっこをしたという恥ずかしい証拠でもある。

「うう……。おしっこの湯気……目に、染みるよ……」

 自らの尿臭で涙目になりながらも、使用済みのおむつをくるくると丸めていき、テープで留める。
 ロールキャベツのように丸めた紙おむつは、おしっこでずっしりと重たくなっていた。

「ゴミ箱の中に捨てておこう……」

 女子トイレの個室の隅っこにあるサニタリーボックスのなかに紙おむつを捨てておくことにする。

(おまた、拭き拭きして……新しいおむつに穿き替えてっと)

 ぬっちょおぉぉ……。

 ふっくらとした赤ちゃんみたいなクレヴァスを拭うと、トイレットペーパーにまとわりついてくるのは、少女特有の穢れ。
 栗きんとんの残りかすのような、カスタードクリームのような、ネットリとしたものがこびり付いていた。

(お汁、やっぱり止まらなくなってる……)

 授業中におしっこをしたときに、無意識のうちに興奮していたらしい。
 クレヴァスを拭っていくと、ねっとりとした体液もまとわりついてきている。
 鼻を近づけてみると、ツーンとしたチーズのようなすっぱい香りがした。
 もしも今日、ショーツを穿いてきていたら――きっと、軽失禁と愛液で大変なことになっていたに違いなかった。

(新しいおむつ穿けば大丈夫だもん)

 カサカサと、紙おむつの音が鳴らないように、ゆっくりとおむつを穿いていく。
 新しい紙おむつは、まだ羽のように軽くて、ふわふわとして、お尻を優しく包み込んでくれる。

(これでよしっ)

 ――もう、おしっこやお汁の心配をしなくてもいい。
 おしっこがしたくなっても、おまたがムラムラしてきても、おむつがすべて受け止めてくれる。
 たったそれだけのことだけど、思春期の少女にとってはこれほど安心できることもない。

(おむつ、スカートからはみ出してない、よね)

 スカートの裾を正して、ぽんぽん、お尻を軽くはたいて感触を確かめてみる。
 うん、大丈夫そうだ。

「あはっ」

 女子トイレの個室から出たとき、美雪はごく自然に笑みをこぼしていた。
 美雪は軽やかにスカートを一度だけ回すと、トイレをあとにするのだった。

 もう、なにも心配する必要はない。
 そんな美雪の秘部は、早くも熱く濡れようとしていた――。


おもらし日記29につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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